KADOKAWA・ドワンゴが創るネットの高校

マイページログイン
課外学習・体験学習

この記事をシェア

XFacebookLINE

【体験学習レポート】Robloxでゲーム制作に挑戦!
ゲームクリエイターへの第一歩

【体験学習レポート】Robloxでゲーム制作に挑戦!<br>ゲームクリエイターへの第一歩

N高等学校・S高等学校・R高等学校は、2025年8月、Robloxをテーマにした4日間のゲーム制作体験ワークショップを開催しました。ワークショップは1日目から3日目までを株式会社電通オフィスで、最終日の4日目を新宿代々木キャンパスで開催しました。
日本全国から集まった参加生徒13名は、ゲーム制作初心者から開発経験者までさまざま。学びと挑戦の時間を共に過ごしました。

Robloxでゲームクリエイター体験

Robloxは、毎日1億人以上が利用するオンラインゲーミングプラットフォームです。ユーザーはゲームを楽しむだけでなく、自分でゲームを開発して世界中のユーザーに公開できます。今回のワークショップでは、開発ツールRoblox Studioを使い、ゼロからゲーム制作に挑戦しました。

「好き」を仕事にする

ワークショップのゴールは「Robloxのゲームを完成させること」。現役で活躍するRobloxクリエイターのアンソニー・クラウディ氏ダレル・グエン氏が講師を務め、開発ツールの使い方やプログラミングの基礎を丁寧に指導していただきました。


さらに、第一線で活躍するプロによる特別講演も実施。参加者は、ゲームクリエイターとしてのキャリアの可能性について学び、将来の夢をより具体的に描くきっかけをつかみました。

講演者

  • inu氏(Robloxクリエイター):「Roblox開発者としての楽しさやワクワクすることとは?」
  • ダレル・グエン氏(Robloxクリエイター):「自分の好きを仕事につなげた体験」
  • アンソニー・クラウディ氏(Robloxクリエイター):「異なるゲームエンジン間でのスキルの応用と、ゲームクリエイターとしてのキャリア」
  • 辻潤一郎氏(Roblox Japan):「進化するゲームプラットフォーム市場とRoblox」


試行錯誤のゲーム開発

ゲーム開発を進める中で、参加者は壁にぶつかることもありました。しかし、講師に積極的に質問し、アドバイスをもらいながら課題を一つずつ解決。初めてゲーム開発に挑戦する参加者も、「どうすれば自分のアイデアを形にできるか」を楽しみながら考え、技術を習得していく姿勢が印象的でした。


成果発表!それぞれの個性が光る作品

最終日には、参加者が制作した「Obby(※)」と呼ばれる障害物レースゲームを発表。 同じテーマでも、アイデアや仕掛けは人それぞれ。難易度や世界観に工夫を凝らした個性豊かな作品が揃いました。
※Obby:Obstacle Courseの略。プレイヤーが障害物をジャンプや移動で避けながらゴールを目指すゲーム。


さらに成果発表会では、参加者を代表して4名が自身の作品のこだわりポイントや苦労した点をプレゼン。自分のアイデアを言葉で伝えることで、作品に込めた工夫や学びを振り返る良い機会となりました。自分が作ったゲームをみんなで楽しむ時間は、大きな達成感につながり、会場は笑顔と拍手であふれました。
今回のワークショップは、技術を学ぶだけでなく、「好きなことを仕事にする」というキャリア観を深める貴重な経験となりました。この経験が、未来のクリエイターたちの夢を広げる第一歩となることを願っています。


◆体験学習プログラムについて◆

N高グループの課外授業として実施。日本各地の自治体・企業・専門機関等と連携して多種多様なプログラムを実施し、普段の授業・映像授業だけでは得られないリアルな経験から生徒の知見や将来の可能性を広げられる機会を提供しています。近年では地方自治体、企業・団体と事業連携協定を締結し、共同でプログラムを実施することで、地域社会・産業の発展や地域人材の育成を目指す取り組みを進めています。

【体験学習の実施例】
https://nnn.ed.jp/learning/extracurricular_activities/workexp/

この記事をシェア

XFacebookLINE