
現在「プロジェクトN」の活動の一環として、“クールジャパン(外国人がクールととらえる日本の魅力)”をテーマにした冊子の制作に取り組んでいます。
名古屋キャンパスでは、キャンパスと同じビルにある「名古屋YWCA学院日本語学校(以下、名古屋YWCA)」の教職員、学生のみなさんにご協力いただき、“日本の魅力”についてお聞きしました。
事前準備としてインタビュー内容や方法を考えながら、生徒同士でインタビューをし合い、イメージトレーニングをしました。
迎えた当日、生徒はワクワクしながらも表情は少し緊張している様子です。
そこへ、名古屋YWCAのみなさんがキャンパスに到着し、とても素敵な笑顔で「おはようございます!」と元気よく挨拶してくださいました。その声を聞くと生徒たちも自然と笑顔になり、緊張がほぐれていきました。
代表の生徒が挨拶をしたあと、さっそくインタビューがはじまります。

時間が経つにつれ、キャンパスには楽しそうな笑い声が響き渡りました。
インタビューを受けてくれたみなさんは、すべての会話を日本語で対応してくれました。レベルの高い日本語力に生徒たちも非常に驚いていました。
事前準備や練習、そして当日の進行を通して「情報の下調べ」と「相手への興味と配慮」の大切さを学び、「聞き手側もインタビューを楽しむ」ことが、より深い情報や相手の気持ちを聞きだせるということを知りました。
ご協力いただいた名古屋YWCAのみなさん、ありがとうございました。

現在は、クールジャパンについて調べたことやインタビュー内容をまとめて、冊子の制作に取り組んでいます。
掲載する文章の内容を考えるだけでなく、構成やデザイン、制作まですべての工程を1人でおこないます。制作にはプロも使用する『Adobe』の『Photoshop』や『Illustrator』というソフトを使用します。
※N高の生徒は「Adobe Creative Cloud」を無料で利用できます。
「アドビの教育機関向けCreative Cloud新プランを国内で初採用全生徒6512人が無料で利用可、クリエイティブな学びを強力サポート」


慣れないソフトに悪戦苦闘しながらも、わからないところを自分で調べたり、TA(ティーチング・アシスタント)や友人に教えてもらい、新たな技術が身に付いてきました。
完成まであともう少し、どのような作品ができるか楽しみですね。