本プログラムは、町内の85％以上が山林で、平均最深積雪量が142cmと雪深い西会津町において、冬季の山間地域の暮らしを体験するプログラムです。同町北部に位置する奥川地区で、少子高齢化に伴う地域課題解決・協働の地域づくりを推進している「奥川地域づくり協議会」の協力のもと、全国各地から集まった生徒たちが奥川地区に3泊4日で滞在し、自分たちで自炊をしながら生活します。また、地域の人々と除雪や雪遊び、かんじきや縄ないなど文化・風習にまつわる体験を行い、自然と人のつながりを知り、持続可能な山里での暮らしについて考えていきます。

当学園は、2025年4月にZEN大学を開学する、一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会と西会津町の３者で、2024年3月に事業連携協定を締結しており、地域資源を活かしたプログラムの実施を通じて、地域住民と学生・生徒が交流し、集落支援や担い手不足の解消、交流人口の拡大など、地域活性化を目指しています。

☑︎ 体験学習プログラム「『雪国』の秘境で暮らしの達人を目指す3泊4日in西会津〜“生きる”と“生かされる”を知ろう〜」概要
【日程】2025年1月17日（金）～1月20日（月）
【実施エリア】福島県耶麻郡西会津町　奥川地区
【参加者】N/S高、N中等部の生徒　15名（予定）
【主な行程】
・1月17日（金）：集合、オリエンテーション
・1月18日（土）：雪に触れる、除雪体験、縄ない体験
・1月19日（日）：文化・生活体験、餅つき、アート体験
・1月20日（月）：地域住民との交流、振り返り
※ 実施内容は変更となる場合があります。
※ N中等部は学校教育法第一条に定められた中学校ではありません。

◆体験学習プログラムについて◆
N/S高、N中等部の課外授業として実施。日本各地の自治体・企業・専門機関等と連携して多種多様なプログラムを実施し、普段の授業・映像授業だけでは得られないリアルな経験から生徒の知見や将来の可能性を広げられる機会を提供しています。近年では地方自治体、企業・団体と事業連携協定を締結し、共同でプログラムを実施することで、地域社会・産業の発展や地域人材の育成を目指す取り組みを進めています。

【体験学習の実施例】
https://nnn.ed.jp/learning/extracurricular_activities/workexp/