
11月22日のスペシャルNでは、堀江貴文さんによる特別授業『「想定外」のプレゼンテーション』が行われました。
今回は、2週間前に開催されたスペシャルN『目指せ、プレゼンの達人!』を踏まえた上で生徒たちが次のステップに進むための、より実践的な授業です。
生徒たちは実際に堀江さんの前でプレゼンに挑戦します。
プレゼンを行うのは、代々木キャンパスから7グループ、心斎橋キャンパスから3グループの計10グループ。
発表するグループは「新しい〇〇」または「新しい本の売り方」でテーマを設定。
テーマに基づいてそれぞれのグループで考えたアイデアを3分間でプレゼンし、各プレゼンに対して堀江さんから直接フィードバックをいただくという形で進められました。
11月8日に開催されたスペシャルNでの事前学習を踏まえ、わかりやすいスライドの作成や伝わりやすいプレゼンの練習を繰り返してきた生徒たち。発表の直前まで細部にわたって修正を重ね、本番に臨みました。
ビジネスの最前線で活躍されている堀江さんの前でプレゼンを実践できるというまたとない貴重な機会。
果たして、”堀江さんの心に響くプレゼン”は出来たのでしょうか…。

来賓の方も多くいらっしゃり、いつも以上に緊張感がある中で授業が始まりした。
これまでの練習の成果を発揮するべく自信をもって堂々とプレゼンをしていく生徒たち。
「3分」という限られた時間の中で自分たちのアイデアを一生懸命伝えた生徒たちに対して、堀江さんも忌憚のないフィードバックをしていきます。
「話している内容がスライドに書かれていると退屈してしまう」
「内容は立派でなくても、プレゼンのやり方次第で立派に見せることができる」
多くのグループが、「スライドに書かれていることをそのまま話してしまっている」という点で指摘や助言をいただきました。
「聞き手を飽きさせない工夫」や「限られた時間内で効率的に伝える工夫」など、実践的なアドバイスに生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

フィードバックはプレゼンの技術面のみならずプレゼンの内容にも及び、
書籍に関する市場分析を行ったグループには…
「本屋が減っている原因は違うので、本質的な理由を理解してもっと突き詰めよう」
新しいサービスを提案したグループには…
「類似サービスなどをもっと調べて、説得力のある情報や具体的なアクションプランまで考えよう」
など、新しいビジネスを考える上で現実的に必要なことも教えていただきました。
それぞれのグループのプレゼンに対して、技術的なアドバイスだけではなく独自のアイデアや実現の可能性など、巧みな話術で自分の考えを的確に伝える堀江さん。
生徒たちもその姿を見て、「話す姿勢」だけではなく「聞く姿勢」の大切さも学んだのではないでしょうか。

さらに、新しいお祭りやイベントなど、オリジナリティに富んだグループのプレゼンに対しては、
「N高の沖縄本校でやればいいのではないか」
「ホリエモン万博に出てみないか」
などイベント内容に適した具体的な提案も頂くことができました。
堀江さんからの「一緒にやらないか」というお話に、思わず驚きの声が上がる会場。
時折飛び出す堀江さんの積極的な提案に生徒たちも驚きと喜びの表情を見せていました。

「期待以上だった」
すべてのプレゼンを聞いた堀江さんが、生徒たちに向けて最後におっしゃった一言です。
特に良かったグループは、社会人のプレゼンコンテストでも戦えるレベルとの評価もいただきました。
堀江さんが退出された後は、プレゼンをした生徒たちと聞き手の生徒たちが一体となって話し合い、感想を共有しました。
プレゼンを振り返り、全10グループが感想や反省、今後の目標などを発表することで、今回の特別授業で学んだこと感じたことを再確認することが出来たのではないでしょうか。
生徒たちからは「もっと堀江さんに質問する時間が欲しかった」という声が多くあがり、まだまだ学びたい、成長したいという積極的な姿勢が見られました。
「プレゼンをして満足しても意味がないので、実現までつなげよう」
堀江さんからのメッセージを胸に刻み、考えたアイデアを今回のプレゼンだけで終わらせず、それぞれのやり方でブラッシュアップして是非形にしてほしいと思います。