KADOKAWA・ドワンゴが創るネットの高校

マイページログイン
課外学習・体験学習

この記事をシェア

XFacebookLINE

【体験学習レポート】理系女子の学びとは? 東北大学「AI研究体験&キャンパスツアー」

【体験学習レポート】理系女子の学びとは? 東北大学「AI研究体験&キャンパスツアー」

このブログは、N高等学校ネットコース3年(※2026年3月時点)、大塚萌絵さんが執筆しました。


2026年2月10日、東北大学にて「『理系の学び』をのぞいてみよう!AI研究体験&キャンパスツアー」を開催しました。
本プログラムは、最先端の研究現場や女性研究者のキャリアに触れ、理系分野での学びを具体的にイメージするきっかけ作りを目的としています。当日はN高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ)、N中等部から16名の生徒が参加しました。

■東北大学の模擬講義を受講

東北大学言語AI研究センターの赤間怜奈助教による模擬講義「AIの仕組みを知ろう、作ってみよう」を受講しました。近年急速に普及した「ChatGPT」等の生成AIがどのような過程を経て発達し、どのような仕組みで対話を実現しているのか、その背景について解説が行われました。

続く演習では、AIの学習を「入力と出力の関係から関数(規則)を推測すること」と定義。生成AIは入力された指示に対し、学習済みの規則に基づいて「最も確率の高い言葉」を返す仕組みであることを学びます。日常的に利用している技術の裏側を知る貴重な機会となり、生徒たちは熱心にメモを取りながら講義に聞き入っていました。



実習では「Google Teachable Machine」を活用し、ジャンケンの手を判別するAIの作成に取り組みました。各自が手の画像を50枚ほど撮影して学習用データを作成。角度の調整や反対の手のデータを加えるなどの試行錯誤を重ね、判別精度の向上を図りました。参加者からは「チョキとパーを正確に区別させるのが難しい」「この角度でも撮影しておけばよかった」といった具体的な気づきの声が上がっています。



赤間先生からは「AIの特性を正しく理解し、有効に活用するためのスキルを身につけてほしい」と、次世代を担う生徒たちへエールが送られました。

■研究室の見学と交流

講義後は、赤間先生が実際に研究を行っている研究室を訪問しました。現役の大学生や大学院生と交流する機会も設けられ、実際の研究環境を肌で感じるひとときとなりました。



■東北大学工学部と女子学生支援の紹介

有働恵子教授からは東北大学工学部の現状に加え、女性研究者の育成に向けた支援体制についても詳しくお話を伺いました。1日を通した体験により、参加者の工学部に対する関心はさらに深まったようです。



▼参加者の感想

  • 「想像以上に女子学生が多く、安心感を得ることができました
  • 「以前オープンキャンパスにも参加しましたが、今回はさらに工学部に特化した知識を得ることができました」
  • 「理系・文系と決めつけず、何事もまず知ってみる、学んでみることの大切さを実感しました」
  • 「AIの話は人間の話し方や言葉の構造に深く関わっており、何よりAIの仕組みが、私たちが普段学んでいる数学などで構成されていることがよくわかりました」




今回の体験プログラムを通じて、生徒たちは技術の裏側にある理論や、研究者というキャリアのリアルを肌で感じることができました。

N高グループでは、今後も大学や研究機関と連携した多様な学習機会を提供し、生徒一人ひとりが自身の進路を主体的に描けるようサポートを続けてまいります。

この記事をシェア

XFacebookLINE