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N高等学校・S高等学校、2023年度 進路実績を公開
国公立大学・主要私立大学・海外大学への合格者が増加

学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校(以下、N/S高)は、2023年度 進路・合格実績を同校のWebサイトにて公開しました。
▶進路実績:https://nnn.ed.jp/about/results/
大学実績:https://nnn.ed.jp/about/results/next_stage/
就職実績:https://nnn.ed.jp/about/results/job/
 
2023年度の進路実績は、大学等への進学が34.86%(前年比*1 1.62ポイント増)、専門学校他*2への進学が24.84%(同1.72ポイント増)、留学が0.93%(同0.23ポイント増)、浪人が8.53%(同2.41ポイント減)、就職が8.97%(同0.07ポイント減)、アルバイト等が11.31%(同2.13ポイント増)となりました。進路決定率は89.44%(同3.22ポイント増)となりました。

N/S高では、生徒の様々な進路をサポートするために進路指導体制を強化しています。複数メンター制を導入しており、一人の生徒を複数のメンターでサポートします。生徒の将来につながる選択肢の幅が広がるように、ネットとリアルを活用した進路指導とキャリア教育に取り組み、生徒に合わせた個別指導で進路実現をサポートしています。
 
◆ 一人ひとりに合わせた大学進学をサポート。生徒の意識変化も。
2023年度の大学合格実績は、東京大学・京都大学を含む国公立大学に172名(昨年比152.21%/+59名)が合格しました。私立大学では早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学の合格者数は合わせて158名(同112.06%/+17名)、学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の合格者数は合わせて344名(同128.36%/+76名)、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学・近畿大学の合格者数は合わせて464名(同114.00%/+57名)など、多数の上位大学に合格しました。

N/S高では、生徒一人ひとりに合わせた受験校・選抜方式・受験計画の提案・個別のサポート(進路相談・書類添削・模擬面接)を強化し、入試傾向に合わせた進路指導を実施しています。またN/S高が大学合格実績を伸ばすにつれて、大学オンライン合同説明会に参加する生徒の増加や、複数の大学側からも学園に説明会の希望をいただく状況があり、大学進学を視野に入れる生徒の意識の変化につながったと考えています。

近年増加傾向にある総合型選抜は、多面評価であり、将来のビジョン、大学に対する意欲や志望動機を生徒自身の活動を通して明確化、言語化して表現を求められる傾向にあります。ネットで提供しているN/S高の多彩な課外授業コンテンツ、リアルで展開している職業体験、通学コースで実施している課題解決形学習プログラム「プロジェクトN」などを通じて、問題意識の醸成とプレゼンテーション能力の向上につながり、生徒が総合型選抜で合格を勝ちとる傾向がみられます。
 
海外大学進学のサポートにも注力    
N/S高では海外大学進学説明会を年間複数回にわたって実施。オンライン個別相談では専任の留学カウンセラーが幅広く相談に応じ、海外大学への出願を決めた生徒へ向けた出願サポートも実施しているほか、更に対策を強化したい生徒に対してのN塾 海外進学コース(有料)も用意しています。その他、マレーシア大学見学ツアー、オックスフォードサマープログラム、フィリピン英語研修プログラムなど学園主催の留学プログラムも充実させ、海外進学をサポートしています。
そのような成果として、昨年度から大きく数字を伸ばし143名(同275.00%/+91名)が合格。ジョンズ・ホプキンス大学(アメリカ)、トロント大学(カナダ)、エディンバラ大学(イギリス)、メルボルン大学(オーストラリア)をはじめとする、世界でもトップランクの大学に合格しました。その中でも「THE世界大学ランキング」100位以内の大学合格者数は30名(同157.89%/+11名)となります。*3 その他、ミネルバ大学(アメリカ)や、セゲド大学(ハンガリー)の医学部など難関大学にも合格しています。
 
公務員から大企業まで様々な業種に就職
就職試験についても、面接を受ける生徒が挨拶や自己紹介などの基本を学べる面接トレーニングなどを実施しています。主な就職先として、国土交通省 関東地方整備局、自衛隊、北海道警察などの公務員をはじめ、株式会社王将フードサービス、九州旅客鉄道株式会社、株式会社サイバーエージェント、トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社、株式会社ニュー・オータニ、株式会社ブリヂストン、合同会社ユー・エス・ジェイ、LEGOLAND Japan合同会社など、様々な業種の企業に多数就職しています。
 
N/S高では今後も、ネットとリアルを活用し、生徒一人ひとりの多様な個性に合わせた進路実現を全力でサポートしていきます。
 
※1:2023年4月28日時点での合格者数との比較
※2:「専門学校他」には、専門学校(専門課程・一般課程)・高等学校(専攻科)・公共職業能力開発施設・ 各種スクール等が含まれます。
※3:私立大学・海外大学につきましては1人で複数の大学・学部・学科に合格した場合は、それぞれに合格者として計上しています。
 
 
卒業生の声
森永陽彦さん(通学コース)
一橋大学 ソーシャル・データサイエンス学部/一般選抜(前期日程)  合格
学園生活で最も力を入れたのは『プロジェクトN』です。1年次の4月から3年次の6月まで取り組みました。企画を考えて形にしたり、グループで何かを考えて発表したりするのがとても楽しく、学びになりました。みんなで話し合って一人では思いつかないアイディアが出たり、頑張って考えた企画で全国発表まで勝ち上がれたときの達成感は代え難いものだったと感じています。
 
N/S高での経験のおかげで、なにかに挑戦することへのハードルが下がったように感じます。入学前の私なら「自分にはできないだろう」とやめてしまっていたようなことも、まずは一歩踏み出してみる、ということができました。プロジェクトNやマイプロジェクト、イベントごとでの活動をおこなったことで、自分の得意なことや楽しめること、後悔しがちなことを知ることができました。これらの経験は、自己理解を深められたことで、今後何かに迷ったとき後悔の少ない判断をするのに役立つと考えています。
 
大学進学に向けて、『Class H』*4に所属することで、受験対策やモチベーションの維持に役立ち、さらに難関大学を目指す仲間と出会うことができました。また、クリティカルシンキング講座で生の英語に触れた経験は大学入学後も役立っています。
 
<後輩へのメッセージ>
N/S高には多くのチャンスが転がっているので、後悔しないよう上手く利用するといいと思います。あと、受験は運でなんとかなることもあります!最後まで諦めず頑張ってください!
 
加藤環季さん(ネットコース)
東京理科大学先進工学部生命システム工学科/一般選抜A方式入学試験(大学入学共通テスト利用)合格
学園生活で最も力を入れた活動は『マイプロジェクト』でした。自身の幼少期の体調不良から学びの自由さを目指し、サイト制作などに取り組みました。プロジェクトのビジョンを検討する中で自分自身について深く考え、”将来本当にやりたいこと”を再認識することができました。
 
また、”将来本当にやりたいこと”に辿り着くために『Class H』*4も活用しました。受験勉強に対するサポートはもちろんのこと、現役東大生の皆さんと幅広い視野を持って学べたことで知識量が増えただけでなく、勉強のモチベーションにもなりました。
 
進学を考える際に体調と勉強のバランスや苦手科目の対策が課題でしたが、計画立てや分析を通じて乗り越えることができました。また、スクーリングでお世話になったメンターに教科の質問をしたり、学習計画の相談にのっていただいたり、受験前後に精神面のサポートをいただいたりなど、メンターの方々にもたくさんサポートしていただきました。
 
学園で成長できた点は、言葉で自分の思いや状況を伝える力が身についたことだと思います。言葉を吟味して話すことに慣れたので、自己理解も深まりました。学園での経験から人との違いを認め合い、柔軟な対応力を身につけたいと考えています。
将来は、食物アレルギーの研究と教育に携わりたいです。これまでの自分の経験を活かして、他の子どもたちの支援に貢献したいと思っています。
 
<後輩へのメッセージ>
日本一生徒数が多い高校であるN/S高に在籍している皆さんなので、友達や先生とたくさん関わってほしいと思います。生徒や教職員数が多い分、自分に合う友達やメンターも多いと私は考えます。人との関わりの中で自身の視野を広げたり、他者との関わりの中で自分自身のあり方を考えたり...将来に向けた準備を高校生の時期からできる環境は貴重だと私は思います。ぜひN/S高生であることの強みを活かして、学園生活を送ってほしいなと思います。
在校生の中には高校卒業や将来について先が見えない人もいるかもしれません。時には少し立ち止まったり、回り道をしたりすることもあると思います。渦中にいる時は大変ですが、それも含めて自身の経験となったり、その経験が将来の自分、もしくは、他の人にとって救いとなることもあるかもしれません。高校生というこの”時”を大切に、1日1日を悔いなく過ごしてください。皆さんひとりひとりが皆さんらしく、この学園やその先に歩む道での日々を過ごせることを応援しています。
 
秋山莉菜さん(ネットコース)
Johns Hopkins University Krieger School of Arts & Sciences 合格
大学進学を目指す際、興味の幅は広いものの、大学で何を深めたいかがわかりませんでした。そのような中で、私はN高で投資部や研究部に入り、投資家や研究者の話を聞いたり、学内外の活動やワークショップに参加したり、色々なことを試してみました。その過程で、メンター、オンラインコーチング(N塾)のチューター、留学課の方々、研究部のアドバイザーなど、学園の多くの大人と話す機会があり、自分の考えを言葉にしたり、興味のあることを話したり、アドバイスや気づきを得るうちに、自分の関心が徐々に明確になりました。
 
学園生活で力を入れた研究部の活動を通じて、動物の認知機能に強い関心を抱くようになり、大学では生物学をより深く学ぶ予定です。
N高では、自分のやりたいことに没頭することの意味や楽しさを知りました。今後も心から面白いと感じ、夢中になれることを学んでいきたいと思っています。学園での経験は私の考え方に影響を与え、これからも影響を与え続けるでしょう。
 
<後輩へのメッセージ>
N/S高の最大の魅力の1つは、自由な時間の多さだと思います。その時間をどう活かすか、N/S高には自分の関心を深めたり、
あるいは興味を探したりするための機会と環境があります。ワークショップや部活動など、色々なことに挑戦し、本当に面白いと思うことに夢中になってみるのはどうでしょうか。
 
綾坂ことさん(通学コース)
武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科/一般選抜 学部統一方式
学園生活では『AL(Active Learning)活動』に力を入れました。その活動を通して、自分自身に対する解像度が上がったと感じています。『プロジェクトN』やインターンシップなどで得た刺激から、自分にできることはなにか、自分がしたいことはなにかを考える時間をしっかりととれたと思います。高校生活でぶれない芯を得ることができたので、迷わずに目標に向かって人生を歩めると感じています。
 
将来は、生活で活用できる様々な技術を多くの人が学べるように、新しい教育の形をつくりたいと考えています。学園で同級生やTA、メンターなどと話す中で、技術を習得する過程を“茨の道”だと感じる人が多いのだなと感じました。その茨の道を少しでも歩きやすく舗装することができたら良いな、と考えています。
 
進路については、学園の進路相談窓口の方にとてもお世話になりました。無数にある進路の中から自分のやりたいことに合う進路を見つけるのは一人では無理だったと思います。きっと選んだ進路よりぴったりな進路はない、と感じています。
 
<後輩へのメッセージ>
N/S高は、間違いなく普通の高校より「好きなことができる時間」が多いです。その時間を、ぜひ自分自身を見つめる時間に充ててほしいです。惰性で生きるより、目標を見つけてそれを目指したほうが、きっとあなたは輝けます。願わくば、あなたらしさを見つけたあなたが未来を明るく生きられますように。
 
伊東聖矢さん(ネットコース)
株式会社サイバーエージェント 就職
学園生活で力を入れたのは、提携校のバンタンゲームアカデミーでのゲーム制作と、ゲーム会社でのインターンシップ・プロジェクトマネージャーや基盤開発の経験です。N/S高では自由な時間を確保できるので、空いた時間で好きなことに挑戦できます。ゲーム会社のインターンシップでは、社会人としてのマナーやエンジニアリングの観点やマネジメントスキルを磨くことができました。
 
学園で無料で使えるAdobe製品はとても助かりました。Photoshopはゲーム制作やデザイン制作にも活用でき、Premiere Proは入社式の動画制作でも非常に役立ちました。就活中は、提携校のバンタンゲームアカデミーでの教えに励まされ、「高校生なのにここまでできる」という視点で乗り越えました。これらの経験は、私の人生における「ゲームディレクターとして歴史に名を残す」という目標に対して良い経験になっていると考えています。
 
また、在学中に出会った講師やインターンシップの数々は私の目標を叶えるための糧として必要不可欠なものでした。友人とは今でも同じゲーム業界にいる仲間として、時には一緒にゲームをしたり、ご飯を食べたり、息抜きにもなっています。
 
<後輩へのメッセージ>
私はとにかくゲームが好きです。ゲーム業界に入りたいという一心を持ちながら、ゲーム制作などのやりたいことをやり続けました。やり続けることができ、就職することまでできたのは、「好き」という気持ちがあったからです。好きという力はとても大きいです。ただ、何かを選択したり、好きなことをやり続けるという選択をしたときは、最終的に「自分」で決めてほしいです。「親に言われたから」「先生に言われたから」で物事を進めてしまうと、挫折したときにその人のせいにしてしまうかもしれないからです。
私が好きなFF10というゲームのキャラクターのセリフで「覚悟を決めろ ほかの誰でもない これは お前の物語だ」というセリフもあります。このゲームがあったから、この考えがあるのかもしれません。厳しめに感じるかもしれませんが、「自分が決めた道だから頑張ろう」となってほしいのです。時には自分のことを褒めてあげたり、休むことも大切です。
 
※4:Class H(クラス エイチ)は、難関大学を目指す生徒が自由で主体的な学びによって、本質的な思考⼒と実践⼒を⾼めていくコミュニティーです。学業⾯での高い実力と、課外活動などを通じた多⾓的な視野を身に付けるために、学習⾯・環境⾯・経済⾯でのサポートを⾏います。
   

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