N高等学校・S高等学校 ネットの高校ブログ

コロナ禍における留学
2週間でリスニング能力もコミュニケーションスキルも大幅アップ
「フィリピンバーチャル留学Program2021夏」開催

 

2021年8月16日(月)から8月27日(金)まで「フィリピンバーチャル留学2021夏」が開催されました。今回で2度目の実施となり、N/S高、N中等部の生徒を対象に約60名の参加者が募り、2週間のプログラムがスタートしました。

 

■初日オリエンテーション&ワークショップ   

初日のオリエンテーションでは、これから始まるレッスンの心構えを込めた“BELIEVE”という熱いメッセージが、フィリピンの講師から贈られました。2週間後の成長が楽しみです。

 

このプログラムは、語学の習得に加えて「オンライン上での留学」とはいえ留学の醍醐味でもある「異文化理解の向上」も目的のひとつです。

School With 太田氏よるフィリピンの文化、社会問題についてのワークショップが初日に行われました。「フィリピンはどこにあるの?」という基礎的な情報から始まり、主要産業や食べ物など、日本とは異なる文化や生活水準の違いなどについても学びました。

 

授業の様子

この留学の基本的な平日の授業のスケジュールは、7コマ(1コマ40分)。現時点での英語力に応じた個人レッスンが3コマとレベル別に分かれて行われるグループレッスンが2コマ、みんなで自習を行う時間が2コマ用意されております。

 

朝会

留学生活の一日は朝会から始まります。生徒たちは9:50から始まる朝会に合わせて集合し、出欠確認をします。出欠確認後に一日の連絡事項の伝達があり、その後いよいよ授業が始まります。

 

授業

「11Talk」という専用サイトにログインし、授業で使うテキストや各々のスケジュールをチェックし、授業が始まります。

 

個人レッスンは、陽気なフィリピン人講師とマンツーマンですべての会話が英語で進められます。

生徒一人一人に合った英語力で学習を進めることができました。グループレッスンはレベルごとに分かれ、3〜5人の少人数で授業が進められます。

 

毎日の学習の題材は「SDGsについて」。今回初めて取り入れたSDGs(※1)についての教育。英語で学ぶ難しさもあったものの生徒たちは、興味を持って新しいことに挑戦していました。

※1「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。貧困問題や健康・福祉、エネルギー政策や経済成長、環境保全などに関する17の目標、およびそれを達成するための169の具体的なターゲットが掲げられており、国連加盟国が2016年から2030年の15年間で達成することを目指し、2015年9月の国連サミットで採択された。

 

グループレッスンの一環としてバーチャルツアーも実施されました。

オンラインを通してフィリピンの生活に触れられるプログラムで、生徒たちも楽しんでいた様子。下の写真で見られるカラフルな乗り物は、フィリピンの人々の日常生活の足として利用されるジプニーと呼ばれる乗合バスです。

 

 ■アクティビティとインベント

放課後のアクティビティとして8月18日(水)に”Express Your Home”「自宅自室にある物を使って、みんなで英会話を楽しもう!」が行われました。

自宅にある大切なものや捨てるに捨てられないものを英語で紹介するという内容で、英語でコミュニケーションをはかる楽しさを体験しました。

この日は普段のレベル別のグループではない仲間たちとのグループアクティビティでした。はじめはドキドキしていたようですが、普段の授業とは、違うメンバーとの交流を深めるきっかけとなりました。

 

8月25日(水)にはトークイベントも行われ、環境NGO(環境保護問題に取り組む民間非営利団体)で活躍する方をお招きし、環境保全やソーシャルビジネスについて勉強する機会も設けられました。

 

コーディリエラ山岳地方という、ルソン島の北部の山岳地域に住む人々の日常生活について教わりながら、彼らがどのように生計をたて、どのように農業に取り組んでいるのかといった話を聞きました。

その中で「フェアトレード(※2)」についても学びました。道路が整備がされておらず、徒歩での移動が必要なコーディリエラ山岳地方でのコーヒー豆の栽培、そのために必要な経費を学び「フェアトレードのための」適正販売価格とは、ということを実際の現地での栽培から販売までのプロセスを、写真を通して知ることができました。

※2 途上国の生産者と経済的・社会的に強い立場にある先進国の消費者が対等な立場で行う貿易のこと。適正な賃金の支払いや労働環境の整備といった点にも目を配り、貿易を行なうことで生産者の生活向上を図る。

 

オンライン留学のメリット(=どこでも気軽に訪問できる)を活かし、本来なら訪問できないような地方での生活を学ぶことができました。

 

卒業式(最終日)     

最終日は、英語のレベルテストとプログラムの集大成として「私の好きなコト/モノ」をテーマに各自が準備した英語でのスピーチを行いました。

 

みんな密かに(?)しっかり練習していたようで、自分の好きなことや物について、時には実物を見せたり、写真を見せたりしながら、一生懸命説明してくれました。「Me too!!」などという賛同の声が聞こえたり「Why do you like that?」という率直な質問も!

 

卒業生代表スピーチ

卒業生代表スピーチを行ってくれた2名は、なんと自ら立候補をしてくれました!

 

 

何度も原稿を書き直し、留学課のスタッフと練習しました。

卒業式では、堂々とこの2週間で学んだこと、成長できたこと、難しく感じたけど頑張ってよかったことなど。このプログラムに参加できた喜びと感謝の気持ちなどを語ってくれました。

 

2人の心からの気持ちがスタッフ一同にも伝わり、感動の一コマでした。

卒業式では参加者全員への修了証書授与、グループ授業において最も貢献してくれた生徒に贈られるMVPの発表、皆勤賞の発表が行われました。

 

皆勤賞は、1日7コマの授業に加え、毎朝の朝会や全3回行われたアクティビティも含めて、一度も欠席しなかった生徒へ贈られました。

皆勤賞を受賞した生徒はなんと17名!

全体の平均出席率も88%と非常に高く、参加前と最終日に実施したテストの点数を比較すると参加者全員の英語力がアップしているといううれしい結果も!

何よりも、卒業式の時の生徒たちの笑顔がとても輝いていて達成感が伝わってきました。

 

英語漬けの2週間のプログラムをやり遂げ、笑顔いっぱいのみなさん。

 

最後に参加者から寄せられた感想をご紹介します。

 

■N高2年

私はこの留学プログラムに参加して、2週間前の自分よりさまざまな面で成長できたのではないかと感じています。2週間、英語漬けの毎日を過ごすことができ、英語力を大幅に伸ばすことができました。特に、英語でコミュニケーションをとる力が伸びたと思います。はじめは、英語で発言することを恥ずかしがったり、ためらったりして、なかなか積極的に授業に参加することができていませんでした。ですが、拙い英語だったとしても、伝えたいことがあるなら何かしら表現しようとすることで相手は理解してくれました。クラスメイトや先生方がとても優しく親切で、たとえ単語を並べるだけで文になっていなかったとしても、言いたいことを理解してくれました。みんなのおかげでだんだん楽しく授業に参加できるようになったし、自分の思いを英語で表現することができるようになりました。

また、この留学プログラムのスタッフの方々は、わからないことがあった時にとても丁寧で迅速な対応をしてくださったのでありがたかったです。初めてで不安なことが多かった中、とても安心感がありました。

 

 ■N高 1年

私は、フィリピンバーチャル留学に参加して、リスニングの力やスピーキングの力が成長したと思います。最初はレッスンの先生方の言葉をよく理解できなかったけど、どんどん聞きとれるようになって、最後の1週間は会話がスムーズに楽しくできたと思います。

また一番思い出に残っていることは、グループレッスンと1on1レッスンです。先生も一緒のグループの人もみんな優しくて、面白くて、自分の趣味のことなどでとても盛り上がりました。また、出来ていない発音や文法についてもしっかり教えてもらえたので、次回の授業に生かすことができてとても良かったです。そして、出来たときはたくさん褒めてもらえたので自分のモチベーションアップにつながったと思います。放課後交流会もお友だちとたくさん話せて楽しかったです。新しいお友だちもできました。本当に2週間ありがとうございました。先生方のサポートがとても支えになりました。これからも英語の勉強を頑張りたいと思います。

 

■S高2年  

今回フィリピンバーチャル留学に参加して、英語についてはもちろん、さまざまな考え方や文化についても学ぶことができました。初日はとても緊張していましたが、どの先生も優しく、明るくてとても楽しく授業を進めることができました。授業を通して、先生とたくさん会話することでリスニング能力が、また課題のエッセイや授業の予習復習を通じてライティング能力がアップしたと思います。また、授業の中で自分から質問したり、発言することができるようになりました。ただ情報を受け取るだけではなく、能動的に授業を受けることが少しだけできるようになった気がします。

以前と比べて、英語力がとても伸びたというよりは、英語で話すことへの抵抗がなくなってきたと思います。授業の中で言いたいことが英語にできず、何度も調べなくてはならず、もっとたくさん語彙を身につけてから参加したらよかったと後悔したので、これから参加する人にはできるだけ多くの単語を使えるようにしておくことをお勧めしたいです。先生方から、日本とは異なる考え方を聞くことができて、今後たくさんの人とコミュニケーションが取れるよう、英語はもちろん他の言語も勉強していきたいと思いました。チャレンジすることは大切だと実感しました。

 

■N中等部2年

2週間という短い期間でしたが、私はこの留学に参加することによってたくさんのことが学べてとても充実した2 週間になりました。この留学を通して貧困など世界の問題やフィリピンの文化など勉学的なことはもちろん、勇気を出して放課後交流会に参加したことによって得られた自信や友だちなど、勉強とはまた少し違った学びができました。たったの2週間かもしれないけど私にとっては人生のとっても大きなきっかけを作ってくれたいい機会だったと思います。

 

■N中等部2年

僕は最初は全然英語を話すことができなかったけど、フィリピンバーチャル留学を通してだんだんと英語が話せるようになりました。僕の英語力は、この2週間でとても向上したと思います。一番思い出に残っている出来事は、最後の卒業式です。いろんな先生からメッセージがあったり、卒業証書をもらったり、皆勤賞をもらったり、MVPが発表されたり。いろんなことがあってとても思い出に残っています。もっと質問に答える時間を短くしたほうがよかったかなと思います。これから、英語の発音や、文法などを勉強したいと思います。

 

初日は少し緊張した様子の生徒も見られましたが、日を追うごとに積極的に英語でコミュニケーションをとるようになり、英語を使うことへのためらいが減っていくのがわかりました。

参加した生徒たちがインターネットを通して国を超え、英語を駆使しながら他文化を理解していく様子から、たった2週間にもかかわらず大きな成長が感じられました。

 

卒業式の時の生徒たちの目の輝きを見て、この2週間の経験はとても有意義なものとなったことは間違いないと確信しています。

今後も生徒たちが海外に目を向け英語を駆使していろいろな国の人たちとコミュニケーションを取れるようになるために応援していきたいと思います。

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