【初級クラス受講者】
初級クラスを受講している2名の生徒の様子をのぞいてみました。
受講のはじめの頃の講義では、「ピンイン」という中国語の発音表記や「声調」と呼ばれる四種類のイントネーションに慣れるため、専門講師の方に丁寧に指導してもらう姿が。
日本語とは違う発音の仕方に苦戦しながらも、他の生徒たちと発音を確認したり、講師作成の資料を参考にしたりして、着実に習得していました。

最近では、簡単な日常会話の学習に励んでいます。
11月には中国語検定準4級受験と中国語スピーチコンテストにチャレンジする予定で、ステップアップを目指しています。

現在受講している生徒に話を聞くと、
「英単語は頭に入ってきにくいけれど、中国語は漢字がある安心感からか、すっと頭に入ってきます。
中国語を学習し始めてから、より中国語の存在に目が行くようになりました。
読み方など、身近にある中国語に気づけるのは楽しいですね。
中国語話者は多いのに、受講している人が少ないから、貴重な存在のようで嬉しいです」
とのこと。
休み時間には中国語に関する他愛のない話をする光景も見られました。


【上級クラス受講者の様子】
上級クラスは、中国語検定3級取得者や、日常的に中国語を使用してきた方など、基礎ができている人向けになっています。
学習内容は設けられたテーマへの自分自身の考えを中国語でまとめ、授業時に伝え合うという、より実践的なものに。環境問題から漫画についての話まで、テーマは多岐にわたるため、専門用語を知る良い機会となっています。

以前ピンインや声調の学習段階で苦戦しているという生徒に向けて、「私はピンインの勉強をしたくて、中国語を学習しているわけではありません。ドラマや音楽などを聞いて、中国語そのものに慣れることが大事。実をいうと、ピンインは今でも苦手です（笑）」とアドバイスをくれた上級クラスの生徒。もともと中国のドラマを見ることが好きで、中学生の頃から中国語に触れていたそうです。
好きこそものの上手なれとは言いますが、まさにそれを体現している一人ですね。
また、上級クラスで中国語学習に励んでいるのは、進路や職業選択の幅を広げられる一つのスキルにしたいから、と将来を見据えて学習している生徒もいます。


以上が現場からのレポートになります。一人ひとりの受講生が自分のレベルや目的に合わせて楽しみながら学んでいることがわかりました。

新しい言語にチャレンジするなら、N/S高の中国語のカリキュラムはおすすめです。
中国語を話す人は世界中にいるので、会話や交流の幅が広がりますよ！
日本とは違う文化に触れながら、同じN/S高生と切磋琢磨できる機会に、ぜひ飛び込んでみませんか？