ニュース・トピックス

「第19回札幌国際短編映画祭」のMicro Docs U18部門にて
N/S高生の作品が最優秀賞と優秀賞を受賞

「第19回札幌国際短編映画祭」のMicro Docs U18部門にて N/S高生の作品が最優秀賞と優秀賞を受賞

2024年5月〜8月末にかけて実施した体験学習のワークショップ「世界に届けろ、3分間ショートドキュメンタリー制作プロジェクト」で生徒が制作した2作品が
札幌国際短編映画祭のMicro Docs U18部門で「最優秀賞」「優秀賞」を受賞しました。

札幌国際短編映画祭は2006年に始まった映画祭で、「SAPPOROショートフェスト」とも呼ばれています。世界各国からドキュメンタリーやアニメーション、ドラマなど数分から30分ほどの長さの短編映画がエントリーされます。
2022年に日本で製作された3分30秒以下の短編作品を対象とする「Micro Docs部門」が創設され、ドキュメンタリー監督を目指すクリエイターの登竜門とされており、2024年に中高生が制作した作品を対象とした「Micro Docs U18部門」*が新設されました。

*LINEヤフー株式会社と株式会社トモノカイが開発、出版する学習教材『ドキュメンタリーからはじめる探究ステップゼロ』の別冊として出版した、『映像で伝える探究ステップゼロ』で中高生が制作する3分30秒のショート・ドキュメンタリーを全国から集める札幌国際短編映画祭の新しい国内コンペティション部門

記念すべきMicro Docs U18部門 第1回目に学園の生徒が制作した作品が最優秀賞と優秀賞のW受賞となりました。

<最優秀賞>

『母と子と笑顔』
https://www.youtube.com/watch?v=N1YcMUv_gHs
山下竜之介 さん(N高・2年)/宮城樹力 さん(N高・2年)/川音怜翠 さん(N高・1年)

監督:山下 竜之介/宮城 樹力/川音 怜翠
プロデューサー:宮城 樹力
撮影:山下 竜之介/宮城 樹力/川音 怜翠
編集:山下 竜之介

・探究学習テーマ:今までの母親像、固定観念をアップデート
お母さんってなんだろう?そんな疑問をきっかけに「お母さん大学」に取材のご協力をいただき、「今までの母親像、固定観念をアップデートする」ことを探求活動のテーマとしたドキュメンタリーを制作。

<優秀賞>

『日本の農業は見た目が大事』
https://www.youtube.com/watch?v=rkwSQNaxy58
今井成希 さん(N高・3年)/前田夏奈 さん(N高・3年)/長嶺晃太 さん(N高・3年)/渡邊瀧人 さん(S高・2年)

監督:今井 成希
プロデューサー:長嶺晃太
撮影:長嶺晃太、今井成希、前田夏奈
編集:渡邊瀧人

・探究学習テーマ:食品ロス、規格外野菜
フードロスが世界的に問題視されている中、日本の農業は一体どのような苦労があるのだろう。「食品ロス、規格外野菜」を探求テーマとし、規格外野菜問題の解決に奔走している「菜のだ」を取材。

<山下竜之介 さん・宮城樹力 さん・川音怜翠 さん コメント>

「今までの母親像、固定観念をアップデート」をテーマに、鹿児島・岐阜・宮城から集まり、住んでいる場所も学年も違う私たちがミーティングを重ね、「高校生から見た視点で、高校生だからこそ作れるドキュメンタリー」を制作しました。
編集の際には、テロップを打ち込むだけではなく、デザイン要素を強めたり図形を使いながら、凝縮した3分30秒に「登場人物の素顔」が観えてくるようにカット構成を意識しました。
字幕にユニバーサルデザインフォントを使用し、文字のカーニングも細かく調節しながら見やすさとバランスを整えました。
音響や画質も細部までこだわりたかったので、すべて4Kで撮影し、カラーグレーディングにも力を入れました。
作品では主人公のお母さんたちだけでなく、取材した私たち高校生が対話を通して変わっていく様子も表現しました。

このメンバーで楽しく仲良くドキュメンタリー制作を行うことができました。取材を通してたくさんの新しいことを学ぶことができて本当によかったです。
個々の得意分野を活かし、数カ月かけて従来のドキュメンタリーの概念を覆すような作品を制作できたと思っています。その頑張りが最優秀賞という形で評価してもらえたことが本当に嬉しかったです。


◾️DOCS for SDGs-ドキュメンタリーで知るSDGs
https://documentary.yahoo.co.jp/sdgs/sapporoshortfest/

一覧へ戻る

CONTACT

ネットの高校について
詳しくはこちら

入学相談

資料請求

説明•相談会