
S高等学校 3年の外所もみじさん(高崎キャンパス)と、N高等学校 2年の和田楓未さん(富山キャンパス)が、2026年3月14日(土)に開催された『中高生探究コンテスト2026』最終審査会に出場し、「困りごと部門」でグランプリを受賞しました。
本コンテストは、全国の中高生が学校で取り組んだ探究内容について発表し競うものです。今年度は全国から6,122件、11,912名の生徒が応募し、ファイナリスト12組が選出されました。外所さんと和田さんは、N高グループ初のファイナリストとして選出され、最終審査会において最高賞の栄冠に輝きました。
また、本コンテストでは外所さんと和田さんを含む、N高グループの生徒9名(計7プロジェクト)が書類審査を通過し、セミファイナリストに選出されました。
■受賞プロジェクト
- 外所もみじさん、和田楓未さん

プロジェクト名:『任意団体かえで。_Kaede. 〜起立性調節障害JK、動きます〜』
概要:思春期の約10人に1人が発症するとされる「起立性調節障害」は、「朝起きられない」などの特性から周囲の理解が不足しているという課題意識を元に、任意団体「Kaede._かえで。」を設立。SNSでの発信やコミュニティ運営、教育委員会や専門家との意見交換を通じて理解の拡大に取り組み、当事者や保護者が安心して過ごせる社会の実現を目指すプロジェクトです。
<外所さん受賞コメント>
私自身、小学生の頃に起立性調節障害を発症し、周囲の理解や支援が得られず不登校になった経験から、中学時代に発信活動を開始しました。高校進学後、この疾患に特化した同好会を設立し、運営メンバーの和田さんと共に課外活動「ネットの高校マイプロジェクト」に参加したことが、現在のプロジェクトの始まりです。
活動を通して、チームワークやコミュニケーションの重要性を学びました。当初は役割分担がうまくいかないという課題もありましたが、対話を重ねることでチームとして共に成長できたと感じています。
高校生活最後となるコンテストで、メンバーと共にファイナリストとしてグランプリを受賞できたことを心から嬉しく思います。一方で、私たちの活動はまだ「認知・理解」を広める段階です。審査員の方々からいただいたフィードバックを糧に、今後は認知の先にある具体的な支援の仕組みづくりや社会実装に向けた方法を模索していきたいです。
<和田さん受賞コメント>
私自身が起立性調節障害を経験し苦しんだことや、他の当事者の方々の話を聞く中で、「理解されない現状を変えたい」という強い思いから活動を開始しました。
かつて当事者としての経験は、自分の中で「ただ苦しいもの」として残っていました。しかし、活動を通じて、自分の経験が今苦しんでいる方の参考になったり、誰かに想いを届けるための武器や強みになると捉えられるようになりました。また、以前は苦手だった人前に出て堂々と話すことができるようになったことも、私にとって大きな成長だと感じています。
今回の最終審査会という舞台で、多くの方に起立性調節障害の現状や課題をお伝えできたことは、非常に大きな一歩となりました。「自分たちの伝えたいことをすべて伝え切ろう!」という強い決意で発表に臨んだため、このような結果を残すことができ本当に嬉しいです。今後も当事者が過ごしやすい社会の実現を目指し、活動をより発展させていきたいです。

左:和田楓未さん/右:外所もみじさん
■セミファイナリスト
- N高等学校 3年 住山雄大さん
『不登校児童の生きづらさがなくなる社会を目指して』
- N高等学校 3年 山本惣大さん
『誰でも楽しく簡単に昆虫観察を始められる社会を目指して』
- N高等学校 3年 戸塚結月さん
『gumimi world〜グミの良さを広めるプロジェクト〜』
- N高等学校 3年 服部将昌さん、N高等学校 2年 中田裕己さん
『教育から財政を自分ごと化「持続可能な日本の財政・社会保障への挑戦」』
他2名
■ネットの高校マイプロジェクト
https://nnn.ed.jp/learning/extracurricular_activities/myproject/
https://www.facebook.com/nkou.mypro/



