そんな、大人になっても鮮明に思い出される高校生の夏休みを充実させるべく、柏キャンパスでは特別なイベントを実施しました。
それは「メンターのTシャツ作り」です！

夏休み中のキャンパスという少し特別な場所で行った1日限りのこのイベント。
毎年秋頃に全国の各キャンパスで行われる「キャンパスフェスティバル」でメンターが着用するTシャツを、生徒にデザインして描いてもらいました。

メンターからの要望は1つ、「メンターへ愛を込めてデザインしてね」です。
生徒のやる気を引き出すために考えたテーマですが、これが生徒同士の会話の布石になっていきました。


今回は柏キャンパスのメンター4人分のTシャツをデザインしてもらうため、夏休み前にこのイベントについてアナウンスしたり、夏休みの自由登校日にキャンパスへ来ていた生徒へ声をかけたりして参加を呼びかけました。
そんな中集まった生徒たちは、真っ白なTシャツを前にして、最初は緊張していましたが、いざ描き始めると制作が止まらなくなっていました！

全体のデザインを考えてから描き始める生徒、ぶっつけ本番で描き始める生徒、それぞれが好きなように筆を走らせ、オリジナルのTシャツを作り上げていきます。

通学コースにはクラスという概念がなく、メインメンターが同じという共通点を持ちながらも話したことがない生徒同士がよくいます。
しかし、今日はそれぞれのメンターのTシャツをデザインしたことにより、普段話さない生徒同士の交流が生まれました。「こっちにこれ描いていい？」「え、これ凄くかわいいね！」「私のメンターは春生まれだから桜を描こう！」など、コミュニケーションを楽しみながらデザインしている様子が見られました。

また、メンターに対して、「似顔絵描くのでこっち向いてください！」「何色が好きですか？」「こういったものを描いてもいいですか？」「猫好きって聞いたので描きました！」など、直接質問や依頼をしながら描かれたイラストもあり、作品から最初に制作のテーマとして伝えた「愛」を感じて、メンター一同嬉しく思いました。

ここで、完成したTシャツの一部を公開します！

このTシャツを着て参加するキャンパスフェスティバルがとても待ち遠しいです。

参加した生徒に感想を聞いてみると、「なんとなく学校へ来てみたが、Tシャツ作り楽しかった！」「初めての経験だったので参加してよかった」などと答えてくれました。みんなで1つのものを作り上げることの楽しさを感じてくれたようです。
受験勉強のための自主学習で登校していた生徒も、「息抜きになったし、和気あいあいとできてよかった」と笑顔で伝えてくれました。


夏休みが終わる、と考えると少し寂しい気持ちになるかもしれません。
このイベントが、夏休み明けの登校をプレッシャーに感じずに、楽しみな気持ちで登校してくれるきっかけになっていたら嬉しいです。


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