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【留学プログラム】異文化を肌で感じ、
英語力と自信をつける2週間「セブ島留学プログラム2025」

【留学プログラム】異文化を肌で感じ、<br>英語力と自信をつける2週間「セブ島留学プログラム2025」

N高等学校・S高等学校・R高等学校の留学プログラムの1つである「セブ島留学プログラム」を、今年度もフィリピン・セブ島にて開催しました。昨年度に続き、株式会社スクールウィズとの共同企画・運営のもと実施され、英語力向上を主な目的とし、昨年度の2倍以上となる約100名の生徒が参加しました。

参加者は2つの日程に分かれて、それぞれ2週間のプログラムに臨みました。
・第1日程:2025年8月18日(月)〜8月31日(日)
・第2日程:2025年9月1日(月)〜9月14日(日)

出発前の準備〜成田空港から出発

渡航前にはオンラインでオリエンテーションを実施し、持ち物や現地情報、スケジュールについて確認しました。班ごとの顔合わせも行い、生徒たちは安心して当日を迎えることができました。

渡航当日、全国各地から成田空港に集合した生徒たちは緊張の面持ち。海外渡航が初めての生徒も多くいましたが、団結式を終える頃には打ち解けた様子で、和やかな雰囲気のなか出発しました。約5時間半のフライトを経てセブ島に到着。現地の日本人スタッフの出迎えを受け、いよいよプログラムがスタートしました。


毎日が挑戦! 英語を話す楽しさを実感

プログラムの中心は、語学学校「QQEnglish」での集中的な授業です。
1日のスケジュールは、マンツーマン授業4コマ+グループ授業2コマの計6コマ。特にマンツーマン授業(1コマ50分)では、生徒一人ひとりのレベルや弱点に合わせた丁寧な指導が行われます。最初は緊張していた生徒たちも、積極的に英語を話すように変化しました。
授業では、文法や発音の指摘をその場ですぐに受けられるため、短期間で確かな改善が見られました。また、グループ授業では仲間とのディスカッションやロールプレイを通して「聞く力」「伝える力」を磨きました。2週目の夜にはナイトレッスンも加わり、文字通り「英語漬け」の毎日を過ごしました。
フィリピン人講師のフレンドリーな雰囲気に後押しされ、「英語を話すのが楽しい」と感じることができ、生徒は英語での会話を「挑戦」から「楽しみ」へと変えていきました
参加した生徒からは、英語学習への意識の変化を実感する声が多く寄せられました。

  • 「これまでに習った表現を先生との会話で使おうと努力するようになりました。実際に声に出して使ってみることに恐怖を感じなくなりました。リスニングでも、理解をして、反応することができるようになりました。もちろん聞き返すこともありますが、明らかに初日より耳が慣れ、聞き取れる量が変わりました」(R高1年 Kさん)
  • 「とてもゆっくり聞き取りやすいように話してくれたり、間違えた時はとても細かく教えてくれたり、すごく優しかったです」(N高2年 Aさん)
  • 「留学前に比べ、英語で会話する際の単語や文章が頭の中でスラスラ出てくるようになったと感じました」(N高2年 Mさん)
  • 「4日連続で授業をしてくれた先生は、初日の自己紹介で名前を一度言っただけでずっと覚えてくれていました! 日本にとても興味を持ってくれて嬉しかったです」(S高1年 Kさん)


日常生活も学びの場

滞在先のホテルでは、洗濯や設備トラブルの際に生徒自身がフロントへ英語で電話をし、対応を依頼しました。最初は戸惑いながらも、自分の言葉で状況を伝える貴重な実践の場となりました。また、スーパーでの買い物など、授業とはまた違った英語に触れる機会も豊富にあり、生活のあらゆる場面が「使える英語」を身につける機会となりました。

社会課題を体験し、国際的な視野を養うスタディツアー

本プログラムでは、語学力だけでなく、国際社会で生きる視点や考える力を育むことを目的に、SDGs(目標1「貧困をなくそう」)をテーマとしたスタディツアーを実施しました。
第1日程 NPO法人 DAREDEMO HERO ゴミ集積場で生活する子どもたちの様子や支援活動の現場を訪問。日頃の生活では経験できない現実に触れ、貧困問題について深く考えました。 第2日程 NPO法人 セブンスピリット スラム街で楽器やスポーツを通じて成長する子どもたちと交流。彼らの笑顔や力強さから、自分の将来や夢について考えるきっかけを得ました。

現地での経験を通じ、生徒たちは異文化理解社会課題への関心を深める貴重な体験となりました。


週末はリゾート&観光へ

週末にはマクタン島のビーチやショッピングモールを訪問。
歴史的スポット「ラプラプ像」や「マゼラン記念碑」を巡ったり、広大なショッピングモール「SMシーサイド」で買い物を楽しんだりと、英会話の実践を兼ねてリゾート地ならではの観光もできました。


成長を実感する卒業セレモニー

2週間前は不安でいっぱいだった生徒たちも、最終日には達成感と充実感に満ちた笑顔を見せました。
最終日に行われた卒業式では、一人ひとりに修了証が授与されました。生徒代表のスピーチでは、2週間前には想像できなかった自信にあふれた姿が印象的でした。式の後半では、講師と一緒に「ZUMBA DANCE」に挑戦し、スポットライトを浴びながら笑顔で踊る生徒たちの姿は、努力の成果と楽しい思い出を体いっぱいに表現していました。
さらに慰労会も行い、生徒たちは2週間を振り返り、仲間やスタッフへの感謝を述べました。この留学で得た学びと出会いは、かけがえのない思い出となったようです。


2週間の成果と今後へ向けて

参加者はこの2週間を通し、英語力向上だけでなく、異文化理解や社会課題への関心を深め、グローバルな視野を養いました
帰国の際、成田空港では久しぶりに家族と再会し、笑顔や達成感に満ちた生徒たちの姿が見られました。

最後に、プログラムに参加した生徒の感想から一部を紹介します。

  • 「色々な先生や現地の人とお話しして、フィリピンのことを深く知ることができました。同じN高の友達もたくさんできて、とてもいい経験になりました。記憶に残った思い出はスタディツアーと卒業式です。スタディツアーでは現地の子ども達と遊んだりフィリピンの貧困についてなどを学んでとても貴重な経験になったなと思いました。卒業式ではみんなでたくさん写真を撮ったり踊ったりするのを見てとても楽しかったですし、もっと友達と仲良くなれたと思いました」(N高1年 Yさん)


  • 「最初は『せっかく行けるなら行ってみよう』という姿勢でしたが、現地で授業を受けて、貴重な体験をさせてもらったと感じています。フィリピンの先生が最初から友達のようなフレンドリーさで話しかけてくれたので、緊張せず自然体で受けられました。授業外では、ルームメイトと過ごすことが多く、とても仲良くできました。部屋に帰ってからも授業などの話ができる人がいたことが心強かったです。2週間も同室で過ごすことはなかなかないので、ルームメイトとはこれからも仲良くしたいと思っています。そんなルームメイトに出会えたのも幸せでした」(N高2年 Hさん)


  • 「このプログラムに参加した最初の理由は英語力の向上だけでしたが、それ以上のものを手に入れることができました。ゴミ山場の現状や、どんな時でも笑顔でいるフィリピンの方々の生き方に感動しました。これからは私も彼らを見習って生きていこうと思いました」(S高3年 Hさん)


今回の経験を糧に、それぞれが未来に向かって大きく羽ばたいていくことを期待しています。今後も私たちは、生徒がグローバル社会へ飛び出す勇気と国際教養が養えるプログラムを提供していきます。

プログラムの日程(各14日間)

【第1日程】
8月18日(月) 成田空港集合〜出発〜マクタン・セブ国際空港到着〜QQEnglish到着
8月19日(火) 学校オリエンテーション〜授業開始
8月19日(水)〜22日(金)通常授業、ステディツアー事前学習
8月23日(土) スタディツアー(NPO法人DAREDEMO HERO訪問)
8月24日(日) マクタンビーチ、ショッピングモール訪問
8月25日(月)〜28日(木)通常授業、ナイトレッスン
8月29日(金) 最終授業、卒業式
8月30日(土) ショッピングモール訪問、慰労会
8月31日(日) 成田空港到着・解散

【第2日程】
9月1日(月) 成田空港集合〜出発〜マクタン・セブ国際空港到着〜QQEnglish到着
9月2日(火) 学校オリエンテーション〜授業開始
9月3日(水)〜5日(金)通常授業、ステディツアー事前学習
9月6日(土) スタディツアー(NPO法人セブンスピリット訪問)
9月7日(日) マクタンビーチ、ショッピングモール訪問
9月8日(月)〜11日(木)通常授業、ナイトレッスン
9月12日(金) 最終授業、卒業式
9月13日(土) ショッピングモール、慰労会
9月14日(日) 成田空港到着・解散

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