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「アプリ甲子園2024」の一般開発部門にて
N/S高生の作品が「優勝・総務大臣賞」と「Cygames賞」を受賞

「アプリ甲子園2024」の一般開発部門にて N/S高生の作品が「優勝・総務大臣賞」と「Cygames賞」を受賞

2024年11月17日(日)に開催された、「アプリ甲子園2024」決勝大会にS高等学校・2年の伊藤璃乃さんとN高等学校・2年の宇枝礼央さんが出場し、一般開発部門で伊藤璃乃さんが「優勝・総務大臣賞」宇枝礼央さんが「協賛企業賞:Cygames賞」を受賞しました。

アプリ甲子園は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的として、2011年より開催している日本最大級の中高生向けのアプリ・Webサービス開発コンテストです。
企画力と技術力を競う「一般開発部門」、協賛企業から提示された課題に対してアイデアを企画・提案する「アイデア部門」の2部門に今回からAIをコア機能とした企画・技術力を競う「AI開発部門」が加わり、3部門で審査が行われました。

伊藤さんが開発したアプリ「mappy」は、場所と思い出を繋げることができる共有アプリです。最終審査ではUI・UXデザイン96点、実装力など技術面が実装力98点という高得点をマークし、「実社会ですぐに活躍できるレベル」と特に高く評価され、優勝・総務大臣賞を受賞しました。

また、宇枝さんは大会史上初の同一開発者による2作品が最終選考に選ばれ、自分の手をコントローラーにして操作するアドベンチャーゲーム「Puppeteer」がCygames賞を受賞、「四次元の回転」をテーマにした新感覚迷路ゲーム「ヨジくる」が入賞という輝かしい結果を残しました。※宇枝さんは、N/S高研究部に所属しています。

◾️受賞作品・講評

伊藤 璃乃さん
mappy(優勝・総務大臣賞)

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/mappy/id6557069354
自身の体験をもとに開発を行い、それをきちんとした形でリリースしており、自己使用に留まらず、多くのユーザーが共感し活用できる仕組みを作り上げています。
「エモい」をテーマにした本アプリは、単なる思い出の共有に留まらず、時間の経過までも共有する斬新なアイデアを取り入れ、テーマに沿った「エモい」素晴らしい作品となっています。
また、アプリの操作性を高めるUI/UXのデザイン力や、コードの完成度を裏付ける実装力においても高得点を獲得しており、プロジェクトとしてだけでなく、アプリケーションとしての完成度も非常に高いと評価されました。

<伊藤 璃乃さんコメント>

受賞ができ、とても嬉しかったです!アプリ開発を始めて半年間、毎日アプリの未来を思い描きながら開発に取り組んできた努力が結果として現れてとても感動しました。自分のアプリの可能性を信じて向き合い続けた結果が、このような形で実を結んだと感じています。
ただアプリを開発するだけでなく、企画やコンセプトを完成させ、自分のアプリの世界観をしっかりと伝えられるよう努力しました。
アプリ甲子園ではプレゼンテーションで企画力が審査されるため、伝える力の重要性を改めて痛感しましたが、周りの人たちからフィードバックをもらい、何度も改善を重ねて乗り越えることができました。
自分の目指していた目標を達成するための努力に結果がついてきたことで、将来自分の目指している世界を実現できるという自分の中の大きな自信につながりました。

今後は大学に進学し、より広い世界を見てさまざまな経験をしたいと思っています。
そして、自分の理想の世界を実現するために、さらに努力を惜しまず頑張りたいと思います。
人間としてもエンジニアとしても成長を重ね、自分の未来を自分の力で切り拓けるように頑張りたいです!
今回のアプリ甲子園優勝で止まらず、これからも色々なことを頑張っていくのでぜひ応援してください!
もっともっと自分の世界をたくさんの人に見てもらえるように頑張ります!
Xでどのようなことをしているのかを詳しく見れるのでぜひご覧ください。
https://x.com/rino7tech


宇枝 礼央さん
Puppeteer(Cygames賞)

自身の5本の指で操り人形のようにキャラクターを動かすアイデアは非常に斬新で、これまでにない独創性や新規性が高く評価されました。さらに、キャラクターだけではなく音楽まで全て自身で制作したオリジナリティに溢れた作品になっています。

ヨジくる
四次元という難解なテーマを用いたオリジナルの迷路ゲームは、数学的な観点が色濃く反映されています。そのロジカルな構造は審査員である大学教授からも高く評価されており、独創性や新規性の面でも非常に高い評価を得ました。


<宇枝 礼央さんコメント>

アプリ甲子園は中学2年生の時に出場し、もう一度出たいと思っていたのでファイナリストに選ばれ、さらに2作品とも選んでいただいてすごく嬉しかったです。
Cygames賞は、初めて出場した小学6年生の時から目指していた賞だったので、言葉にならないくらい嬉しかったです。どの作品でも、思いついたことを人に伝えることに苦労していますが、周りの人たちのフィードバックを柔軟に受け止めつつ、自分の大事にしたいとこは貫く気持ちで制作しながら乗り越えられました。

これからも、今までと変わらず興味をもったことや楽しいと思うことを調べたり考えたりしながら、世の中にないものを作れるように成果や努力を心がけていきたいです。
面白いことを学んだり実践できる環境に出会い、自分のやりたいことに夢中になった結果が進路につながっていくといいなと思っています。
ゲーム制作の他に、研究活動もしているのでそちらにも力を入れていきたいです。



◾️アプリ甲子園2024 結果
https://applikoshien.jp/2024result

◾️アプリ甲子園2024 決勝大会の配信映像
https://www.youtube.com/watch?v=FNs1aJDYn6Y

◾️「セイシュンアプリ ~第14回アプリ甲子園~」
2025年1月13日(月)10時05分~10時35分
テレビ東京系列6局ネットにて放送予定

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