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上野愛咲美さん、「第28期 竜星戦」準優勝

 

9月23日(祝・月)に株式会社囲碁将棋チャンネル、日本棋院主催で開催した「第28期 竜星戦」決勝戦において、N高等学校・3年の上野愛咲美さん(三段)が、一力遼竜星と対戦し、準優勝しました。

 

 

                                        〈写真提供:日本棋院〉

 

竜星戦は、年齢や性別による出場制限がない全棋士参加型の囲碁一般棋戦で、28期目を迎えた本大会は予選からの参加者は300名にものぼりました。本戦は96名による勝ち抜き戦の後、16名による決勝トーナメント戦。本戦から出場した上野さんは4勝を挙げ、決勝トーナメントに進出しました。

初戦から準決勝まで、タイトル獲得通算15期の高尾紳路九段、七大タイトル保持者の村川大介十段、前碁聖の許家元八段の強豪達との戦いを制し、女流棋士初となる決勝進出。早碁が得意とされる竜星戦前期優勝者の一力遼竜星と対戦し、228手で中押しで敗れ、準優勝となりました。

 

 

【上野愛咲美女流棋聖 コメント】

途中なんとかチャンスをつかめて取れると思っていなかったお石が取れそうになって、逆に動揺してしまい流れをおかしくしてしまいましたが、最初の時点ではそこまでチャンスをもらえるとも思っていなかったので、内容にはそこそこ満足しています。決勝まで来られたことが奇跡で、一力先生と決勝で打てるところまできたことに満足です。でも一力先生が優勝の目録をもらっているのを見て、ああ、いいなあと思いました。

学業との両立については、囲碁をやっていると研究会や試合で平日でも学校に行けないことが多いので、その点、N高は自由な時間に勉強できるのがとてもいいし、気分によって教科を選べるのもいいです。私は毎日決まった時間ではなく、空いた時間を利用して、時間があるときはあまり好きじゃない教科を、短時間のときは好きな教科をやっています。残り1年くらいしかありませんが、N高にいる間にあと1つ2つくらい、囲碁でいい結果を残したいと思います。

 

 

■第28期 竜星戦

https://www.nihonkiin.or.jp/match/ryusei/029.html?%E7%AC%AC28%E6%9C%9F

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