ネットの高校ブログ
【N/S高政治部】2024年衆議院選挙関連の活動:テレビ東京選挙特番
「集まれ!総選挙ライブ」に出演
N/S高政治部が、2024年衆議院選挙の投開票日である10月27日に、テレビ東京の選挙特番「集まれ!総選挙ライブ」に生出演しました。
参加したメンバーは、政治部4期生の悉知 信さん(S高・2年)、5期生の真田 涼佑さん(N中等部・3年)・服部 将昌さん(N高・2年)・松尾 彩央さん(S高・2年)です。
※政治部4期:2023年度、政治部5期:2024年度に活動
事前に行われたロケ企画では、政治部メンバーが2班に分かれ、番組ゲストの石原良純さんとウエンツ瑛士さんとともにワゴン車に乗り込み、立候補者を巡る「集まれ!総選挙ワゴン」のコーナーにも出演しました。
【班編成と訪問先】(※役職・所属は番組放送時点のものです)
■真田さん、松尾さん
ゲスト:ウエンツ瑛士さん
訪問先:田村智子候補(日本共産党)、齋藤健候補(自由民主党)
■悉知さん、服部さん
ゲスト:石原良純さん
訪問先:吉田晴美候補(立憲民主党)、門寛子候補(自由民主党)、平将明候補(自由民主党)
立候補者の活動を間近で見学し、演説内容だけでなく現場の空気感も含め、選挙戦の様子を体感することができました。
ワゴン車内では立候補者の方を交えたトークが行われ、政治部所属の高校生としての視点や、ゲストの知識豊富な視点から、さまざまな切り口で政治・選挙の話題や立候補者のパーソナリティについて、お話を聞くことができました。
また、高校生の悉知さん、服部さん、松尾さんは、10月27日の生放送番組にはスタジオで出演者としても参加しました。
▼本番前のリハーサルの様子
いざ迎えた生出演では、選挙の動向をリアルタイムで見届けながら、スタジオに集結した様々な業界のゲスト・専門家・キャスターの方と生で意見交換をするという、大変貴重な経験をしました。
番組出演にあたってお世話になった番組関係の皆様、共演者の皆様、ありがとうございました。
最後に、参加したメンバーの感想を紹介します。
■服部将昌さん
政治部5期生、服部将昌(はっとり まさあき)です。
たくさんの貴重な経験をさせていただいた中で、強く感じた2点を記します。
まず、「テレビの力」についてです。
私は、番組放送終了後に多くの人から「視聴した」と連絡をもらいました。
その中には、これまで一度も選挙特番を視聴したことのなかった人、政治に興味がなかった人も多くいます。自分の出演がなければ、選挙に触れることがなかった人たちに対して、少しでも機会づくりができたのではないかと思います。
同時に、テレビの発信力や影響力も強く感じました。「高校生が選挙特番に出演した」「N/S高政治部が選挙特番に参加した」このこと自体に同世代の政治関心を促すという点で大きな意味があったと思います。
政治を良くするための第一歩は触れること、関心を持つことです。
その多くの人のきっかけになれたのであれば、誇りに思います。
次に、「『生』の力」についてです。
ロケではワゴン車内で対面インタビューを行いました。直接行う取材は、SNSでは得られない「生」の声が伝わりました。また、特番当日の「生」放送の緊迫感、選挙情勢の流動性なども身をもって感じることができました。
今回得た一次情報の重要性などの多くの学びは、今後の活動や投票行動にも活かしていきます。
また、出演を通して、報道という職業に興味を持ちました。今後の進路選択にもつなげていきたいです。
■悉知信さん
政治部4期生の悉知信(しっち あきら)です。
今回の出演で最も印象深かったのは、「現場で演説を聞き、候補者に直接質問することの重要性」です。近年、候補者がSNSで積極的に情報発信を行っているため、一見オフラインで足を運ぶ必要はないように思えます。しかし、実際に演説を聞き、質問することで、オンライン上では得られない臨場感や候補者の熱意を肌で感じることができました。
複数の候補者の話を比較することで、それぞれの考え方や政策への姿勢をより深く理解する重要性も実感しました。
さらに、石原良純さんとともにインタビューを行い、気象分野の知見を活かした視点やご自身のバックグラウンドをもとにしたお話も伺うことができ、とても有意義な体験でした。
また、今回の番組のテーマ「みんなで政治(選挙)を語り合おう」から特に感じたことは、「気軽に政治を語り合うことの楽しさ」です。
政治の話題が日常で取り上げられることの少ない日本において、政治や経済などの専門家の視点を交えながら自由に意見交換ができた今回の体験は、とても新鮮でした。
こうした取り組みが家庭や学校といった日常生活の中でも広がれば、主権者教育として投票率の向上にも繋がり、ひいては日本社会全体の発展に寄与するのではないかと感じました。
今回の経験を通して得た学びを、今後の個人活動に活かしていきます。
■真田涼佑さん
政治部3期、4期、5期で活動している真田涼佑(さなだ りょうすけ)です。
私は、ウエンツ瑛士さんの班でロケ企画に参加しました。
ロケでは田村智子さん、齋藤健さんのもとへお話を伺いに行ったのですが、SNSやテレビなどを通じて見たお2人とは違う印象を受けたことを覚えています。
特に齋藤さんへのインタビューでは、今回の選挙の争点のひとつにもなっていた政治資金問題についても話題が挙がりましたが、ご自身の事務所での政治資金の取り扱い方などについて、明確に説明していただけたことが印象に残りました。
近年「SNSと既存メディアでどちらが真実なのか」このような対立も見られますが、今回の番組出演を通じて、何を用いて情報収集するかより、受け取る側のリテラシーや、自ら行動し、お話を伺うことが重要なのではないかと感じました。また、改めて「事実無根の情報」や「誤解を招く情報」「誹謗中傷」の拡散は断じて許されるものではないと強く思いました。
現在、政治部で「SNS問題」についての研究活動も行っており、今回の経験・気づきを研究にもつなげていきたいと思います。
■松尾彩央さん
政治部5期生の松尾彩央(まつお さな)です。
参加させていただいて最も強く感じたことは、実際にお会いして話を伺うことの重要性です。ネットの記事や切り抜き動画はアクセスしやすく、興味を持つきっかけにはとても有効的です。しかし、ときには誇張されることもあるため、情報を収集したり学んだりするときには政治家の方々のお顔を拝見しながら、生の言葉を聞くことが大切だと感じました。
また、生放送の出演時には、情報を発信する側の立場として、自分自身に興味のある発言があったとしても、受け取る視聴者の皆さんに公平に伝わるようにリアクションに気を付けました。
そして、今回の番組出演を通して、政治がより気軽に話してもいいものとなればいいなと感じました。日本社会では政治の話題を出すことはタブー視され、私たち高校生にとっての政治は重く複雑なものだと感じる方も多いと思います。実際に周りの友人に政治についてのイメージを軽い気持ちで聞いてみると、同様の答えが返ってきました。気軽に政治について話し合える環境の一歩として、日常生活で「これがあったらもっとより良い生活ができるのでは」と考える、言葉にするだけでも十分だと思います。そしてSNSで発言するだけでなく、選挙で投票に行くことが何より重要ではないでしょうか。
私は来年、18歳になり選挙権を持つことができます。今回の番組出演を通してより選挙の投票に行こうと強く思いました。また、普段街頭で活動している政治家を見かけたら積極的にお話を聞きに行こうと思いました。
N/S高政治部では、今後も政治家の方と直接意見交換をする特別講義や、政治部生による政策提言の発表会などを予定しています。
今後の政治部生の活動にも、ぜひご注目ください!
■N/S高政治部について
https://nnn.ed.jp/about/club/politics/
■テレビ東京選挙特番「集まれ!総選挙ライブ」
ホームページ:https://www.tv-tokyo.co.jp/senkyo/
X:https://x.com/TVTOKYO_senkyo
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