
※「【職業体験】山口県長門市向津具半島で「イカ釣り漁」を学ぶ(前編)」はコチラからご覧ください。
【イカ釣り漁体験:3日目】
この日は売り上げに基づく漁師の採算シュミュレーションをグループで行い、イカ釣り漁業の意外な現状、燃料費や船の設備など、漁にかかる費用についても教えていただきました。

グループワークの後は、天然塩づくりをしている「百姓庵」、肉牛を育てる「牛舎」、地鶏を飼育する「鶏舎」を訪ね、向津具半島で行われている一次産業を見学しました。
向津具半島のみなさんの優しさと仕事に対する熱意を目の当たりにして、座学では学べない特別なことを学びました。


【イカ釣り漁体験:4日目】
初日から3日目までに体験したことを振り返り、向津具半島に来たことがない人たちを呼び込むための「向津具半島のPRポスター」作りに取り組みました。


そして、2回目のイカ釣り漁に挑みます。今回は、1人あたり20杯以上のイカを釣ることを目標に乗船しました。
はじめに船長さんがいつもどのように漁をされているのか見学させていただきました。
電動リールなどを駆使してテキパキと漁をするプロの技をしっかりと目に焼き付けます。
1回目の時は船酔いで思うように漁ができなかった生徒もいましたが、2回目では全員がイカを釣ることができました。中には30杯以上釣った生徒もいて、大変ながらも充実した漁でした。


【イカ釣り漁体験:最終日】
最終日は、体験を振り返り、4日目に作成したポスターをもとに発表をしました。発表が終わると、船長さんから修了証書が手渡されます。
職業体験でお世話になったお礼に生徒たち全員で書き上げた寄せ書きをお渡しして、5日間の職業体験は無事終了となりました。
お世話になった向津具半島のみなさん、ありがとうございました。
参加したN高生の皆さん、今回の経験が皆さんの将来につながることを願っています。

