
学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ)・N中等部は、2025年7月1日(火)〜7月4日(金)、山口県長門市にて、職業体験プログラム『イカ釣り漁船体験「日本海の漁師になる4日間」』を実施します。
本プログラムでは、全国から集まった中高生たちが、本州最西北端に位置する向津具半島・川尻岬を擁する川尻漁港を拠点に、イカ釣り船に乗り「漁火漁(いさりびりょう)」を体験します。
初日は、山口県油谷青少年自然の家にて、長門市経済産業部農林水産課による「長門市の水産業の概要と課題」をテーマとした講演が行われ、地域漁業の現状とその課題について学びます。
2日目と3日目は、実際に沖に出てイカ釣りを体験します。漁師が熟練の手つきで灯火(漁火)を調整し、海面に群がるイカを狙う様子を間近で見ながら、生徒たちは竿を手にイカ釣りに挑戦。自ら釣り上げたイカは、サイズごとに仕分けし箱詰めして市場へ出荷します。翌日は市場に足を運び、イカがいくらで売れたのかを確認。その売上をもとに、漁業にかかる経費や労働時間とのバランスについて考察します。
最終日には、4人1組のグループごとにこれまでの学びを振り返り、漁業が抱える課題に対する自分たちなりの解決策や、今後の発展に向けた提案を地域の方々に向けて発表する予定です。
また、プログラム内では、元乃隅神社や千畳敷の観光も予定されており、漁業だけでなく、長門市の自然や文化など多面的な魅力にも触れられる内容となっています。
◾️職業体験プログラム『イカ釣り漁船体験「日本海の漁師になる4日間」』概要
【日程】2025年7月1日(火)〜7月4日(金)
【実施エリア】山口県長門市
【参加者】N高グループ生、N中等部の生徒 8名(予定)
【主な行程】
・7月1日(火):長門市役所農林水産課による「長門市の水産業の概要と課題」に関する講演
・7月2日(水):川尻漁港にて乗船オリエンテーションと試乗、イカ釣り漁船「龍神丸」の船長へインタビュー(長門市で漁師として働くやりがいや難しさについて)、18時よりイカ釣りを体験
・7月3日(木):長門市内を観光(元乃隅神社・千畳敷)、18時より再びイカ釣りを体験
・7月4日(金):油谷青少年自然の家にて、地域の方々に向けて全日程の振り返りと提案を発表
※ 実施内容は変更となる場合があります。
※ N中等部は学校教育法第一条に定められた中学校ではありません。
◆体験学習プログラムについて◆
N高グループ、N中等部の課外授業として実施。日本各地の自治体・企業・専門機関等と連携して多種多様なプログラムを実施し、普段の授業・映像授業だけでは得られないリアルな経験から生徒の知見や将来の可能性を広げられる機会を提供しています。近年では地方自治体、企業・団体と事業連携協定を締結し、共同でプログラムを実施することで、地域社会・産業の発展や地域人材の育成を目指す取り組みを進めています。
【体験学習の実施例】
https://nnn.ed.jp/learning/extracurricular_activities/workexp/