修正した例と見比べると、どこをどんなふうに直せばいいのかが具体的にイメージしやすいですね。イラストを送ってくれた参加者からは、絵を描くにあたって以下のような悩んでいるポイントも共有してもらいました。
・顔が斜めを向いているので難しかった。
・かわいい顔を描くコツが知りたい。
・どうやって影を入れればいいかわからない。
・特に髪の毛の影入れはかなり迷ってしまいます。
 
今回の体験授業は1時間30分と限られた時間だったため、これらの悩みポイントをもとに、大きく下記3点に内容をしぼってイラストの描き方を紹介しました。
1.お顔・骨格
2.彩色・影入れ
3背景描画
 
イラストの添削だけでなく、濵田先生に作成していただいた資料も併せて使いながら、絵を描くうえでの基礎的な知識の部分もお伝えしました。参加者の中には自分で絵を描いている方も多く、とてもわかりやすく勉強になったとのことでした。

そして最終的にできあがったこのブログのトップ画像です！
今回参加された皆さんからは「色塗りが本当に参考になりました」「デジタルが描きたくなりました」「すごく楽しくてバナナでした！」（このコメントの意味は授業を実際に見ていた人にしかわからないですね！笑）
 など、多くの感想をいただきました。
 
最後に……今回の体験授業ではサプライズプレゼントとして、濵田先生に描きおろしイラストを作成していただきました！
 
こちらの作品では、N/S高生の可能性そのものを表現されたとのこと。例えば、メインとなる真ん中の女の子の影となる部分には生徒の可能性のかけらを連想させるもの（ペンタブレット、石膏像、鉱石、宝石、試験管など）が置かれていたり、手前から奥に向かって季節が移り変わっていたり（桜→鯉のぼり→入道雲）と、いろいろなところにこだわりがあります。ぜひすみずみまで見て、たくさんの発見をしてくださいね！