
N高・通学コースでは、11月から課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」にて、日本の行政を題材にドラマ制作をする「省庁ドラマ“みんなのドラマ”制作プロジェクト」に取り組んでいます。
※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。
N高、日本テレビと協同で課題解決型授業を実施 「省庁ドラマ“みんなのドラマ”制作プロジェクト」~現役官僚とともに政策の二面性について考える~
本授業は、政治や省庁に関する課題学習を行なうという企画。N高の8つキャンパスがそれぞれ担当の省庁を決めた上で、各キャンパス担当の省庁がどのような課題の解決に取り組んでいるかを調べ、視聴者に議論を促す「ドラマ教材」を各グループで制作していきます。
今回、福岡キャンパスは環境省を担当することになりました。
11月16日には、実際に環境省の職員として勤務されている木村真一さんをお招きし、環境省が社会においてどのような役割を担っているか、担当されている業務はどのような内容なのかなど、実際の経験を元にお話ししていただきました。

講義の後の質問の時間では、
「環境保全の為に、私たちが日頃からできることは何ですか?」
「仕事で環境省以外の省庁の人たちとの交流はありますか?」
など、生徒たちからたくさんの質問が投げかけられ、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。
最後には木村さんから、
「思った以上に質問などをいただき嬉しい。こうして人前で自分のやっている仕事を説明する機会をいただき、モチベーションアップにもなりました」というお言葉をいただきました。
今回の「プロジェクトN」の取組みは、省庁の仕事や社会を変える難しさと喜びについて理解を深めると共に、社会への働き掛け方について複数の視点で考える力を身につけることが目的としています。
福岡キャンパスの生徒たちは、水質汚染問題や地球温暖化問題、レジ袋有料化などといったさまざまなな課題について調べ、それぞれが自分たちなりのアプローチで解決策を考えます。
今後は日本テレビ様にサポートいただきながら、魅力的なドラマの制作方法や、動画の撮影方法、動画制作ソフトの操作方法について学びながら、視聴者に議論を促すドラマ教材を各グループで制作していきます。
生徒たちが制作中のドラマは12月中旬に完成予定。
どんな作品ができるのか、今から楽しみです。