
今回はN高通学コースで取り組んでいる「グループ面談」についてご紹介します。
通学コースでは、自分の意見を論理的に説明する力や、他者の意見に耳を傾ける力を身につけるため、グループ面談というワークを実施しています。
ある議題について生徒が賛成派と反対派にわかれ、自分の考えを述べ合うというワークです。
話し合いがスムーズに進行するように、TA(ティーチング・アシスタント)はファシリテーター(議事の進行役)を務めます。

例えば、過去のグループ面談では、「成人年齢引き下げに賛成か反対か」という議題がありました。
この議題に対し、生徒からは、
「18歳はもう十分大人だし、責任も取れる歳だから賛成」
「高校を卒業してすぐ成人になるのは早い気がするから反対」
など、さまざまな視点からの意見が述べられ、活発な議論となりました。
その他にも、「死刑制度存続」や「LINEの既読機能」についてなど、身近な日常生活のことや、日本が抱える社会問題まで、扱う議題は多種多様です。
生徒たちにとっては世間で話題となっているニュースを知り、深く振り下げていくことができる貴重な機会にもなっています。
白熱した議題の回には、グループ面談が終わった後の時間にも、生徒同士で意見を交わしている場面をよくみかけます。
・自分の意見をはっきりと、論理的に主張する力
・自分とは異なる意見に耳を傾ける力
グループ面談を通して、これらの力を身につけて欲しいと思います。