N高等学校・S高等学校ネットの高校ブログ

一覧へ戻る

通学コース

【広島】メタバース空間を個性豊かなアートで盛り上げる「横川まちの芸術祭」

【広島】メタバース空間を個性豊かなアートで盛り上げる「横川まちの芸術祭」


※このブログは、広島キャンパス1年生、堤彩七さんに書いてもらいました。

広島キャンパスでは、通学コースで1日の最後に来る授業・プログラミングの時間に「横川まちの芸術祭」というイベントに展示する作品を制作しました。

横川まちの芸術祭は歴史とアートのまちづくりをすすめる広島市内の横川地区で、芸術をもっと身近に感じてもらえるよう企画された地域密着型のアートイベントです。
私たち広島キャンパス生の作品は、横川駅周辺を再現したメタバース空間にある展示ブースに置かれました。

期限は約3週間後ということでギリギリに完成させる生徒も多かったです。
作品の条件は横川商店街の公式マスコットキャラクター「トマトン」、横川のシンボル「かよこバス」のどちらかを用いることです。
生徒それぞれがパソコンやタブレットなど、自分の得意なツールを使いました。


私が日頃から使っているiPadのsketchbookというアプリで描いたのは、かよこバスに乗るトマトンのイラストです。
トマトンはその名のとおりトマトをモチーフにしたキャラクターなのですが、最初の真っ赤な丸から影をつけるとただのトマトなのに、目や口をつけたら一気にキャラクターのトマトンになって面白かったです。
かよこバスは1905年に誕生した日本で初めての国産乗合バスです。大正ロマンを思わせるレトロでオシャレなバスですが、当時の白黒写真だけでは形状が分かりづらく、私は何度もメタバース空間のかよこバスを見てシルエットを確認しました。(実物は横川駅で展示されているようです。)

こうして出来上がった私の作品がこちらです。


初めて厚塗りと呼ばれる描き方にチャレンジしたので苦戦しました。
使っているアプリに関する情報が少なく、厚塗りに適したペンを探すのに苦労しました。私がたどり着いたやり方は、色を鉛筆ペンで置いてぼかしペンを使ってぼかしていくやり方です。
「できた!」と思ったらバスにトマトンだけのパッとしないイラストになったので、背景の夕焼けにカラスを、バスの車内にカラスの卵と巣を置いて、飛び立つカラスに感動しているトマトンという構図になりました。右側が寂しかったので、小学2年生の時に育てたミニトマトをプランター付きで描き足しました。
豪華な印象になって良かったです。


広島で育った私は昔から馴染みのある町で毎年楽しそうなイベントが多く開催されている横川の芸術祭に参加ができてとても嬉しかったです。

実際にメタバース空間に展示された様子は、以下の写真の通りです。


特に、トマトンの持つ長い手足は人によって表現の仕方が違い、作品ごとに個性溢れる仕上がりになりました。

今回のイベントの参加で初めてIllustratorやPhotoshop(※)で本格的な作品を作った生徒も多いです。
私の隣に座っていた生徒も初めてのIllustratorに苦戦していました。それでも近くにいた得意な生徒が協力して教えてくれたことで、無事完成させることができました。
ほかにも、キャンパス内には何回も同じことを聞いても嫌がらずに教えてくれる人や、隣でパソコンを開いて操作を見せてくれる人がいて、学年を超えて話す姿が印象的でした。
※ N/S高の生徒は「Adobe Creative Cloud」を無料で利用できます。

また、Slack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)に途中経過をあげるといつもトマトのスタンプや可愛いなど感想のスタンプがついたり、「頑張れ」と声をかけてもらったり、みんなからの反応が制作をする上での励みになって、完成できたと思います。


自分の得意なツールで、音楽や3Dモデルなどの好きなジャンルを自由に制作できる普段のプログラミングの時間も楽しいですが、一つのテーマに沿ってイラストを作るのも新たなチャレンジや可能性の開拓ができて、「たまにはこんな時間もいいな」と思いました。

一覧へ戻る

その他の記事

【平塚】通学がもっと楽しくなる!おすすめスポットをみんなでシェア

通学コース

【平塚】通学がもっと楽しくなる!おすすめスポットをみんなでシェア

【静岡】お世話になった先輩へ。思いやりの循環をありがとう

通学コース

【静岡】お世話になった先輩へ。思いやりの循環をありがとう

【宇都宮】2023年度を最後まで楽しみきった!みんなで作る思い出の1日

通学コース

【宇都宮】2023年度を最後まで楽しみきった!みんなで作る思い出の1日

CONTACT

ネットの高校について
詳しくはこちら

入学相談

資料請求

説明•相談会