政治部 アドバンス生紹介
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第7期生
野上 大空
Sora Nogami
イノベーション・医療費の持続可能性の両立に向けた薬価制度への考察
〈研究背景〉
私は難病当事者として、治療薬や新薬に関する情報に触れる中で、日本では海外で使用されている薬が承認されていない「ドラッグロス」や、承認までに時間がかかる「ドラッグラグ」という問題があることを知りました。患者さんにとって、新薬へのアクセスの遅れは生活や将来に大きな影響を与えます。
一方で、日本の薬価制度は国民皆保険制度を支え、患者負担を抑えながら必要な医療を提供するという重要な役割を担っています。
しかし、近年は薬価の引き下げや市場規模の小ささなどを背景に、日本での新薬開発や導入の優先順位が低下し、ドラッグラグやドラッグロスの一因になっているとの指摘もあります。
そこで本研究では、薬価制度が果たしている役割や現状の課題を多角的に分析し、ドラッグラグ・ドラッグロスの改善と医療イノベーションの促進につながる現実的な制度改革について考察します。
〈一言〉
特に、現状の薬価制度では十分に後押しできていない部分があるとされるイノベーションの促進について、医療費の持続可能性とのバランスを踏まえながら、より良い制度のあり方を提案していきたいと考えています。