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N高2年・桑子友菜さん、S高2年・三橋由菜さんが、
令和7年度「群馬県高校生リバースメンター」に選出

N高2年・桑子友菜さん、S高2年・三橋由菜さんが、 <br> 令和7年度「群馬県高校生リバースメンター」に選出

N高等学校・2年の桑子友菜さん、S高等学校・2年の三橋由菜さん(2名とも高崎キャンパス所属) が、令和7年度「群馬県高校生リバースメンター」に選出されました。

「群馬県高校生リバースメンター」は、群馬県内の高校に在籍する高校生・県内在住の高校生を対象とし、高校生が知事の相談役となって、知事に直接アドバイスや政策提言を行う取り組みです。若者の声を政治に反映させることで若者が社会を変える実感を持つことや、​県政に新しい展開を生み出すことを目的としています。

桑子さん、三橋さんは、令和7年度の活動メンバー10名に選出され、2025年5月31日(土)から活動を開始しました。
2025年8月6日(水)には、始動から約2カ月間かけて各メンバーが立案した政策提言を、山本一太群馬県知事にプレゼンテーションする提言会が行われました。
桑子さんは、実家の温泉旅館の経営を引き継ぎ、現在若女将を務めている経験から、「癒しから楽しむまで、温泉の力をすべての人に!」をテーマに政策提言を行いました。
三橋さんは、自分自身の不登校の経験から、不登校の⽣徒に柔軟な学びの場と充実した選択肢を届けるための政策提言を行いました。

▼政策提言を発表する桑子さん


▼発表後、知事と意見交換をする三橋さん


桑子さん、三橋さんは、今後この政策提言をもとに事業化の検討などを進め、2026年3月31日(火)まで活動を行っていきます。


<桑子友菜さんのコメント>
実家の温泉旅館が父の事業転換から廃業の危機に直面したことをきっかけに、高校生で若女将として運営を担い、温泉が観光中心に捉えられ、地域の小さな温泉が減っている現状に気づきました。さらに、温泉旅館で働く中で、お客様の声から手術痕や介護、タトゥーなどを理由に温泉を諦める人がいることを知り、政策提言を決意しました。
提言会では、入浴着や貸し切り風呂がある温泉施設の紹介マップなどのプランを発表しました。知事への提言はとても緊張しましたが、自分の思いを直接伝えられたことが大きな自信につながりました。
現在は群馬県と連携し、提言の実現化を進めています。温泉の新たな価値を広め、誰もが安心して温泉を楽しめる社会を目指し、これからも活動を続けていきたいです。

<三橋由菜さんのコメント>
私が「不登校」を提言テーマに選んだのは、対人関係の悩みから精神的な不調が続き、不登校を経験したことがきっかけです。不登校の背景が正しく理解されず、時に批判の対象となったり、学びの選択肢が限られたりする現状に違和感を抱き、社会の認識を少しでも変えたいと考えました。
委嘱式の際から知事はフレンドリーな方として一緒に活動するメンバーの間でも話題で、提言会では一人ひとりの意見に丁寧に耳を傾けてくださいました。その姿勢に触れ、この繊細なテーマを提起してよかったと感じました。
現在は「不登校」に代わる新たな名称の導入を目指す政策を検討しています。今後も、相談窓口の認知拡大や学びの多様化に向けた活動を続けていきたいと考えています。


■群馬県 高校生リバースメンターについて
https://www.pref.gunma.jp/page/650132.html
https://www.shoukasonjuku.com/highshool-reverse-mentor/gunma2025

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