※この記事は、名駅キャンパス3年・石本美樹さん、春日部キャンパス2年・阿部詩さん、蒲田西口キャンパス2年・青木睦子さん、N中等部松戸キャンパス2年・安部愛禾さんが執筆しました。
2025年4月に行われたN高グループの文化祭「磁石祭ZERO」。今回は、起業部、投資部、政治部、マイプロジェクトの4つのPBL部活動が合同で企画した『Nマルシェ』に焦点を当て、私たちスタッフの奮闘の様子をお届けします！
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【磁石祭ZERO】“つくる”を“伝える”！「Nマルシェ」開催レポート〜出店者奮闘記編〜
磁石祭ZEROってどんなイベント？
N高グループ最大級のお祭り「磁石祭」は、2016年に文化祭として始まりました。2025年もオンラインとリアルの2会場で開催され、今年4月に開校したR高等学校や関連校・ZEN大学の開校を機に、N高グループ生徒会が学園祭の名称を「磁石祭ZERO」に刷新しました。
『Nマルシェ』ってなに？
今年の「磁石祭ZERO」で、私たちは起業部、投資部、政治部、マイプロジェクトの4つのPBL部活動が合同で企画した『Nマルシェ』にスタッフとして参加しました。
『Nマルシェ』では、各部活動の生徒が、活動を通じて制作したアクセサリーや雑貨をブースに並べて販売。私たちは、出店者の生徒たちと協力してイベントを成功させるためにお客様を呼び込んだりブースを盛り上げました。
『Nマルシェ』開催当日！
朝早く幕張メッセに集合し、たくさんのメンバーと初めて顔を合わせました。開場までの時間は、出店者の準備を手伝ったり、シフトを確認したりと大忙し。最初は少し緊張していたメンバーも、準備を進めるうちに打ち解けて、和やかな雰囲気に包まれました。
ブースには、イヤリングやピアスなどのアクセサリー、3Dプリンターで作られたキーホルダーや光るメガネなど、個性豊かな手作り商品がずらり。「絶対に買ってもらいたい！」と、スタッフの私たちも気合が入りました。
午前10時、ついにオープン。 最初は、お客様もまばらで、各自が作った呼び込み用のボードを手に会場を行ったり来たり。「どうやって声をかけよう？」「ちょっと恥ずかしいな」そんな気持ちを抱えながらのスタートでした。
でも、そんな戸惑いも最初だけ。徐々に慣れてきて、開始から1時間も経つと、「Nマルシェ開催中で〜す！」「素敵なハンドメイド作品を販売してま〜す！ぜひご覧くださ〜い！」と、周囲の音に負けないくらい大きな声で、元気に集客に励むようになりました。
イベント後半には、会場全体に声をかけるだけでなく、この人は興味を持ってくれそうだと感じた方には積極的に声をかけられるように。写真の通り、表情もとても明るくなり、余裕と笑顔があふれていました。
中には、隣のN高グループ物販ブースに並ぶお客様にさりげなく話しかけて、『Nマルシェ』へ誘導するスタッフもいました。
PBL部活動のオリジナルステッカーも販売したところ、卒業生や部員からは「絶対欲しい！」と大好評。部員ではない生徒からも「憧れの部活だから買います！」と言っていただき、たくさんの方が購入してくださいました。
そして、閉店時間が近づくにつれ、スタッフも出店者も、そして各部活動の担当職員の皆さんも、Nマルシェチーム全員で声をかけ合い、最後まで一丸となって売り場を盛り上げました。
午後5時、大盛況のうちに幕を閉じた今回の『Nマルシェ』。スタッフからは「すごい！」と歓声が上がるほどの売上でした。足はクタクタ、声はガラガラと満身創痍でしたが、得られたものは大きく、とても充実した日でした。出店者の皆さんを少しでも支えられていたなら、スタッフとして本当に嬉しいです。
Nマルシェで得た学びと感想
この『Nマルシェ』で、PBL部活動の仲間たちと初めてリアルで会うことができました。いつも画面越しでコミュニケーションをとっていたので、少し緊張しましたが、一緒に作業できてとても嬉しかったです。
私たちスタッフに任された主な仕事は、会場での呼び込みでした。初めての経験でどうしたら良いか悩みましたが、PBL部活動生らしく課題解決力や行動力でカバーし、ニコニコの笑顔で声をかけられるようになりました。お客様が立ち止まってくれた時の喜びをメンバーと分かち合えたのは、良い思い出です。
この1日の中で、私たちはたくさんの挑戦を通して学びを深めることができました。どうすればお客様が立ち止まってくれるだろう？どんな言葉が興味を引くのだろう？と考え、目立つ商品を身につけたり、印象に残る呼びかけを工夫しました。
そんな中で課題も見つかりました。それは語彙力です。もっと魅力を伝えたいのに、一言でまとめられない。伝えたいことが伝えられない。そんなもどかしさで、頭の中がもやもやしてしまいました。今後の活動では、語彙力や表現力も磨いていきたいと思います。
課題が見つかった一方で、仲間とのつながりの大切さにも改めて気づきました。私たちスタッフの呼び込みに対して、出店者メンバーから「ありがとう！本当にすごかったよ〜」と感謝の言葉をもらえたことは、私たちにとって大きな励みになりました。また、出店者メンバーに「この商品すごいね！どうやって作ったの？」と、自然に会話が広がる場面も。N高グループ生の一員として、お互いを応援し合える関係がとても誇らしく感じられました。
最初は緊張したり、思うようにいかなかったりと大変なこともありましたが、『Nマルシェ』に参加したからこそ得られた感動や学びが、今の自分たちにとって大きな気づきとなりました。このような機会がまたあれば、ぜひ参加したいです。
ご来場くださった皆さま、支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
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