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通信制高校とサポート校の違いとは?
役割の違いや高卒資格の有無をわかりやすく解説

通信制高校とサポート校の違いとは? <br>役割の違いや高卒資格の有無をわかりやすく解説

通信制高校とサポート校の違いは?

毎日学校に通う全日制高校と異なり、自分のペースで単位を取得できる通信制高校。通信制高校への入学を検討する際、サポート校への入学もあわせて勧められることがあります。

通信制高校とサポート校は、目的・運営主体・取得できる資格に大きな違いがあります。とくに重要なのは、「高校卒業資格(以下「高卒資格」)が取得できるかどうか」という点です。両者の特長をしっかり把握したうえで、学校選びを進めましょう。

 

通信制高校とはどんな学校?

通信制高校は、全日制・定時制と同じく所定の単位を取得することで高卒資格が得られる学校です。学校教育法に定められた正規の高等学校であり、卒業すれば学歴は「高校卒業」になります。

全日制や定時制の多くは、平日に学校へ通いクラスメートと授業を受けながら単位を取得していきます。一方、通信制高校は次の3つの方法で学習を進めます。

 

  • レポート提出:自宅などで学習し、郵送またはインターネットでレポートを提出する
  • スクーリング:学校などで授業や特別活動の面接指導を受ける
  • 単位認定試験:テストを受けて単位を取得する

       

全日制高校と比べると学年に縛られにくく、自分のペースで学習を進められることが通信制高校の大きな特長です。個々の状況や生活リズムに応じて柔軟に単位取得を進められます。

サポート校って何?

サポート校は、通信制高校に在籍する生徒を学習面や生活面で支援することを目的とした、民間の教育機関(学びの場)です。学校ではなく、塾や予備校に近い立ち位置と考えるとわかりやすいでしょう。

サポート校は大きな駅など交通の便が良い場所に設けられていることが多く、講師やカウンセラーが所属しています。主なサポートの内容は以下のとおりです。

 

  • レポート作成や学習内容の指導・授業
  • 学習計画や生活リズムの相談
  • カウンセラーによる精神的なケア
  • 通学を通じた仲間との交流の場づくり

 

【注意】通信制高校とは別に費用がかかります

サポート校に入学する場合、通信制高校の学費とは別に、サポート校の費用が必要です。通学日数はサポート校によって週1〜5回程度と幅があり、費用もさまざまです。入学前に必ず確認しましょう。

最も大きな違いは、「高卒資格」を取得できるかどうか

通信制高校では高卒資格が取得できますが、サポート校だけでは高卒資格は取得できません。これが両者の最も重要な違いです。

高卒資格は、学校教育法が「高等学校」として認可した教育機関でのみ取得できます。サポート校はこの認可を受けていない民間の教育機関であるため、どれだけ熱心に通っても、サポート校単独では高卒資格を得ることができません。高卒資格が必要な場合は、通信制高校・全日制高校・定時制高校のいずれかに在籍することが必要です。

 

高校卒業程度認定試験(以下「高卒認定」)とは

もう一点、学校選びの前に把握しておきたいのが「高卒資格」と「高卒認定」の違いです。似た名前ですが、内容が異なります。

高卒資格

高卒認定

取得方法

高等学校を卒業する

高卒認定試験(年2回)に合格する

学歴

高校卒業

中学校卒業(変わらない)

証明できること

高校を卒業したという学歴

高校卒業程度の学力があること

高卒認定は大学受験資格を得るなどの目的で活用できますが、高卒資格とは異なり、学校を卒業した学歴としては扱われません。そのため、最終学歴は「中学校卒業」となります。進学・就職において「高校卒業」という学歴が必要かどうかを事前に確認したうえで判断しましょう。

 

N高グループ(N高等学校・S高等学校・R高等学校)は高卒資格が取得できる

N高グループは学校教育法第一条に定められた高等学校です。全日制と同じ「高卒資格」を取得することができます。

通信制高校とサポート校は誰が運営しているの?

通信制高校は学校教育法に基づく公立または私立の高等学校、サポート校は学校教育法の認可を受けていない民間の教育機関です。この運営主体の違いが、費用・方針・支援内容のばらつきにつながっています。

 

通信制高校の運営主体

学校教育法によって認可されている通信制高校は、公立と私立に分かれています。公立の場合は都道府県・市区町村などの地方自治体が、私立の場合は学校法人が運営主体になることが多いです。この違いにより、公立と私立では学費・校則・校風などに差がみられます。

 

サポート校の運営主体

サポート校は学校教育法に認められていない民間の教育機関です。通信制高校を運営する学校法人がサポート校を設置しているケースもありますが、塾や予備校を運営する民間法人が運営していることも多くあります。そのためサポート校ごとに支援内容・通学スタイル・費用に大きなばらつきがあります。利用を検討する際は、複数のサポート校をよく比較したうえで判断することをおすすめします。

通信制高校とサポート校を上手に利用しよう

全日制・定時制と同じように高卒資格が取得できる通信制高校と、その卒業をサポートするためのサポート校。それぞれの役割が異なるため、目的に応じて上手に組み合わせることがポイントです。

また、通信制高校・サポート校ともに運営主体によって教育体制や費用はさまざまです。生徒・家庭の状況やライフスタイルに合った学校を選ぶために、複数校を比較検討しながら進めていきましょう。

 

N高グループのサポート体制

N高グループは学校教育法第一条に定められた高等学校です。全日制と同じ「高卒資格」を取得することができます。

 

N高グループでは、「ネットコース」のほか、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスで学ぶ「週5・週3コース」「週1+コース」を用意しており、自分に合った学び方を選ぶことができます。

 「ネットコース」では、自分のペースでネットを活用しながら、高卒資格の取得に必要な学習を進められます。「週5・週3コース」、「週1+コース」では、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスを選択でき、メンターのサポートを受けながら学びます。「週1+コース」は、週1日の通学を基本とし、自分のペースを大切に学習を進められることが特長です。

 

学習の不明点はリアルキャンパスはメンターやTA※に、オンラインキャンパスは月〜金曜日の時間内にメンターやTAがいる「Nラウンジ(ネットの学習室)」で質問できます。ネットコースの生徒も、メンターとICTツールで連絡が取れるほか、N高グループ生のために開発されたオリジナル学習システム「ZEN Study」のフォーラムで質問できます。また、三者面談などの機会もあります。

 

N高グループにはサポート校に通わなくても、生徒をサポートする仕組みが整っています。

※メンターとは、生徒の学びや進路実現に向けたサポートをする教育スタッフ。N高グループでは、所属コースにかかわらず全ての生徒に複数のメンターがつき、相談内容によって最適なメンターを配置しています。

※TAとは、「ティーチング・アシスタント」の略です。メンターのサポーターとして生徒に伴走することで、生徒が最後まで“やりきれる体制”を整えています。

この記事のポイント

  • 高卒資格が取得できるのは通信制高校のみ。サポート校単独では高卒資格は得られない
  • サポート校は通信制高校に通う生徒の学習面や生活面を支援する民間の教育機関(塾・予備校に近い位置づけ)
  • サポート校に入学する場合、通信制高校の学費とは別に費用がかかる点を必ず確認する
  • 高卒資格と高卒認定は異なる。学歴として「高校卒業」が必要かどうかを事前に確認する

よくある質問

  • サポート校だけに通えば高卒資格は取れますか?

    取れません。サポート校は学校教育法上の「高等学校」ではないため、高卒資格を発行できません。高卒資格を取得するには、通信制高校・全日制高校・定時制高校のいずれかに在籍する必要があります。

  • 通信制高校とサポート校は同時に入学するのですか?

    サポート校に入学する場合は同時入学のパターンが一般的です。ただしサポート校への入学は任意であり、通信制高校の学費とは別に費用が必要になります。通信制高校だけで卒業することも可能ですので入学する通信制高校の制度も考慮し判断してください。

  • 高卒資格と高卒認定はどう違いますか?

    高卒資格は高校を卒業することで得られ、学歴は「高校卒業」になります。高卒認定は年2回の試験に合格することで「高校卒業程度の学力がある」と証明されますが、高卒資格とは異なり、学校を卒業した学歴としては扱われません。そのため、最終学歴は「中学校卒業」となります。進学・就職の際に必要な条件を事前に確認しておきましょう。

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