日本バーチャルリアリティ学会は、バーチャルリアリティに関連する技術と文化に対する貢献を目的として設立された学術団体で、国内の企業や大学などの研究機関・研究者が活動に参加しています。

須藤さんは2023年9月12日～9月14日に東京都八王子市で開催された「第28回日本バーチャルリアリティ学会大会」において、「記憶の長期定着を目的としたVR教材の設計と教育効果の検証」をテーマに自身が起案した研究プロジェクトの成果発表を行い、その発表内容が評価され、今回の学術奨励賞に選ばれました。

学術奨励賞は、毎年同学会の大会でバーチャルリアリティの学術分野の発展において将来にわたって貢献が期待できる研究・作品の発表を行った35歳以下の発表者に贈られる賞で、高校生が受賞するのは今回初めてとなります。

＜須藤隼人さん コメント＞
N/S高でVRを活用した授業を見ていたことが動機となり、VRを使用した教材の教育効果について仮説を立てたことが全ての出発点でした。
このような個人的な疑問から始まった研究が、まさか今回このような賞をいただけることとなり、驚きと共に非常に嬉しい気持ちでいっぱいです！
様々な方々にご協力いただき、ここまで研究を進めることができました。関わってくださった皆さんに本当に感謝しています。
ここで止まらず、今後も更にその先に向かって研究を続けていきます。