
学校法人角川ドワンゴ学園は、2021年4月に開校するS高等学校(設置認可申請中/以下S高)の校歌「~夢で描けば~」が完成したことをお知らせします。同歌は、人気ボカロプロデューサーで、N高等学校でDTM(パソコンを使用して行う楽曲制作)とボーカロイドの特別授業を担当している40mP氏が作詞・作曲・編曲を手掛けました。
S高をイメージして作られた校歌は、ポップスに近いサウンドながら、長い年月を越えて愛されるような普遍的なメロディーの楽曲となりました。歌詞には、常識にとらわれずに新しいことにチャレンジできるS高で、自分がやりたいこと、成し遂げたいことを強くイメージして思い描いていればいつかは形になる、という生徒たちへのメッセージが込められています。校歌の歌唱にはボーカロイドを採用し、癒し系の声を持つボーカロイド歌手・洛天依(ルォ・テンイ)が歌い上げます。
■40mP氏のS高の校歌「~夢で描けば~」に込めた想い
作曲家として活動していますが、校歌の依頼をいただいたのは初めてでした。今後音楽に関わっていく人生においてまたとない経験ができると思い、とても光栄な気持ちで挑ませていただきました。原曲のアレンジはバンドサウンドですが、ピアノのみの伴奏でもみんなで合唱できるような素朴なメロディー作りを意識しています。さまざまな展開ができる可能性のある曲だと思うので、自由にアレンジしたりいろいろなシーンで歌ってもらえると嬉しいです。
■S高の校歌「~夢で描けば~」の歌詞
足下に咲く花も空を流れる雲も
昨日までとほんの少し何かが変わってる
耳をすませてみたらその声に気づくだろう
風の音を鳥の歌をイメージして
廻り廻る時代の眩しい陽を浴びて
新しい僕に生まれ変わってゆく
夢の中で描けばいつかは形になる
想像の世界を無限に広げよう
遠く離れていても心は今、繋がっている
手を伸ばしたら未来がそこにあるよ
答えはひとつじゃない僕らの数だけある
与えられた地図はそっと鞄にしまって
常識に捉われず知恵と勇気抱いて
誰もいまだ知らぬ道を歩いてゆく
頼りなく瞬いてるまだ小さな光
星の道標 見失わないで
夢の中で描けばいつかは辿り着ける
泣いたり笑ったりそれぞれのペースで
時には立ち止まって道に迷う日もあるだろう
地図の続きは自分の胸にあるよ
夢の中で描けばいつかは形になる
想像の世界を無限に広げよう
遠く離れていても心は今、繋がっている
手を伸ばしたら未来に届くよ
描き出したイメージを決して忘れないで
手を広げたら未来へ羽ばたけるよ
【40mP氏プロフィール】
2008年からボーカロイド曲の投稿を始める。2013年GUMIオリジナル曲『少年と魔法のロボット』が、NHK「みんなのうた」にボーカロイド曲として史上初オンエア。アニメ、ゲーム、CM、映画などへの楽曲提供のほか、書籍執筆や専門学校での講演など幅広い活動を行っている。代表作:『トリノコシティ』『ドレミファロンド』『恋愛裁判』『からくりピエロ』など
Official HP:http://www.inametoru.com/
<S高等学校校歌 「~夢で描けば~」 概要>
【タイトル】「~夢で描けば~」
【作詞・作曲・編曲】40mP
【歌い手】洛天依(ルォ・テンイ)
【MV公開URL】10月15日(木)21時公開
■学校法人角川ドワンゴ学園 S高等学校について
開校:2021年4月(設置認可申請中)
本校:茨城県つくば市
校長:吉村総一郎
課程:単位制・通信制課程(広域)
学科:普通科