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N/S高全体外国語教育

N/S高ならではの「バーチャル留学」で英語力とグローバルな素養を鍛える!

N/S高ならではの「バーチャル留学」で英語力とグローバルな素養を鍛える!


N/S高・N中等部の生徒を対象に、2024年3月14日(木)から3月27日(水)までの約2週間、「フィリピンバーチャル留学2024春」を開催しました。 

この留学プログラムは、実際のフィリピンの語学学校の授業をオンラインで自宅で受けることができるバーチャル留学となっています。今回で第7回目となり、英語学習に非常に高い関心を持つ生徒や、将来的に英語を使って活躍したい生徒、海外の大学を進路に見据えている生徒たちが参加しました。また、自宅から気軽に「留学を体験できるプログラム」ということで、たくさんの生徒が参加してくれました。
 
生徒の皆さんの個々の英語力に応じて、マンツーマン授業やグループ授業に分かれて学習が進められるため、英語力がどのレベルであってもそれぞれのペースで学ぶことができます。
プログラムの授業は、1日40分×7コマで行われ、1on1レッスンが3コマ、グループレッスンが2コマ、自習が2コマという構成です。フィリピンならではの「スパルタ英語教育」を実感しつつも、負担になりすぎないようにカリキュラムが構成されています。
細かな時間割は生徒ごとに異なりますが、スケジュールの一例を紹介します。


1on1レッスンでは、生徒とフィリピン人講師とマンツーマンとなり、すべての会話が英語で進められます。この個別レッスンでは、周りの環境に左右されることなく、また他の生徒の英語力を気にすることなく、生徒自身のスピードで理解を進めながら、英語学習(主にスピーキング)に集中することができます。
最初は戸惑う場面もありましたが、英語初心者への指導にも慣れている先生ばかりなので安心して授業を受けることができた様子で、「最初は聞き取るのが精一杯だったけど、慣れたら一気に授業が楽しくなった!」と話していた生徒もいました。
グループレッスンはレベルごとに分かれ、4〜5名で授業が進められます。テーマについて議論を進めたり、VTRを見ながら新出単語を学び、その単語の意味を他のメンバーに英語で説明したりするなど、一人では取り組みが難しいことに挑戦する授業でした。


◼️放課後アクティビティ(ゲストトーク)の様子


授業終了後は、英語以外のトピックを学ぶ、放課後アクティビティが行われました。
今回はフィリピン在住の日本人の方から、フィリピンでのNPO活動についてのお話や、現地の職業事情、フィリピンの子どもたちとの音楽を通じた交流などについてのお話を聞きました。
英語以外のグローバルな話題に触れる時間となり、英語以外の学びの多いプログラムでした。

ほかにも、フィリピンの市街地のバーチャル見学ツアーも開催され、実際にフィリピンの方々が食材を買う市場を見学したり、まるで実際にフィリピンを訪れているかのようなアクティビティに、生徒の皆さんも興味津々で参加していました。
実際の市場を見学することで、フィリピンの物価や為替についても学び、現地の方々の生活をより身近に感じることもできました。




【バーチャルツアーに参加した生徒の声】
・フィリピンのことを少しでも知る機会ができてとても楽しかったです。日本とフィリピンの異文化の違いについて学べました。

・現地で撮影した様子を見ることができてとても楽しかったです!バギオという都市のことも初めて知ったし、フィリピンの日常が日本と違い過ぎてびっくりしました。グループレッスンということもあり班のみんなのことも知れたのが良かったです。

・フィリピンの交通手段や市場、建物、街並みなどを学べて面白かったです。


◼️SDGsについて考える授業


今回、マンツーマン授業で世界規模の持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標に関する内容を取り扱い、生徒の皆さんがよりグローバルに、そして地球課題をより自分ごとに考える授業を行いました。
授業では、SDGsへの理解を深めながら、英語で自身の考えを発表するということに取り組みました。

【SDGsの授業に参加した生徒の声】
・SDGsには元々関心があり以前から学んでいましたが、知らないことが多かったのでとても学びになりました。特に学んでいく中で、自国である日本が行っているSDGsの取り組みを理解できていないことに気がつきました。フィリピンや海外の問題だけでなく、日本についても改めて考えることができたのでよかったです。

・最初は日常会話で出てこない単語ばかりで訳が分からず本当に戸惑いました。しかし慣れてきてからは、SDGsという題材は非常に面白かったです。特に興味のある環境問題がトピックだった時には、自分の意見を考えるというのは本当に楽しかったし、他のトピックに関しても、自分の意見を考えるということは好きなので楽しかったです。また、それをどのようにしたら英語で表現できるのかということで、新しい単語を多く知ることができました。大学入試で取り扱われることもある題材でもあるので、受験勉強にもなり、良かったと思います。
また、各国の制度について調べていたときに、国によって社会福祉に大きな差があることや、フィリピンに生活保護がないこと、アイスランドがジェンダーに関して法整備が進んでいることなど、新しい知識を得ることができ、非常に有益な時間となりました。

・めちゃめちゃ難しかったです。言葉の意味や組織の働きなど英語で説明を求められて、日本語でも難しいのにと挫折しかけました。世界にはこんなにもたくさんの問題があって、言葉や物事を英語で説明することの難しさを痛感しました。

・日本語でも学んだことのないことがたくさんありました。特に国連の情報などは初めて知るものが多く、どんな機関で成り立っているのかは初めて知りました。また、知らない単語ばかりで先生をたくさん困らせてしまいましたが、一つずつ丁寧に教えてくれたおかげで終わる頃に新しく身についた単語がたくさんわかるようになりました。世界の現状を知ることができて日本のありがたみを感じたし、フィリピンと日本との違いを知ることもできました。


◼️修了
生徒皆さん、それぞれが努力し、楽しみ、時には苦労して、2週間のプログラムを修了することができました。
最終日にはレベルチェックテストやグループでの英語スピーチ発表会なども行われました。レベルチェックテストでは、参加した全員が2週間という短い期間でも英語力を伸ばすことができました!
2週間英語漬けという初めての環境のもと、苦労した生徒もたくさんいましたが、本当によく頑張りました。
修了証書授与、グループMVPの発表、皆勤賞の発表なども行われ、これまで頑張ってきたことが報われ、生徒たちの喜ぶ顔を見ることができました。
何か一つでも過去の自分を超えることができたり、新しいことに挑戦できたならば、それ自体が素晴らしいことだと思います。



これを一つのきっかけ・モチベーションにして、引き続き英語学習に取り組み、世界に羽ばたくグローバルな皆さんになっていってくれることを心から祈っています!

最後に、参加した生徒たちの感想の一部を紹介します。

■S高・1年 Sさん
バーチャル留学に参加して私が大切だと感じたことは、発言してみることです。たとえ発言をしてうまく話すことができなくても、数日繰り返していくと少しは英単語が頭の中で思い浮かびやすくなると思います。また、たくさん発言してみることで、発言することへの抵抗感も少しずつ減っていくと思います。
もしかしたら、文法力や単語力などの向上を留学後すぐに感じることはできないかもしれません。でも、この留学ではたくさんの新しい単語や表現などを学ぶことができます。そのため、英語の表現の幅広さを知るキッカケになると思うんです。
表現の幅広さを学ぶことで、留学後、新しい視点から英語を捉えることができ、文の構成もしやすくなるのではないかと思います。劇的な変化を感じられなかったとしても、これから英語を学ぶための大事な土台となる経験になりました。

■N高・3年 Nさん
始まる前や初日はとっても緊張します。英語に自信がない人だったらなおさら緊張するかもしれません。ですが先生たちはみんな気さくに話しかけてくれました。どんどん楽しく会話ができるようになります。目に見えて毎日自分の実力が伸びていくのが感じられて、自信がつきました。

 ■S高・2年 Mさん
最初は全くもって英語を理解できないし言葉も出てこない、臆病な私はやらなきゃ良かったと後悔していました。でもなんとか2週間を終えて、単語や熟語が出てくるようになったり、考え方もちょっとポジティブになれたり、挑戦して良かったと思えました。正直大変でしたが、この短い期間でこんなにも成長を感じられたことは何よりも幸せなことだと思いました。



■バーチャル留学について
https://nnn.ed.jp/learning/extracurricular_activities/overseas/online_study_abroad/

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