
本気で起業を目指す、N/S高起業部。
8月25日(木)、互いを高め合い、活動を加速させることを目的とした「起業部ミートアップ2022」を実施しました。
普段はフルオンラインで交流する起業部生ですが、今回はより親交を深め、部員同士刺激し合うことで活動をさらに活発化させようと、感染対策をしっかりとした上で、一部の部員は渋谷キャンパスに集合。希望に応じて、オンライン参加も可能にし、ハイブリッド形式で開催しました。
当日は、一般生(N/S高に在籍していない一般の中高生)を含むN/S高起業部生14名が参加しました。
午前中は、生徒が企画した起業部生同士の交流会を実施。
キャンパスとオンライン参加生徒の垣根を超えて、お互いの共通点を見つけ出す自己紹介を行ったり、連想ゲームなどのレクリエーションを行ったりしながら、親睦を深めました。
午後は株式会社CAMPFIRE本社を訪問しました。
株式会社CAMPFIRE代表であり、N/S高起業部特別顧問を務める家入一真さん自らオフィスを案内して下さり、オンラインでも中継しながら見学しました。家入さんと名刺交換もさせていただきました。
また、家入さんを囲んでの座談会では、ビジネスに関する質問をし、進路選択や生き方についてアドバイスを受けました。一部を紹介します。
生徒:長期プロジェクトを進めていますが、メンバーと直接会えないリモートの状況が続き、チームの結束に不安を抱えています。家入さんがチームを結束させるために重要だと考えていることは何ですか。
家入さん:チームが目指す場所や状態を、定期的にお互いが確認し合うことが大切だと思います。ビジョンなど重要なことは、同じことでも何度も言い続けることが重要です。
生徒:ユーザが集まりコメントし合うサービスを考えていますが、その場のコメントが荒れたりしないか心配です。家入さんならどんな工夫をされますか?
家入さん:最初からフルオープンにするのではなく、こういう人に入ってほしいと思うロールモデルに近い人から使ってもらうことで、土台を作り、そのサービスの雰囲気をユーザに伝えていくのはどうでしょうか。
生徒:自分の失敗や弱さを認めることが苦手です。それらに向き合うために、どうすれば良いでしょうか
家入さん:自分の欠点を許容できるようになるには時間がかかるものです。弱さを持っている人は、他人の弱さに共感できたり許容する力があると思います。付き合っていくもの、という感覚で良いと思います。
生徒:進路について悩んでいます。小さい頃からの憧れの職に就くことと起業することを両立する、ということについてどう思われますか
家入さん:やりたいことが複数あるときに、必ずしも1つに絞る必要はなく、掛け算することで新たな職業を生みだす、という可能性もあります。自分の可能性を自分で狭める必要はないと思います。
家入さん、生徒たちの質問や相談に親身にお答えいただきありがとうございました。
その後、再び渋谷キャンパスに戻り、ビジネスプランブラッシュアップのためのプレゼンテーションを実施しました。
3つのグループに分かれ、各自のビジネスプランを発表し、特別ゲストと起業部アドバイザー、そして起業部の卒業生から、質疑やビジネスプランのフィードバックをいただきました。
今回、特別ゲストとしてお越しいただいた皆さんです。
田中秀行さん(AFRIKA ROSE 代表取締役)
西山 知恵子さん(アンター株式会社 取締役COO)
松山 馨太さん(New Commerce Ventures 代表パートナー)
Mai Hoai Giangさん(RAROMA株式会社 代表取締役社長)
N/S高起業部アドバイザーとして携わっていただいているお二人にも、参加していただきました。
横山創一さん(CiXホールディングス株式会社 代表取締役)
戸田裕昭さん(株式会社WE 代表取締役)
上記の皆さんに加え、N/S高起業部卒業生の高木俊輔さん、倉田速音さん、中澤治大さん、髙津悠樹さんにも、ファシリテーションやフィードバック等でお手伝いいただきました。
ゲストから、多くのアドバイスや気付きをいただいた生徒たち。
11月に予定している起業部特別審査会に向け、さらなるレベルアップを目指していきます。
N/S高起業部 HP:https://nnn.ed.jp/about/club/kigyobu/
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