
このブログは、北九州キャンパス1年生の緒方さん、水越さんに書いてもらいました。
北九州キャンパスは2022年4月に開校しました。
まだ1年も経っていませんが、キャンパスは活気に溢れ生徒たちは楽しく学んでいます。
毎日6限目にプログラミングの授業があり、「Adobe Creative Cloud」や3Dモデリング制作などさまざまなものづくりを行ってきました。(※1)
中でもAdobeCCを活用した動画編集技術や写真加工技術が人気で、たくさんの作品が生まれています。
※1「Adobe Creative Cloud」=「Adobe CC」はアドビ株式会社が提供する「Illustrator」(デザイン・レイアウトソフト)、「Photoshop」(デジタル画像編集ソフト)、「Premiere Pro」(動画編集ソフト)などのクリエイティブツールを全て使うことができるサブスクリプションライセンスです。N/S高生、N中等部は無料で利用できます。
通学コースでは3ヶ月に1度、これまでのプログラミング授業の時間に作った作品を発表する「ものづくりシェア」(通称、「ものシェア」)を行っています。今回は12月に実施したものづくりシェアの様子を紹介します。
当日は、一人ずつ自分の成果物についてプレゼンテーションを行います。自分の好きなキャラクターなどをもとに作った動画、イラストなど、作品の種類は問いません。
中には動画配信サービスなどで流れていてもおかしくないような、クオリティの高い編集をしている生徒もいて良い刺激になりました。
また成果物だけでなく、一年を通して自然に身についたプレゼンの技術なども、それぞれの発表から垣間見ることができました。
みんなの発表を通して感じたのは、入学するまで抱いていたプログラミングの堅苦しいイメージを根底から覆すような自由な作品が多いということ。キャンパスで行ったイベントで実際に使用した「推し紹介スライド」を持ち込んで発表した生徒もいて、創意工夫や心意気を熱く語るのを聞いていると、大切なのはいかに主体的にものづくりを楽しむかということだと感じました。
発表後は、生徒同士でフィードバックを行いました。
意見交換は、N/S高で使用しているコミュニケーションアプリ「Slack」を活用。「選曲がいい」「画面の切り替えのテンポが絶妙」「3Dモデルはもっと丸みをおびた感じの方がいいのでは」など、他者の視点で捉えた声が豊富にあがりました。また、このやりとりを通して、自分が今まで活用していなかった写真加工の機能などについても知ることができ、さらに良い作品を作るための貴重な機会になりました。
今回のものづくりシェアを通して、開校時からのみんなの技術の高まりを感じることができてとても楽しかったです。
これからもっと難しい機能などが出てきて大きな壁にぶつかることもあると思いますが、みんなの頑張りを励みに頑張っていきたいと思います。