突然ですが、7月7日と聞いて思い浮かぶものはなんでしょうか。
きっと「七夕」と答える方が多いと思います。
実はキャンパスの所在地である神奈川県平塚市は、延べ100万人以上が来場する七夕祭を毎年開催していることで有名です。
祭の時期は、平塚の駅や商店街が思い思いに装飾され、街中が豪華絢爛な雰囲気になります。
そこで、平塚キャンパスでも七夕イベントをして盛り上がろうと、職員・生徒一同張り切ってキャンパスで飾り付けを行いました！

放課後にみんなで短冊や飾り付け用の折り紙の準備に取りかかります。

まだあまり話したことのない生徒同士で作業し、交流するという共通目標のもと、折り紙制作がスタート。
苦戦しつつも助け合いの声かけが次第に生まれ、新たな人間関係が広がり、いつのまにかワイワイ楽しそうな雰囲気に。「街もキャンパスも七夕一色でお祭り気分！」と、生徒たちの気持ちが一つになっていきます。

定番の鶴や吹き流しを丁寧に作ったり、手先の器用さに自信がある生徒は星の飾りや網飾りなどにも挑戦したりしました。
「短冊や折り紙なんて、子どもっぽいな」とあまり乗り気でなさそうだった生徒も、いつの間にか熱中しています。
次第に飾りができていき、笹の葉が彩豊かになっていく頃には生徒たちもにこやかな表情で、「やっとできた！」「綺麗に作れた〜」など思い思いの感想を述べ合っていました。

そして、飾り付けの最中、思わず笑みがこぼれるような嬉しい場面がありました。
通学コースでは、週5日・週3日・週1日と登校日数が分かれています。
週3日コースの生徒は月・水・金が登校日となっており、週1日コースの生徒は木曜日が登校日です。

普段、両コースの生徒は登校日が交わることがありません。
しかし、なんとこの日は週3日コースの生徒が週1日コースの生徒に会いにきてくれて、放課後一緒に活動してくれたのです！
その日初めて会った生徒同士でお互いの時間割について話したり、ポケモンカードが共通の趣味という発見をしたりと、活発に交流していました。

イベントを通して、異なるコースの生徒ともリアルで交流を図ることができる、そんな通学コースの良さを再実感した日でもありました。

飾り付けが完了して数日後、たくさんの短冊や飾りがついた笹の葉スタンドの前で記念撮影。

この日は、短冊に書いた願いごとをみんなで発表しました。
「友だちがたくさんできますように」、「進路が決まりますように」、「朝起きたら枕元に大金がありますように」など、いろいろな願いごとがあり、どれも微笑ましく思います。
「願いごと」を紹介し合うことでその人の新たな一面が知れた良い機会になったのではないでしょうか。
この七夕イベントを通して、また一つ高校生活の良き思い出が増えてくれれば幸いです。

また、平塚キャンパスでは「選挙に関心を持ってほしい」という職員からの提案により、自販機総選挙やガーティックフォン（オンライン絵描き伝言ゲーム）など、他にもさまざまなイベントを催しています。

どのイベントも生徒が新たな交流を育めるよう企画しているものです。
新設のキャンパスだからこそ、新たな人間関係を大事にしつつ、平塚キャンパスという学びの場で共に成長しながら楽しい一年を過ごしていってほしいと願っています。