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市川綾音さん、全世代型社会保障改革に関する総理と現場との意見交換会に参加

市川綾音さん、全世代型社会保障改革に関する総理と現場との意見交換会に参加

 

2019年11月20日(水)に行われた「全世代型社会保障改革に関する総理と現場との意見交換会」に唯一の高校生として、ネットコース3年の市川綾音さんが参加しました。

 

「私は、今年から通信制のN高に転校しました。以前は、大学附属の高校に通っていました。転校することは、かなり悩みましたが、海外の大学に進み、海外で働きたいという自分の夢を実現するため決断しました。周囲からはネガティブな言葉は受けませんでしたが、友達などからは『どうして?』と驚かれる声がありました。

 

N高では、単位取得授業の他、中国語など興味に応じて様々な選択型プログラムをネットで受講しています。他にも、オックスフォード大学のプログラムや、職業体験にも参加しました。先日はN高を代表してトークショーに登壇したりと、大変貴重な体験をしています。

 

職業体験に参加した際、とても心に響く言葉をいただきました。それは、『自分の人生を決め、歩んでいくのは自分であって、その場、その時、自分がやりたいことをやるのが一番。それが周りの人がどう思おうと、周りの人から何を言われようと、人は人。自分が正しいと思えば貫けばいい。』という言葉でした。自分のやりたいことをやろうと、決めてこうしてきましたが、自分が考えていたことは正しかったのだと勇気をもらいました。

 

私は高校生や大学生が、自分の学びについて、自分の考えをしっかり持てるようにする機会が重要だと思います。さらに私のように、自分のやりたいことを選び自分を貫いている高校生がいるということを知ってもらう機会があれば良いなと考えています。

 

社会保障に関してですが、例えば年金については、まだ、話題になることもなく、身近なものではありません。そのため、そもそも自分が年金について考える機会もありません。しかし、明るい未来を描くには、学生でも年金や生きていくために必要な資産について考えを深める機会が必要だと考えます。また、現在の制度が、今後どのようになっていくのか、大人の皆さんがどう考えているのかも知る機会があれば良いなと考えています。」と堂々とスピーチを行いました。

 

安倍総理からは、「通信制高校というのは、イメージが変わったんだと思いました。ネットを活用して、世界とも繋がってしまうことなんだということですね。世界の様々な講座も取ることができる。

 

~(通信制高校に対して)偏見もある中で、飛び込んでいくというのは中々勇気があって、そういう人が世の中変えていきますから、頑張ってもらいたいと思います。」と激励をいただきました。

 

 

 

 

令和元年11月20日 全世代型社会保障改革に関する総理と現場との意見交換会 | 令和元年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ

 https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201911/20zensedai.html

 

※市川さんの発表は、議事録(動画)40分38秒から様子をご覧いただけます。

※トップの画像出典:首相官邸ホームページより

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