
こんにちは、立川キャンパスです!
新学期が始まった4月から早くも2ヶ月が経過し、1クオーター(※)が終わりに近づいています。今回はそんな立川キャンパスで新入生がどのように過ごしているのかをお伝えしたいと思います。
※N/S高等学校は、第1~4クオーターからなる4学期制で運営しています。4~6月が第1クオーターです。
まず1・2限で行われている「プロジェクトN」と呼ばれる課題解決型学習についてです。
この時間は課題解決型学習という名のとおり、個人またはグループで、与えられた課題に対する解決方法を3ヶ月かけて見出していきます。その成果を最終的に制作物として作り上げる、とてもやりがいのある授業です。


1クオーターでは、「「遊び」や「授業作り」、「音楽作成」」など各曜日ごとに決められたテーマで授業が行われます。例えば「遊び」を題材としたプロジェクトの場合、初対面の時に緊張をほぐしてコミュニケーションを取りやすくするためのゲーム「アイスブレイク」を、グループで考え出すことに挑戦します。まずは、グループのメンバーでそれぞれの好きな遊びや昔の体験などをシェアし、さらにそれらの遊びの仕掛けや心理的影響について分析していきます。その結果を踏まえ、オリジナルの遊びを話し合いを重ねて創り出していきます。
同じ内容の課題解決型学習プログラム「プロジェクトN」を行った横浜キャンパスでの「あそびを作るプロジェクト」を取り上げたブログはこちらからご覧いただけます。→【横浜】【プロジェクトN】「あそび」を生み出すプロジェクトが始動!
多くの新入生は4月当初、初めてグループワークに取り組むため慣れない授業形式に戸惑いも見せていましたが、授業回数を重ねるうちに、グループワークでも積極的に案を出して議論が繰り広げられるようになりました。
授業に参加している新入生からは、「最初は話すのに苦労したが、だんだん慣れてきているので楽しい」と自身でも実感している声を聞くことができました。また、在校生も新入生に積極的に関わり、盛り上げている様子が見られ、コミュニケーションに良い流れができ、プロジェクトNの授業はいつも活気が感じられます。またクオーターの最後には、発表会があり、優秀作品として選ばれたチームは全国発表会へと進むことになっています。
ビデオ会議システム「Zoom」を繋いで全国のキャンパスへ向けたプレゼンの機会を目指し、どのグループも最高の作品づくりと発表ができるよう、引き続き頑張ってほしいですね。


続いては、中国語の授業です。
外国語教育に力を入れているN/S高では、英語だけでなく中国語の授業も任意で受講することができます。週に1度の中国語の授業は、日本人の中国語講師による基礎的な語句や実用会話などの実践的な内容を学ぶことができます。とても人気の授業で新入生もすぐに受講する生徒が続出し、立川キャンパスでは10名以上が学んでいます。
受講している新入生に話を聞くと、「中国語を話してみたいというのはもちろん、今後大学や就職など幅広い分野で中国語の検定などが役に立つと知ったので、まずは検定合格に向けて頑張りたいです」と話してくれました。
このように「日本語と中国語を両方とも話してみたい」、また中国語検定などの検定合格などの目標を胸にしている生徒が多くいます。新しい言語にチャレンジし、1年後どれほど中国語が習得できているのか楽しみですね。
学習している中で、難しいこともたくさんあると思いますが、毎日コツコツ努力して、多言語をマスターしてもらいたいです。

最後にお伝えするのは、「プログラミング」です。
今や社会人にとってメジャーなスキルとなっているプログラミング。立川キャンパスでは、黙々と個人の課題やイラスト作成などに取り組む生徒の姿が見られます。
新入生も慣れないパソコン操作を先輩から丁寧に教えてもらったり、同級生同士で分からないところを解決し合ったりしながら、プログラミングスキルを磨いています。
また立川キャンパスでは、絵を描くことを趣味にしていたり、イラスト系の仕事や学校に進むことを希望する生徒が多いことから、「立川キャンパス美術部」が昨年度開設されました。
すでに新入生も数名参加しており、お互いの作品を鑑賞しながらイラスト制作に励んでいます。
完成した作品はキャンパスに飾られています。下の画像は作品の一部です!


入学して2ヶ月、まだまだ分からないこともたくさんあると思いますが、日々の授業や学校生活を通してさまざまな楽しみや興味を見つけ、「スライド作成を頑張ってみたいな」や「この分野ならできるかも」など、1クオーターで得た気付きを活かしてもらいながら、引き続き充実した学校生活を送ってほしいと願っています。