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N/S高チーム 日経「高校生SDGsコンテスト」決勝大会出場

N/S高チーム 日経「高校生SDGsコンテスト」決勝大会出場

 

9月17日(土)に行われた日本経済新聞社主催「高校生SDGsコンテスト」決勝大会に、N高等学校・S高等学校(以下、N/S高)チームが出場しました。 

 

「高校生SDGsコンテスト」は、全国の高校生が「持続可能な開発目標(SDGs) 」をテーマにした学習や研究の成果発表を通して、学びを深めることを目的に開催されたコンテストです。「SDGsで考える『変えたい』こと」をテーマに、全国48校から応募があり、決勝大会では、書類選考を通過したN/S高を含む10校が、オンラインでプレゼンテーションに挑みました。 

 

N/S高からは、N高・3年の中山田倖一さん、N高・2年の前川陽香さん、S高・1年の阿部結愛さんのチームが出場しました。

多様な人がいるにとどまらない!バックグラウンドの理解による誰も取り残さないSDGs社会実現」と題して発表し、「多様な人たち同士がつながりを持つことではじめて、真の理解が進み、誰もが安心して暮らせる社会になる」と訴えました。 

 

3人は、それぞれが病気や障がいを抱えながら生活する中で感じた社会への“違和感”をヒントに、情報発信などの活動を行っていて、中山田さんは自ら任意団体「X-gene」を立ち上げ、立場や世代を超えて社会課題を話し合える場づくりを目指しているほか、阿部さんは任意団体「デフシル」のメンバーとして、聴こえ方に関わらず共に笑いあえる社会にむけ活動をしています。 

 

プレゼンテーションでは、「興味や関心がある人たちだけではなく、誰もが教育を受ける小中学校の義務教育の中で、実際に多様な人たち同士がつながり、学びを深める機会をつくることが重要ではないか」と提案しました。 

 

<中山田倖一さん コメント>

決勝大会ではプレゼンテーションの発表を担当し、とても緊張しました。特に審査員からは、実際に自分たちがアクションを行なっていく上で不可欠な部分に関して質問があり、勉強になりました。SDGsを“バズワード”で終わらせず、具体的にどういったアクションがとれるのか、広い視野をもち、小さくてもどれだけ確実な行動を取れるのかが問われているのだと感じています。 

 

<前川陽香さん コメント>

学園のSlackでSDGsに興味ありそうな人何人かに声をかけ、その中で明確な思いを伝えてくれた中山田さんと阿部さんに相談したことをきっかけに、今回3人で応募しました。 私は当事者が自分自身のことを理解して、できるだけ自分の心地いいと感じる環境に身を置いて楽しく過ごすことも大事だと考えています。提案したアイデアに、中山田さんと阿部さんが疑問を投げかけてくれたり、伝え方を考えてくれたり、理由づけや補足をしてくれたりして、2人のおかげで決勝に進むことができました。ありがとうございました。 

 

<阿部結愛さん コメント>

高校に入ってから聴覚障がいの理解促進活動を始めました。最初はSDGsに対する意識は薄かったのですが、活動を通して自分がしていることもSDGsにつながるのではないかと思うようになりました。 3人で話し合いながらプレゼンテーションの資料を作成するのは大変な作業で、夜中の3時までパソコンと向き合うこともありました。決勝進出の知らせを聞いた時はとても嬉しくて夜中まで頑張った甲斐があったなと感じました。 どんな小さな行動も、SDGsの課題解決につながっていきます。ぜひ皆さんも実際に行動してほしいなと思います。 

 

■高校生SDGsコンテスト 

https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2022/09/sdgs_contest/

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