
10月中旬、通学コース全8キャンパスの「プロジェクトN」では、新たなプロジェクトが開始しました。
「睡眠不足な人々に改善提案!~『Peels』を活用した睡眠教育~」と題した睡眠教育プロジェクトで、西日本電信電話株式会社様(以下、NTT西日本)にご協力いただいた特別授業です。
※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。
NTT西日本と協同で、「良質な睡眠」と「説得力」 を養う特別授業を実施「睡眠不足な人々に改善提案!~『Peels』を活用した睡眠教育~」
最初に石田キャンパス長より、「現代人の睡眠不足について」の説明がありました。
その説明を受けて、まずは生徒たち自身の睡眠についてのことをワークシートにまとめ、把握していきます。
ゲームやアニメなどに関心を寄せる生徒が多いこともあり、「つい見入っちゃって睡眠時間が短くなる」という声が多くあがりました。

その後は、NTT西日本が開発した睡眠教育サービス『Peels』を教材として使用し、「より良い睡眠を取りたいと思っているものの、なかなか行動に移せない人」に対して、“起こしたくなる行動”の提案をグループに分かれて考えました。
ターゲットとする方をグループごとに選出し、どこに問題があるのか、どうしたら問題は改善されるかを調査し、それを踏まえた上で説得力のある解決策を提案できるプレゼンを目指しました。

10月15日~19日の間に、調査学習やキャンパス内での発表を行なった後、キャンパスの代表グループを選出し、10月22日には、キャンパス対抗の発表会を行ないました。
大宮キャンパスの代表のグループが選んだターゲットの方は、30代の「シフトさん」。
10年以上勤務のベテランの看護師の方で、日勤だけでなく夜勤もこなすため、睡眠時間が不規則な女性です。
全8キャンパスとの中継を繋いでの発表、気心の知れたキャンパスの仲間の前で発表をするのとは、勝手が違います。
発表者は緊張した表情でカメラの前に立っていましたが、その様子を見守る生徒は笑顔で聞きながら、いつもより多く相槌を打つなど、温かい雰囲気作りを意識してくれていました。

全キャンパスの教職員、生徒たちの投票により決定した結果は、大宮キャンパス代表グループの優勝でした。
2位に圧倒的な票差をつけての優勝ということで、キャンパス全員が割れんばかりの拍手で讃えました。
プレゼン発表をした生徒は
「自分1人ではできなかったけど、チームのみんなそれぞれが役割分担を出来たことにより、成し遂げることができました」
と、チームがあったからこそ出せた結果であると話していました。

N高の生徒たちは、日々様々なプロジェクトを通して世の中を知り、自分たちがやりたいことを探しています。
今回の特別授業もとてもいいい経験になりました。
今後も、生徒の実りある活動を全力でサポートしていきます。