
(以下略)
慶應義塾湘南藤沢高等部:慶應、灘高等学校:灘、
1列目:慶應 Fさん
2列目:慶應 Uさん、早実 Sさん
3列目:N高 Oさん、灘 Nくん、N高 Mくん、N高 Kくん
4列目:早実 Iくん、灘 Hくん、灘 Kくん、灘 Nくん
N高では世界を舞台に活躍する人材を育成するため、連携校であるスタンフォード大学の国際教育プログラム「Stanford Pre-Collegiate International Institutes」に毎年参加しています。
https://nnn.ed.jp/about/attractive/subject/stanford.html
今年は8月8日(火)~21日(月)の2週間、N高生3名と、合同参加校の慶應義塾湘南藤沢高等部、灘高等学校、早稲田実業学校高等部の生徒8名で、このサマープログラムへ参加してきました。


■スタンフォード大学
スタンフォード大学はサンフランシスコ空港から約1時間、カリフォルニア州西部に位置する言わずと知れた超名門大学。
到着後まず思うのはその敷地の広さ。スタンフォードの敷地はなんと東京の杉並区とほぼ同じ!(3,310ヘクタール)
あまりの広大さに着いた瞬間歓声が沸きあがり、「本当にスタンフォードに来たんだ!」という言葉にできない程の実感を噛みしめている様子でした。
世界各国から高校生集まるスタンフォード大のサマープログラムは、約15ヵ国から14〜17歳の生徒たちが参加し、文理学部・工学部・医学部・ビジネス学部で実施されている授業分野を一緒に学んでいきます。


■アクティビティ・オリエンテーション
到着初日は、これから始まるプログラムにみんなワクワクしながらも緊張している様子。
スタンフォード大からの温かい歓迎を受けた後、バスケットボールやウェルカムディナーを楽しみました。
スピーチでは一言一言歓声が上がるなど海外感満載。
その後は緊張も解けたようで海外の参加者とも会話が増えていき、これからの2週間が楽しみに。
さて、2日目からは本格的に授業がスタートします。


■授業の様子
午前・午後の授業、その後はアクティビティと1日のスケジュールはぎっしり。
授業もアクティビティもとにかく英語英語英語……
英語でのコミュニケーション、は語学力もコミュニケーション力もかなり鍛えられます。


たくさんある授業の中でも特に印象的に思ったのは、生徒からも大人気だった「cracking code」と「creative writing」の授業。簡単に言うと謎解きと、自由作文です。
「cracking code」は、謎解きの授業で教室に入った後先生が何も言わず、「What are you waiting for?(君たち、何を待っているんだい?)」と言うところから始まります。
教室の中にいろんな謎解きのヒントがあり、それに気づいたみんなが能動的に動き出していくのがとてもよかったです。
その後、先生から「授業は受動的にいるんじゃないよ」との言葉も印象的でした。
「creative writing」では、空想の出来事を英作文したり、美術館に行ってそこで感じたことをその場で英作文にしたり。
例えば、美術館にロダンの「考える人」のブロンズ像があり、課題は「彼が何を考えているか書こう」というようお題などがありました。
想像力も瞬発力も英語力も鍛えられますね。
授業もですが、国際交流も進み、みんなが仲良くなるのが目に見えて分かりました。
初日のような緊張感はなく、冗談を言い合ったり、それぞれのキャラクターも決まってきていたようです。


特に、各国の生徒は射的に興味を持ってくれたようで、大行列が出来るほどの大人気に。
ソーラン節については、「日本のパフォーマンス良かったよ~」とスタンフォードスタッフの方や他国の引率で来られた先生方などたくさんの方にお褒めいただき、生徒たちも嬉しい笑みが。
名門校での学びやアクティビティ、そして他国の方との交流はとても刺激的だったようで、充実した笑顔を見せていました。


さて、週末はサンフランシスコ観光とグレートアメリカに行ってきます。
休日観光の様子と2週目のレポートはPart2に続きます……