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N/S高生・中等部生9割が「コミュ力を高めたい」と回答
学びたいに応える「学校では教えてくれない授業」第2弾
歴史的対話の場、世界遺産・松下村塾でコミュニケーション合宿

N/S高生・中等部生9割が「コミュ力を高めたい」と回答  学びたいに応える「学校では教えてくれない授業」第2弾  歴史的対話の場、世界遺産・松下村塾でコミュニケーション合宿


学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下、N高)、S高等学校(同S高)、N中等部は、2023年8月~11月にかけて、連載講座「学校では教えてくれない授業シリーズ」(※)の第2弾として、「学校では教えてくれない!コミュニケーションの授業」を実施します。本講座の開始に先立ち、2023年8月8日(火)~8月9日(水)、特別イベント「松下村塾コミュニケーション合宿」を松下村塾・明倫学舎(山口県萩市)で開催します。


昨今、コミュニケーションに課題感を持つ人は増加しています。N/S高・N中等部の生徒に向けて実施した「コミュニケーションに関するアンケート調査」では、「自身のコミュニケーション能力について得意・不得意を教えてください」という問いに対して、「苦手」「やや苦手」と答えた生徒が6割以上、「コミュニケーション能力を高めたいと思いますか」という問いに対しては、9割以上が「高めたい」と回答しました。また、「対面/オンラインそれぞれの得意・不得意を教えてください」という質問で最も「苦手」の割合が高かった回答は「対面/話す」となり、「コミュニケーションが苦手」と回答した理由としては、「トラブルにならないように気にしすぎて上手く話せない」「話題を作れない、言葉選びが苦手」「相手の考え、質問の意図が正確にわからない」といった回答がありました。この結果から、オンライン交流が活発な生徒たちにとって、コミュニケーションの問題は身近な課題であることがわかりました。


ビジネスシーンでも予測困難な時代の変化に合わせたコミュニケーションが求められており、就職活動の際には多くの企業が変化に対応できる「コミュニケーション能力の高い人材」を求めています。しかし、社会で活躍する上で具体的に必要なコミュニケーション能力について、生徒たちが学ぶ機会は限られている現状にあります。

こうした生徒たちの意見を反映し、これからの社会で自立していくために必要な教育を提供するため、本講座が企画されました。本講座の開講に先立って行われる本イベントでは、生きていく上で普遍的に必要なコミュニケーションの意義と、変化の激しい現代社会で活躍する上で必要なコミュニケーション能力について、歴史的観点から考えるプログラムを実施します。
 
※ 連載講座「学校では教えてくれない授業シリーズ」
学校法人角川ドワンゴ学園で2023年1月より新たに開始した、これまで学校ではあまり教えられてこなかったけれど、10代の学生が本当に知りたいこと・知っておくべきことを体系的に学べる連載講座。初回は2023年1月〜3月に「セクシャルトラブル対策講座」を実施。


<松下村塾コミュニケーション合宿 概要>
本イベントのプログラムでは、エンジン01文化戦略会議・教育委員会による出張授業の一環として、元TBSの報道記者で歴史小説を多数執筆する作家・井沢元彦氏による特別講演「社会で必要なコミュニケーション能力の0から100」を実施いたします。また、学校法人 角川ドワンゴ学園Chief Educational Advisor(CEA)鈴木寛と参加生徒によるセッション、鈴木寛による特別講演「次世代を生きる君たちへ ~私が萩から学んだこと~」、萩市内の歴史的名所巡り等を実施し、高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文・品川弥二郎といった明治維新の時代を生きた偉人の功績から、自分自身、そして社会の未来を創造するヒントを探ります。


【日時】2023年8月8日(火)〜8月9日(水)
【場所】松下村塾:山口県萩市椿東1537(松陰神社敷地内)、明倫学舎:山口県萩市江向602 3号館2階交流室1
【対象】N/S高、N中等部の生徒(対面 20名程度)
【イベント内容】
・8月8日(火)
11時20分〜12時00分 松下村塾にて、鈴木寛と参加生徒のセッション
14時15分〜15時00分 明倫学舎にて、鈴木寛による特別講演「次世代を生きる君たちへ ~私が萩から学んだこと~」
15時00分〜16時30分 明倫学舎にて、井沢元彦氏による特別講演「社会で必要なコミュニケーション能力の0から100」
・8月9日(水)
萩市内の歴史的観光名所視察


【講師】
・井沢元彦氏(作家、大正大学表現学部客員教授)

1954年2月愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBSの報道局に在職中に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念。歴史方面で独自の境地を開拓。著書に『逆説の日本史』他多数。YouTubeで「井沢元彦の逆境チャンネル」解説中。
本イベントには、エンジン01文化戦略会議・教育委員会における「出張授業」の講師として参加。教育の原点は教室にありと考え、委員を中心に無私の志による「出張授業」を全国の中学・高校で行っており、会員それぞれの経験と知、そして人間性を生かし、生徒に良い刺激を与えられる授業を目標として活動している。


・鈴木寛(通称:すずかん/東京大学教授、慶應義塾大学特任教授、社会創発塾塾長、学校法人角川ドワンゴ学園Chief Educational Advisor(CEA))

1986年東京大学法学部卒、通商産業省入省、慶應義塾大学SFC助教授を経て、2001年参議院議員に当選、文部科学副大臣を2期務め、「コンクリートから人へ」の予算構造改革を断行。2014年東大・慶大教授(日本初の国立・私立大クロスアポイントメント)に就任し、教育政策の研究・教育を行う。通産省より山口県に出向した際、訪れた松下村塾に感銘を受け、学生・社会人を対象とした「すずかんゼミ」を立ち上げる。「すずかんゼミ」からは、現在までにITベンチャー、医療ベンチャー、教育、中央・地方官庁など様々な分野で活躍中の人材を数多く輩出。現代の松下村塾と言われている。

◆エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議について
各分野の表現者・思考者たちが日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に参集したボランティア集団です。
https://www.enjin01.org/about/
 
◆松下村塾内での授業について
本イベントは、世界遺産である松下村塾の畳の上という、非常に特別かつ貴重な場所で授業を行うことになりました。これは、学校法人角川ドワンゴ学園CEA鈴木寛が塾長を務める一般社団法人社会創発塾と萩市とで締結した協定に基づき、実現しました。


<学校では教えてくれない!コミュニケーションの授業 開催予定>
【実施期間】2023年8月~11月
【対象】N/S高、N中等部の生徒
【授業内容(予定)】
各回、テーマに合わせた講師を招き、ワークやディスカッション、ロールプレイを通してコミュニケーションスキルについて実践的に学ぶ授業を実施する予定です。
 
特別イベント「松下村塾コミュニケーション合宿」
第1回「理想のコミュニケーション能力探索会」
第2回「最高の挨拶研究会」
第3回「傾聴力養成会」
第4回「テキストコミュニケーションのテンプレ作成会」
※第1~4回の講座はN/S高・東京近郊の通学キャンパスにて実施予定


◆コミュニケーションに関するアンケート調査 主な質問項目と回答

※調査概要
【対象】N/S高、N中等部の生徒
【実施期間】2023年7月26日~7月31日
【件数】103件 ※上記データの単位は「件」

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