
6月23日(土)、心斎橋キャンパスでは外部模試を開催しました。 休日の雨の中、通学コース「特進専攻」の1~3年生が登校し、受験本番さながらの緊張感漂う環境で今現在の実力の腕試しに挑みました。
「特進専攻」では、大学受験を目指す生徒のために、担任の教員が進路指導をしたり、カリキュラムの作成を行っています。
模試の受験希望者が集まった冒頭の写真、普段のキャンパスとは違った張りつめた雰囲気を感じてもらえたでしょうか。
疲れた表情も見受けられましたが、1日中問題を解き続け、一生懸命取り組んでいる生徒たちの真剣な姿がとても印象的でした。

試験が終わった後、教職員から生徒たちにこんな話がありました。
「模擬試験の点数結果だけに一喜一憂しないこと。」
「志望校に合格することが目的で、模試はそのための手段のひとつである。」
模試を受験する上で1番大切なことは、結果から自分の課題を見つけ出し、今後の学習計画を立てて改善改良することです。
わかりやすく「人間の健康」に例えて話をすると、「健康診断」が模試にあたります。
健康診断でいい結果(数値)を出すことが目的ではなく、健康に過ごす、病気の早期発見や長生きすることが目的で、健康診断はそのための手段です。
健康診断の結果のおかげで、自分にとって正しい生活習慣や、正しい薬を処方できるのと同じなのです。
模試を嫌がる気持ちは分からなくないですが、日々正しい学習を継続するためにも、模試をマイルストーン(目標へ向かうひとつの通過点)として受け続けることが大切です。

話を聞いた後は、各自自己採点をしていきました。
結果を踏まえて、明日からの学習計画を見直して勉強に取り組んでくれることを期待しています。
今回わかった自分の強みはさらに伸ばし、見つかった弱点については一緒に克服していきましょう。
