
アスリートクラスは、N/S高に在籍するスポーツアスリートのサポートに特化したクラスですが、実際にどんな生徒たちがいて、どのような授業が行われているのか。
みなさんにより深く知ってもらえるようにこのブログで紹介したいと思います。
アスリートクラスには現在、N高ネットコースの20名の生徒が在籍しており、サッカー、テニス、サーフィン、ウェイクボード、スカッシュ、スキージャンプ、スノーボード、アイスダンス、ダンス、バレエ、陸上、モトクロス、モータースポーツ、ウェイトリフティング、ミニゴルフなど、生徒たちが打ち込んでいる競技は多岐にわたります。
全国レベル、中には世界レベルでの活躍をしている生徒も多く、すでにプロとして活動している生徒もいれば、高校在学中、もしくは卒業後にプロとして活動していきたいという目標を持っている生徒もいます。それ以外にも卒業後は大学に進学して学業に励みたいという生徒、海外の大学への進学を希望している生徒もいます。
担任として、生徒たちとは2ヵ月に一度は電話やビデオ会議システム「Zoom」での面談で対話をしているほか、月に一度はSlack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)のクラスチャンネルでホームルームを実施しています。
ホームルームでは、普段どんなトレーニングをしているかなどを共有し、競技の枠を超えてコミュニケーションをとれる場所となっています。
スクーリングで直接生徒と顔を合わす機会もありますし、生徒たちとのコミュニケーションの中で、彼らが参加する競技の大会の日程などは確認しています。
昨年はコロナ禍による外出自粛などで直接競技を見ることはできませんでしたが、オンラインで中継が見れる場合は必ず見て応援しています!
また、生徒が動画などで大会の様子を送ってくれる場合は必ずチェックしています。
生徒からは勉強と競技の両面で相談を受けることがあります。学習面では、レポートの進め方やスケジュール管理についてアドバイスを送り、競技については精神的な部分や意識の持ち方について、また私生活での息抜きや考え方などについて助言を送ることもあります。
生徒間でのコミュニケーションも活発です。特に昨年はコロナ禍のため大会が開催されなかったり、練習場に行くことができなかったりといったアスリートならではの悩みがありました。
だからこそ、クラスチャンネルを活用して、休みの日の過ごし方や、外出ができない中でどのような練習や活動ができるかなどを生徒同士で意見交換をしていました。
学外でSNSでつながっている生徒たちも多く、アスリートクラスの意義というものを生徒たちが実現してくれたと思います。
そして、アスリートクラスならではの特別プログラムとして、生徒たちが直接顔を合わせることで交流を深めることを目的としたプログラムや、リアルの場でアドバイザーや特別講師の方々に高校生アスリートの将来に役立つような講義をしていただくプログラムもあります。
昨年の特別プログラムは12月に国立代々木競技場の会議室 にて開催され、以下の方々にお越しいただきました。
■高原直泰氏
サッカー日本代表としてオリンピックやワールドカップにも出場し、Jリーグはもちろん、アルゼンチン、ドイツなど海外のクラブでプレイした経験も持ち、現在は自身で立ち上げたスポーツクラブ「沖縄SV」でオーナー兼選手として活動中。アスリートクラスのアドバイザーを務めていただいており、特別プログラムでは「日本代表や世界で活躍するには?」というテーマでお話いただきました。
■山口香氏
ソウルオリンピックの女子柔道で銅メダルを獲得し、現在は大学で教鞭をとるかたわら、日本オリンピック委員会、日本サッカー協会の理事、東京世教育委員会委員、コナミホールディングス株式会社取締役も務めており、競技マネジメント論についてお話いただきました。
■岡田武史氏
サッカー元日本代表にして、日本が初出場を果たした1998年のワールドカップ・フランス大会、2010年に南アフリカ大会の2度にわたり日本代表監督を務め、横浜F・マリノスの監督としても2年連続でJリーグを制覇。現在はJ3に所属する今治FCの運営会社である「株式会社今治.夢スポーツ」の代表取締役会長を務められており、特別プログラムでは、アスリートのリーダーシップ論について講義していただきました。
■麻見直美氏
管理栄養士で現在、筑波大学体育系 準教授を務め、アスリートなどの栄養アセスメント、食生活サポートの第一人者として活躍されており、講義ではアスリートの栄養学についてお話しいただきました。
■吉田輝幸氏
トレーナー歴25年以上を誇り、現在はEXILEのフィジカルトレーナーとして活躍しており、コアパフォーマンストレーニングについて、お話しいただきました。
当日は何名か生徒たちが現地に足を運んだほか、残念ながら会場に来ることはかなわなかった生徒たちもZoomで参加しました。
高校生アスリートの生徒たちが在籍しているということで、勉強と競技を両立させることは可能なのか? 気になる方もいるかと思います。昨年度は全員が最終提出に間に合うようにレポートを終わらせ、誰一人欠けることなく進級、卒業することができました!
コロナ禍にあって、それぞれ大会や練習のスケジュールが突然変更になる中でも柔軟に対応し、努力してくれた結果だと思います。
競技に集中・専念したいという人、スポーツ活動以外にも興味がある、新しいものに触れてみたいという人、卒業後にやりたいことがある、または、悩んでいるというみなさんは、ぜひともN高のアスリートクラスへの進学を検討してみてください!
高校生活は人生の中でたった3年間しかありません。だからこそ、やりたいことに全力に向き合ってほしいです。N高アスリートクラスでは、「やりたいこと」を全力で応援します。
同世代の仲間たちと刺激し合い、自分自身で高校生活を作り上げましょう。