2023年12月から、心斎橋キャンパスと天王寺キャンパスで合同プロジェクトを進めています。
その名も「堺の端材で学びプロジェクト」。
端材とは、木や布などの材料から必要な部分を切り取った後の残りもので、企業がものづくりを行う過程でどうしても出てしまうものです。
通常は捨てられてしまうのですが、今回のプロジェクトはこの端材に注目し、捨てるのではなく有効活用することでビジネスの新しい可能性について学びます。
また、普段気づかない身の回りの製品から生まれている廃材に目を向けることで、視野を広げ発想力を養うことも目的としています。
最終目標は、なんと天王寺動物園でのイベント開催!
天王寺動物園は大阪市天王寺区にあり、日本で長い歴史を持つ動物園です。
大阪の中心地にありながら、多くの動物と自然に触れ合えるこの場所で、来場者がSDGs(※)について考えられるような企画を実施する予定です。
※ 国連が定めた、17のグローバル目標から成る2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」のこと。
知らない間に捨てられている資源のことや、有効活用の可能性について認識することは、まさにSDGs。
端材をきっかけに多くの人にSDGsのことを考えてほしいという想いから、このテーマに設定しました。
当日は展示とワークショップを行うため、それぞれのチームに分かれて準備を進めています。
このプロジェクトのために、ものづくりの街として有名な大阪府堺市をはじめとして、さまざまな企業から端材をいただきました。
その種類は、包丁の柄の部分、廃棄レザー、検品ではじかれた衣服など多岐にわたります。
生徒たちは届いた端材を「思っていたより小さい!」「こんなものも捨ててしまうんだ」と驚きと期待感の入り混じった様子で開封しながら、イベント内容のイメージを膨らませていました。
実際に端材を手にし、どのように活用し表現するか、早速生徒同士で熱く議論をしています。
展示を行うグループは、見た人が「もったいない!」と思ったり「資源の再利用の重要性」に気づいたりと、SDGsについて考えられる内容の作成に向けて、どんな展示物を作れるか話し合いながら、グループ内の役割分担を決めていきました。
ワークショップを行うグループは、SDGsを感じつつ誰もが簡単に楽しめるものをテーマとして取り組む予定です。
いずれも詳しい内容については当日のお楽しみ。
制作中のメンバーでパシャリ。
今回のプロジェクトは二つのキャンパスが合同で実施するということもあり、初めて会うメンバーとも協同して進めていく必要があります。
生徒たちはSlack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)でグループを作り、作業を分担。
対面での作業もオンラインでの進捗報告も、円滑に進める工夫をしながら順調に進めています。
自分がやりたいことやイメージしていることを、相手に対して適切に伝える力や、協力していく力も自然と身についており、これからの社会の中でも役立つ重要なスキルです。
まだまだ準備段階ですが、本番に向けて試行錯誤を繰り返して学びを深めていくことでしょう。
当日はきっと、最高の形で成果を披露してくれることと思います。
2月23日(金)に天王寺動物園にてワークショップ・展示ブースを設営していますので、ぜひ足をお運びいただき、生徒たちの姿をご覧ください!