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「シングルマザーのフルリモート雇用が生み出す
経済合理性に関するインパクト」の公表について

「シングルマザーのフルリモート雇用が生み出す<br>経済合理性に関するインパクト」の公表について

 N高等学校・S高等学校・R高等学校、N中等部を運営する学校法人角川ドワンゴ学園、及び、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社は、このたび「シングルマザーのフルリモート雇用が生み出す経済合理性に関するインパクト」(以下、本レポート)を公表しました。

 本レポートは、当学園におけるシングルマザーのフルリモート雇用に関する経済合理性と、その雇用が生み出す非財務価値を可視化することを目的に、分析およびインパクト評価を実施したものです。
 当学園は2019年から、子育て等により勤務時間に制約が生じやすいシングルマザーにフルリモート雇用を実施してきました。本分析では、シングルマザーへの社会的意義に焦点が当たりがちなこの取り組みについて、当学園やシングルマザー双方にとって経済合理性を持ち、大きなインパクトをもたらす雇用制度であることが明らかになりました。
 さらに、ハーバード・ビジネス・スクールの「インパクト加重会計」を参考に、シングルマザーのフルリモート雇用のインパクトを独自に評価し、従来の会計ではとらえきれないインパクトの計量にも取り組みました。
 本レポートを通じて、シングルマザーを対象としたフルリモート雇用における経済合理性と、事業活動が創出するインパクトへの理解が深まり、雇用安定や地位向上の促進につながることが期待されます。

▼レポート全文
https://www.mizuhobank.co.jp/fintec/news/pdf/202512_single_mother_report.pdf

▼当学園の「リモートワーク雇用制度」について
https://nnn.ed.jp/news/m_jpbzgx1anh/


☑︎ 「シングルマザーのフルリモート雇用に関する経済合理性」
エグゼクティブ・サマリー

■ 角川ドワンゴ学園における価値創造プロセス
— 当学園では、シングルマザー雇用を起点とするフルリモート体制構築、分業の徹底、業務効率化により、生徒数が大幅に増加する中でも時間外労働を大幅に削減し、ホワイトな職場を実現。生徒のみならず、教職員にとっても持続可能な未来の学校づくりを進めています。

■ シングルマザーのフルリモート雇用の経済合理性の分析
— 本レポートでは、シングルマザーの日本における労働環境、当学園の文化、職場にもたらされる多様性や職員に対するアンケート調査など多角的に分析。当学園のシングルマザーのフルリモート雇用は、社会的意義だけにとどまらない経済的な合理性があることを検証しました。今後は、本レポートの分析結果を基に、シングルマザーのフルリモート雇用や同様の取り組みがさらに拡大していくことが期待されます。

■ シングルマザーのフルリモート雇用におけるインパクト評価
— ハーバード・ビジネス・スクールの「インパクト加重会計」の手法を参照し算定した結果、シングルマザーのフルリモート雇用によるインパクトは年間で支払賃金の約2倍の非財務価値を創出していることが明らかになりました。

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