
10月15日(月)から18日(木)までの4日間、N高通学コースの生徒(希望者)を対象に沖縄研修旅行が実施されました。
※このブログは、名古屋キャンパスの1年生、城所李衣さんに書いていただきました。
【1日目】
数日の間で一気に冬の気温になった10月15日。
この日、私たちは研修旅行で沖縄へ飛び立つため、朝の空港を訪れました。
全キャンパス合同のため、初対面の生徒がほとんど。新しい仲間たちとの出会いに、期待が膨らみます。
出発の日の朝の沖縄の天気予報はなんと大雨……。私たちが沖縄に滞在する期間はすべてにもれなく雨マークがついてしまっていました。
飛行機の離陸時も「雲が多いため機体が大きく揺れる可能性があります」とアナウンスが流れてきました。予定していた多くの計画がなくなってしまうのではないかと、沖縄に着くまではみんな不安な気持ちでした。
しかし、着陸時に窓から見えたのは青い空。
Slack(N高で用いられているコミュニケーションツール)にはN高の教職員の方から「早朝は大雨だったけれど、やんできた!」というメッセージも。
私たち名古屋キャンパス生は、他のキャンパスの生徒よりも一足先に沖縄へ到着し、国際通り散策をしましたが、雨に降られることはありませんでした。

【2日目】
心配していた天気も回復し、青空が広がった2日目。
前日の大雨により、この日に予定していた芋掘り体験はなくなってしまいましたが、とても良い天気の中、N高等学校 沖縄伊計本校を訪れました。

伊計本校では、直接会うのは初めてだった奥平校長のお話を聞いたあと、ミニゲームで他キャンパス生と交流しました。
顔も名前もわからない初めて出会うN高の仲間たちとの出会い。ゲームを通じていろいろな生徒と会話をしていきました。
これをきっかけに他キャンパス生との距離が一気に縮まり、その後の活動でも同じキャンパス生だけで固まることも少なくなり、他キャンパス生との会話も増えたことで、より楽しい沖縄研修旅行にすることができたと思います。
ミニゲームで交流を深めたあとは、伊計本校で昼食と着替えを済ませ、お待ちかねのビーチへ!
天候の影響で出発前から心配されていた海でのアクティビティでしたが、天気が良かったおかげで、水温も冷たすぎず、気持ちの良い海水浴を楽しむことができました。
海での活動の中で、一番印象に残っているのはガラスボートです。
ガラスボートとは、床の一部がガラスでできた箱型の船のこと。陸から少し離れた場所まで行き、沖縄の海を泳ぐ魚たちを真上から観察することのできるボートです。
濡れる心配もないことから、海に入らない生徒や、カメラを持った生徒も乗船し、のんびりと会話をしながら船から見える景色や、すぐ下を泳ぐ魚を楽しみました。船にはエンジンがついており、ほどよく風を感じられる点もよかったです。

【3日目】
この日、私たちは朝食をとるとすぐにバスに乗り、美ら海水族館へ向かいました。
美ら海水族館は、今回の研修旅行で最も観光客が多かった場所です。平日にも関わらず場所によっては身動きをとるのも困難なほど、大勢の人で溢れかえっていました。
美ら海水族館といえば、ギネスブックにも載った「黒潮の海」という巨大水槽。
容量7,500㎥(幅35m・奥行き27m・深さ10m)の巨大水槽の中には二匹のジンベエザメのほか、人の頭を包み込めそうな大きさのナンヨウマンタや、群れになって動く小さめの魚まで多種多様な海の生き物がおり、まるで海の断面図を見ているようでとても楽しめました。

美ら海水族館を観賞したあとは、お土産屋さんへ。
沖縄を体感できるというお土産施設「御菓子御殿」で沖縄土産を購入し、ホテルへと戻りました。
【4日目】
3泊4日の沖縄研修旅行もいよいよ最終日。
私たち名古屋キャンパス生は、ホテルをチェックアウトし、空港へと向かいます。この日に国際通りを散策する他のキャンパス生とはここでお別れです。この4日間で仲良くなった新しい仲間たちとの別れを惜しみ、私たちはそれぞれ帰路につきました。
今回の研修旅行で私は、名前だけ聞いたことのある仲間や、ネット上でやりとりしたことがある仲間と初めて会ってコミュニケーションをとりました。研修旅行から帰ってきた今は、研修旅行中に“立ち話”がきっかけでできた、新しいグループに参加しています。
そして今後は、このグループの中でもお互いに切磋琢磨し、成長していきたいと思います。