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【N/S高投資部】増額面談に合格した僕らの挑戦と成長
その道のりを振り返って

【N/S高投資部】増額面談に合格した僕らの挑戦と成長  その道のりを振り返って

※このブログは、投資部6期生の山出さんと杉本さんに書いてもらいました。

==【6期生 山出さん】==
投資部の山出です。
投資について何も知らなかった僕が、投資部で得た学びや気づきを書かせていただきます。

◆投資部志望理由◆
1.お金の正しい知識を身につけたいから
僕はN高生になってから興味の幅が広がりました。
例えば、日本国内や世界中を旅してみたい。3DCGや動画撮影・編集に挑戦してみたい、といった新しい目標が次々に生まれています。
しかし、これらのことを実現するためには、必然的にお金が必要です。そこで僕は、夢を実現させる手段として単に資金を増やすためではなく、お金の仕組みについて正しい知識を身につけたいと思いました。

2.自信をつけたかったから
中学校では、委員会への立候補や授業での発表など「やってみようかな」と思いつつも、一歩を踏み出せない場面が多くありました。その経験をきっかけに、高校では新しいことに積極的に挑戦しようと決めました。投資部での活動を通して、知識や経験を積み、視野を広げることができたら、自分に自信がつくのではないかと考えています。

◆投資部で学んだこと◆
1.初めての投資
冒頭に書いた通り、僕は投資について全く知識がありませんでした。入部して初めての投資は、「この企業は増収増益だし、何となく良さそう!」という曖昧で感覚的な判断で株を購入しました。結果として1万円の損失を出してしまいました。この失敗をきっかけに「次は絶対に成功したい」と思い、改善策を立てたり、効果的な投資ツールを調べたりしました。
投資部では、失敗から学べる環境があります。失敗の原因を追求することは決して簡単ではありませんが、その分成長があると思います。

2.自主ゼミの参加
自主ゼミとは複数のグループに分かれ、3か月間にわたり企業分析を行う活動です。僕は投資初心者であるにもかかわらず「やってみよう!」という軽い気持ちで応募しました。
実際に参加してみると、僕にとってはかなり難しい内容。正直なところ理解できないことが多々ありました。でも同じグループのメンバーが優秀で、話し合いを聞いているだけで企業の分析方法や資料の読み方、投資判断の基準など、さまざまな知識を得ることができました。またミーティングの進め方や情報整理の仕方なども学ぶことができ、とても充実した時間を過ごせました。
この自主ゼミでの経験は、課題解決型プロジェクト学習でも活かされています。現状をより深く分析し、効果的な解決策を考え、実行に移せるようになりました。

3.増額面談への挑戦
統計に関する知識や活用力を評価する「統計検定」の3級を取得したことで、増額面談の機会をいただくことができました。面談のための資料作成を通して、聞き手に伝わりやすくするための工夫を考え、文字の配置や色使いなど、効果的なスライド作りについて学びました。さらに、面談に合格できたことで、大きな自信につながりました。

◆まとめ◆
投資部での一つひとつの経験から多くを学び、自分自身の成長につながっていると感じています。投資部では、自分の行動次第で社会の仕組みやお金の知識を深められるのはもちろんのこと、情報収集力や分析力など社会に出ても役立つような実践的なスキルも学ぶことができます。失敗を恐れず前向きにチャレンジする姿勢と自発的に学ぼうとする向上心を大切に、これからも活動していきたいと思います。

==【6期生 杉本さん】==
投資部の杉本です。

◆投資部志望理由◆
僕が投資部を志望した理由は、投資部の活動を通じてたくさんの企業について知識を深めたいと思ったからです。
企業を知ることは投資だけでなく、将来の就職活動にも役に立つと思います。日本には何百万もの企業や事業所があると言われていますが、自分が知っていたのは誰もが知っているような大手企業ばかりでした。
たくさんの企業を知ることにより自分の視野が広がり、今なりたい職業とは別のなりたい職業が見つかるかもしれないと思い、企業について知りたいと思いました。

◆進路と投資部での活動のつながり◆
僕は将来、公認会計士になりたいと思っています。
公認会計士は、監査業務を主とし、その他税務やコンサルティングも行う専門家です。中でも、監査業務は公認会計士の独占業務であり、公認会計士にしかできない業務です。
決算書や財務諸表などを精査し、財務諸表が適正であるかどうか公認会計士が企業の財務情報を監査し、その正しさを保証することによって、僕たちは安心して投資活動ができます。
自主ゼミでは、資料作りをするのに決算書や有価証券報告書を参考にしますが、安心して参考にできるのは公認会計士のおかげなのだと実感しました。自分もいつか公認会計士になり、企業に不正がないかの監査をして、投資家が安心して株取引を続けられる環境を支えたいと考えています。
しかし、仕事の性質上、インサイダー取引に該当してしまう可能性がある個別の株取引は禁止されている場合もあり、その責任の重さも感じています。

◆これまでの投資実績と学んだこと◆
今までに、買いを20回、売りを18回しています。
学んだこととして、決算が悪かったり不祥事が出るなどのマイナス要因がない限り、株は持ち続けたほうがいいのではないか、ということです。今まで7社の株を購入しましたが、買った時の値段よりも下落している銘柄は決算が悪かった企業だけです。自分が投資をするときは短期のトレードではなく長期投資をしようと思いました。

◆これまで投資部で挑戦したこと◆
投資部で挑戦してきたことの一つに、自主ゼミの活動があります。
自主ゼミでは、各グループが発表会に向けて自主的に企業分析や業界分析などに取り組んでいます。僕は、自主ゼミに参加して良かったと思っています。自主ゼミに参加することで、決算書などを読むきっかけになったからです。自主ゼミに参加するまでは、決算書などを読もうと思っても難しそうだという理由で避けていました。しかし、企業分析をする過程で決算書などを読まなくてはいけません。決算書から何が読み取れるかわからなかったため、まずはネットや本で決算書などの読み方を勉強しました。その後、決算書から必要だと思うデータをまとめてグループの人たちと意見交換をし、スライドを作り、なんとか発表会で自分たちの考えを発表することができました。

◆残りの期間で挑戦したいこと◆
自分の住んでいる愛知県の企業や産業の研究、今興味のあるゲーム業界などの過去の決算が株価にどのような影響を与えたのかを研究したいと思っています。

◆投資部員としてできること◆
自分ができることとして、自主ゼミで学んだことや失敗談を包み隠さず投資部員と共有し、投資部の定例会やその他の活動をより有意義な時間にしていきたいです。


投資部は、一般的な部活では得られない貴重な経験ができる場です。興味を持った方は、ぜひ投資部の紹介ページをご覧ください!

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