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【横浜】【プロジェクトN】
「あそび」を生み出すプロジェクトが始動!

【横浜】【プロジェクトN】 「あそび」を生み出すプロジェクトが始動!


新学期が始まって1か月。
横浜キャンパスの生徒たちは、新たな仲間と親睦を深めながら、学年や性別など関係なく毎日楽しく過ごしています。


横浜キャンパスには約400名の通学コース生が所属し、N/S高の中でも大きなキャンパスのひとつです。

今回のブログでは、そんな“マンモスキャンパス”で実施される「プロジェクトN」の授業の様子をお伝えします。
課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」は、N/S高の授業の中でも最も有名で人気がある授業と言われています。


■プロジェクトN
高校生が社会で活躍するための知識やスキルを身につける授業であり、その中でも実社会の課題解決に紐づいた企業コラボのある長期プロジェクトと、ものづくり/知識系を学ぶ短期プロジェクトに分かれています。

生徒たちは答えのない社会課題の解決に向け、具体的な解決策の企画とデジタルツールを使用したアウトプット制作を行い、発表します。
この授業を通じ、予測不可能な時代を乗り越える社会人に必要な「現代の社会に必要な5つのスキルフレーム」を身につけることを目標にしています。

今回は、週3/5生(※1)が受講し、基礎スキル習得をメインとする「プロジェクトN αクラス(※2)」を紹介します。

※1 N/S高の通学コースはWeekday Course(週5)・3Days Course(週3)・1Day Course(週1)の3つの通学スタイルを用意しています。
※2 プロジェクトNでは、α(アルファ)とβ(ベータ)の2クラスに分かれて授業を行っています。αはインプット型の基礎学習から一人で説得力ある発表ができる生徒へと導く授業構成で、βは難易度を上げ、主体性あるプロジェクトマネジメント力を磨く授業を行っています。
 
下の写真は授業中の様子です。この教室では約100名が同時に授業を受けます。後ろの人はモニターが見づらいため、画面共有された説明スライドを手元のパソコンで見ています。


今回のαクラスのテーマ「あそびを作るプロジェクト」
このプロジェクトには、多くの企業・団体を対象にワークショップを実施している企業にもゲストとして協力いただいています。
生徒は4名ほどのグループに分かれ、約2か月間の授業やワークを経て「オリジナルのアイスブレイク」を作成します。


みなさんはこの「アイスブレイク」という言葉を知っていますか?
直訳すると「氷を溶かす」ですが、ビジネスや教育現場では「集まった人たちの緊張をときほぐし、コミュニケーションをとるための手法」という意味で使われ、初対面の場でよく活用されています。
もっとざっくりいうと「仲良くなるための遊び」ですね!
例えば、自己紹介をしながらしりとりをする「しりとり自己紹介」など、ゲーム感覚でお互いのことを知ることができるのが特徴です。

キャンパスでも毎日のように授業で行われるアイスブレイク。
それを自分たちで発案し、実践してみようというのが今回のプロジェクトです。

いよいよ本日の授業がスタート。プロジェクトNの授業時間はみっちり2時間です。
まずメンター(職員)が生徒の前に立ち、パソコンやビデオ会議ツール「Zoom」、Googleスライド(※3)などを駆使して、生徒に「今日のミッション」について解説します。

※3 N/S高では、学習用のITツールとして世界最大級のネットワーク企業Googleが提供するクラウド型の統合アプリケーション「Google Workspace for Education」を使用しています。どのようにすれば大人数にわかりやすく説明することができるのかをメンターも入念な準備をし、毎回工夫をしながら授業を展開しています。


しかし、プロジェクトNの主役はあくまでも生徒。
メンターの指示のもと、グループで話し合う機会がとても多いのが特徴です。

この日のテーマは「自分の好きな遊びを考え、グループでシェアする」こと。幼少期から振り返り、自分の好きだった遊びをGoogleスライドにまとめ、発表し合います。

「どうしてその遊びが好きだったの?」「今の年齢だと楽しめないかな?」など、深掘りする質問を生徒同士がお互いにしていくので、メンターが各グループに指導する場面はほとんどありません。

下の画像は各自がパソコンで作成した資料を見せながら意見を発表している様子。聞いているメンバーも真剣な眼差しです。


グループ内で共有した後は「その遊びにはどんな仕掛けがあるのか?遊ぶことでどんな心理的変化があるのか?」などを各自で徹底的に分析します。その結果、今後グループで作る「新たなあそび」へのヒントを得ていくのです。

このあとの授業では、「今の時代、どんな人が、どんな遊びを求めているのか」など、マーケティングの観点から徹底的にターゲットのニーズを分析します。
これらの分析を経ていよいよ自分たちオリジナルの「あそび」を考案。実際に遊んでみてフィードバックをし合い、ブラッシュアップしていくことになります。それぞれのグループからどんな「新たなあそび」が生まれるのか、今から楽しみです。

プロジェクトNのような「考え、話し合う授業」を経て、生徒はどんどん成長していきます。
N/S高にはこうした実践的な授業がたくさん用意されているため、成長できる機会が豊富なのが魅力です。
そして職員としては、成長していく生徒の姿を見ることが何よりの楽しみであり、心から応援したいと思っています。

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