
8月27日(月)から8月31日(金)までの5日間、4泊5日の日程で高野山真言宗 総本山金剛峯寺内に宿泊し、宿坊のお手伝いをしながら修行を体験する「高野山宿坊体験」を実施しました。
宿坊とは……寺院などで僧侶や参拝者のために作られた宿泊施設のこと。
今回のプログラムには9名の生徒が参加し、1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地にある日本仏教の聖地で、他者との関係を見つめ直し、自己にも向き合うという体験をして来ました。
生徒たちの5日間の活動をお伝えします。

【1日目】
お寺での開校式からスタートしました。
お世話になるお寺の住職からお話をいただき、5日間の活動へ気持ちを高めていきました。


【2日目】
2日目の朝は、下座行(げざぎょう)からスタートです。下座行とは、自らを磨くための修行のひとつで、掃除や配膳などのことを指します。今回は、「掃除」を体験させていただきました。


お世話になっているお寺の掃除と、普段一般のお客様は入れない准胝堂(じゅんていどう)を、隅々まで掃除します。
汚れと一緒に雑念を払いながら、手が真っ黒になるまで熱心に下座行に取り組むことができました。
また、金堂や根本大塔など諸堂が建並ぶ壇上伽藍(だんじょうがらん)では、観光案内のボランティアにも参加し、訪れた観光客の方に高野山の名所を案内しました。
海外からお越しの方もいらっしゃいましたが、しっかりと英語で案内体験。英会話学習を生かし、積極的に会話をすることができました。