12月17日(月)に、代々木キャンパスにて、田原総一朗氏の特別授業「熱論!田原総一朗氏に訊く“政治を学ぶ意義”」を実施しました。ジャーナリストで政治に詳しい田原総一朗氏を特別講師に招き、ジャーナリストになるきっかけとなった話から、生徒の各省庁の現役官僚を招いた授業のまとめ発表・講評を通して政治の知識を深めてゆきました。授業は、実施会場の代々木キャンパスに生徒90名、全国8キャンパスを中継し、計400名が受講しました。
田原氏は、戦時中の戦争をポジティブに伝える報道から、戦後の戦争を酷評する報道への変貌に、人から伝えられる情報ではなく、自分の目で見て、自分の耳で聞いて確かめることが大切だと感じ、ジャーナリストを目指したそうです。
生徒からの「様々な知識はどのように身に付けているのか」という質問では、「全て一次情報で判断している。そのためにインタビューする相手のことはとことん調べ、相手に信頼してもらうことが大事」と答えていました。
生徒発表の時間では、発表するキャンパスと代々木キャンパスを中継し、各省庁の現役官僚の方の授業のまとめと気づきを田原氏に発表しました。講評では、発表した生徒に政策についての意見を聞く場面もあり、普段友人とも政治の話をしない生徒は緊張しながらも自分なりの意見を伝え、田原氏と議論を交わしていました。
田原氏は授業後、「(8キャンパス同時中継授業を実施してみて)面白いね、とっても。」と感想を述べ、「みんな熱心で優秀でとっても楽しかった。自分の将来かけて何をやりたいか社会に出るまでに見つけてほしい。」とメッセージを送りました。
<田原総一朗氏による特別授業 概要>
【日時】2018年12月17日(月)14:15〜16:00
【場所】N高等学校 通学コース・代々木キャンパス
【講師】田原総一朗氏(ジャーナリスト)
【講義名】「熱論!田原総一朗氏に訊く“政治を学ぶ意義”」
【内容】(講義)ご経歴/「なぜ政治に興味をもったのか」
(生徒発表)「省庁の政策やその課題・二面性」/田原氏からフィードバック
(講義)未来に生きる高校生へのメッセージ
【参加者】N高・通学コース生(代々木・御茶ノ水・横浜・大宮・千葉・名古屋・心斎橋・福岡キャンパスの生徒)
◆田原総一朗氏について◆
ジャーナリスト。元早稲田大学特命教授・大隈塾塾頭。98年、城戸又一賞受賞。
30年以上続く長寿番組「朝まで生テレビ!」や「激論!クロスファイア」など様々な討論番組に出演中。