
※このブログは、投資部に所属している通学コース・2年の長壁彩斗さんが執筆しました。
今回は、長壁さんの経験談をご紹介します。実際に活動に参加していた生徒の声から、投資部での学びを感じていただけたら幸いです。
こんにちは。投資部の長壁です。
投資部に入部して変わったことについてお話しします。
入部のきっかけ
株式投資に挑戦したいと考え、投資を学ぼうと思っていたため、現実のお金(20万円)を使って実際に取引できる投資部には入学前から強い興味がありました。しかし入部する前は、土日も株価が動いていると思っていたほど何も知りませんでした。
投資部で学んだこと
前提として、投資部が「この方法で投資をしましょう」と教えることはありません。自ら主体的に学ぶ姿勢がとても重要です。
まず最初に学んだのは、株の取引方法です。「成行(なりゆき)注文」と「指値(さしね)注文」という、2つの注文方法があることを知りました。初めて自分で注文を出したときは、手汗をかくほど緊張しました。
成行注文:値段を指定せず、その時点の市場価格で注文すること。
指値注文:希望の売買値を指定して注文すること。
夏頃には、決算書の読み方に関する講義もありました。難しそうに聞こえるかもしれませんが、教え方が丁寧なおかげで意外とすんなり理解できる部分も多く、とても楽しかったです。
また、投資の手法に決まった正解はなく、人それぞれであることも学びました。チャートだけを見て取引する人、短期売買を好む人、長期的にじっくり投資する人など、多様な方法があることを知りました。
自主ゼミについて
投資部のホームページには載っていませんが、有志の部員で結成する「自主ゼミ」という活動があります。これは、証券会社の社員になったつもりで企業を調査し、その内容を発表する活動です。
自主ゼミに参加するまで、グループ活動があまり得意ではありませんでした。しかし、班のメンバーが真剣に取り組んでくれたおかげで、とても楽しく発表ができました。「グループで何かを調べる活動って、こんなに楽しいんだ」と感じることができました。
この活動に参加すると、「この値段なら投資する」といった、人によって異なる多様な考えを肌で感じられます。また、企業の中長期経営計画や決算短信を読むことが必須になるため、資料を読み解く力がつきました。
入部後の変化
入部してから、身の回りの企業に興味を持つようになりました。「あ、ここは◯◯化学の工場なんだ」や「このアニメ制作会社の親会社は上場企業なのか」など、今まで気に留めていなかったさまざまな情報に目が向くようになりました。その結果、業界地図を見るのが以前よりずっと面白くなりました。
最後に
投資するたびに、投資部からいただいた活動資金を減らしてしまうこともありますが、その分学びを得ていると思っています。最近は、根拠を持った投資ができるようになりました。
投資を学びたい、興味がある、自主ゼミに参加してみたいと思った方は、ぜひ投資部に入部してみませんか? きっと、生活や考え方、そして見えている世界が大きく変わるはずです。
今後も投資部では、実践的な学びを通じて経済や社会への理解を深めていきます。引き続き、投資部の活動にご注目ください。




