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台湾で半導体のリーディングカンパニー&研究大学を巡る!

台湾で半導体のリーディングカンパニー&研究大学を巡る!

2024年6月24日(月)から6月27日(木)にかけて、N高等学校・S高等学校主催の「台湾×半導体スタディツアー」を実施しました。

このツアーは、現在半導体の世界シェアNo.1の台湾を実際に訪れ、半導体製造の中核を担うTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.:台湾積体電路製造股份有限公司)や半導体研究を行っている大学を見学し、半導体や台湾の大学に関する見識を深めることが目的です。

N/S高の1〜3年生14名が全国から集まり、下記の行程で実施しました。

<訪問先施設>
銘傳大學、台積創新館(TSMC)、明新科技大學、元培醫事科技大學
<日程>
6月24日(月)羽田空港集合・出発〜台北松山空港到着、銘傳大學訪問
6月25日(火)台積創新館(TSMC)・明新科技大學訪問
6月26日(水)元培醫事科技大學訪問
6月27日(木)台北市内観光、台北松山空港出発~羽田空港到着・解散

ここから、ツアーの様子をレポートしていきます。


●Day1 羽田空港集合・出発〜台北松山空港到着、銘傳大學訪問
朝6:50、羽田空港に集合。
早朝集合ですが、参加者全員、時間通り元気に揃いました!ここから台湾の松山空港へ出発します。

飛行機が初めての生徒も、とても楽しそうに写真撮影。

わくわくしながら台湾に到着すると、この時期の台湾あるある、スコールに歓迎されました。

スコールの中、一件目の訪問先である銘傳大學に到着しました。
銘傳大學では、世界における半導体の現状と今後の発展について、半導体学部の教授より講義を受けました。
今回のツアーでは中国語が話せなくても学べるよう、全てのツアー内容に通訳の方がいるので安心です。

教授のかなり専門的なお話に生徒も真剣です。

個別に質問させていただく生徒も。


講義後に大学の皆さんと記念撮影。

半導体に関する講義から始まったスタディツアー、初日から充実の学びを得て終了です。
Day2からは、TSMCや各大学の施設を見学していきます。


●Day2 台積創新館(TSMC)、明新科技大學訪問
2日目はまず台積創新館(TSMC)へ向かいます。
ここでは、TSMC社の歴史や技術等をミュージアムとして見学できます。

体験型のVRコーナーや、最先端技術を用いた解説を体験できました。

昨日の講義を踏まえ、こちらでは体験を通して半導体やTSMCのことを学ぶことができ、より理解が深まりました。

次に、明新科技大學へ訪問します。


こちらの大学は台湾国内で初の半導体学部を設立した大学のため、過去に使用していた半導体製造技術から、現在の製造ラインの姿までを見学できました。


技術の進歩を目の前で見ることができて、生徒も感動の表情です。


●Day3 元培醫事科技大學訪問
3日目は元培醫事科技大學を訪問し、半導体以外の「台湾の大学で学べる分野」を見学しました。


レストラン管理学科の厨房や、医療技術学科、看護学科の演習室、バイオテクノロジー学科の研究室など、多くの施設を見学しました。


〜中国語で皆さんへのお礼にトライ!〜
今回のスタディツアーでは、見学以外にも多くの大学の方々とお話する機会がありました。
そんなお世話になった皆さんに、希望する生徒が中国語でのお礼に挑戦しました。

この日のために中国語で練習してきたお礼の言葉、緊張しながらのトライでしたが…、
皆さんとっても喜んでくださいました!
どなたも素敵な笑顔でお礼の品を受け取ってくださいました。
生徒みんなで頑張って練習した甲斐がありましたね。

●Day4 台北市内観光、台北松山空港出発~羽田空港到着・解散
4日目は最終日。
最後に台北市内の観光として、東門市場を散策しました。日本にはない、台湾独自の文化を肌で感じられる市場です。

新鮮な食材や珍しい商品を目にするだけでなく、美味しいグルメも楽しめました。


〜勉強の息抜きは、最高の台湾グルメ、そしてみんなでゲーム〜
そう、台湾は半導体だけではなく美味しい料理の数々も有名です。
こちらはDay3の夕飯。
小籠包に焼売など点心がずらり。

本場のお味の感想は…美味しい以外ないでしょう、このお顔。

ごはん以外にも楽しいことはあったようで、自由時間に何やら盛り上がっていると思ったら…みんなで楽しそうにトランプをしていました。
実は、参加した生徒はみんな初対面でしたが、最終日までにはみんな仲良しになっていました。

最後、羽田空港での解散ではみんな名残惜しくてなかなか解散できないほど。スタディツアーでは大学や施設での学びだけではなく、仲間と過ごす貴重な体験ができました。

最後に、参加した生徒たちの声を紹介します。

A.K さん
Slack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)でこのプログラムのお知らせをみた時、「やるしかない」と感じ応募させていただきました。
学園主催の海外渡航イベントは今回が初参加でしたが、全て余すことなく楽しめたと感じています。
特に同行したメンバーや現地の学園関係者とたくさんコミュニケーションが取れた部分が楽しさの多くの割合を占めています。
現地だからこそできる経験を得るために、質問や話しかけることを恐れずに行動できました。
大学や半導体の知識だけでなく自分から動き出すことの重要性を実感できた良い旅でした。
応募して本当に良かったです。

Y.K さん
明新科技大學で半導体関連の機械を初めてリアルで見ることができ、非常に面白かったです。
よくニュースで見るクリーンルームを見ることができたのも良かったです。
TSMCの博物館では、設計のみを行うことでテック企業(※1)のファブレス(※2)化が進んでいることや、ハードウェアの殆どに半導体が使われていることに感銘を受けました。
一方で、アリゾナ工場で発生しているアメリカと台湾の文化摩擦など、台湾の方は日本の高度経済成長期のような労使関係の課題を抱えている印象を受けました。
※1 テクノロジーを活用して商品やサービスを提供する企業のこと。
※2 工場を持たず製品の企画・開発・設計・販売に特化した企業やビジネスモデルのこと。

A.S さん
半導体の最先端の技術を学ぶことができたこと、何かに取り組むときの自分のマインドの改善点がわかったことが良かったです。

K.S さん
友達ができたこと、ルームメイトの子と一番仲良くなれてこのプログラムに参加したみんなが交流できたこと、最初は馴染めていなかった子も後から馴染めてみんなで夜ゲームなどをして楽しかったことなど、思い出がいっぱいです。
いろいろな大学を巡り、さまざまな学部を見ることができたのも良かったです!

いかがでしたか?
今回のスタディツアーの充実感や学びの幅広さが伝わったなら嬉しいです。
体験学習課では今後も国内外を問わずさまざまな企画を行い、生徒の体験学習をサポートしていきます!


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