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N高クイズ研究会、沖縄県竹富町と1,960km離れたクイズ選手権を開催

~インターネットを使って遠隔地の小中学生とクイズで交流~

N高クイズ研究会、沖縄県竹富町と1,960km離れたクイズ選手権を開催

 

N高クイズ研究会は、1月20日(日)に開催された、竹富町海洋シンポジウム「隔ての海を結びの海に~ゆんたく島つなぎ~」において、沖縄県竹富町の5つの小中学生と中継を繋ぎ、「竹富町・ふるさと発見!小中学生クイズ選手権」(一般社団法人日本クイズ協会監修)を開催しました。クイズ選手権はファーストステージ「これが解けるか!オリジナル3択クイズ」とセカンドステージ「N高からの挑戦状!全員一斉クイズ」の二段階で構成され、優勝賞品「東京ディズニーランド2泊3日の旅」の獲得をめざし5チームがクイズで競い合いました。

 

12月6日、「竹富町・ふるさと発見!小中学生クイズ選手権」の本番に向けて、初めてクイズを作る竹富町の小中学生に向けてクイズ作家・日高大介さんをお招きしたワークショップを実施しました。

ワークショップは東銀座のN高会議室と竹富町の各校をインターネットでつなぎ、ビデオチャットツール「zoom」を使って3択クイズの作り方を学びました。解答者が答えを聞いたときに「へぇ~!」と驚くような情報が入っている問題がよいクイズなのだそうです。この日学んだことを活かして、次回までに各校10問クイズを作成し、日高さんの添削に臨みます。

 

 

12月18日・12月20日の2回に分けて1校ずつ日高さんによるクイズの添削を行いました。添削では、質問の文末の表現から、問題文を耳で聞いたときにわかりやすいか、選択肢の順番などプロ目線から指導をいただき、クイズの精度を高めてゆきました。ひっかけ問題を作る際に、沖縄では有名だが、東京では知られていない言葉や風習から「その選択肢にするとみんなわかってしまうよ」と竹富町の子たちからも意見を出し合い1問1問作り上げてゆく過程もみられました。

 

 

1月20日、本番は生放送が押し16時頃からスタート、視聴数10,692人と大盛況の中行われました。ファーストステージ「これが解けるか!オリジナル3択クイズ」では、1チームあたりクイズを3問出題。正解したチームに10ポイント、全チーム不正解の場合は出題チームに10ポイント入ります。3択クイズは「竹富町にまつわるもの」を題材に作成され、白浜小の「竹富町のちょうちょうではないものは?(1)あかしょうびん(2)もんしろちょう(3)にしおおますこうじゅん」という問題の解説で、「1は竹富町の町鳥(赤翡翠)、3は竹富町の町長(西大舛髙旬)、よって正解は2」と「ちょうちょう」とあえて平仮名で表記したところでのひっかけ問題に一同「へぇ~!」と盛り上がりました。

セカンドステージ「N高からの挑戦状!全員一斉クイズ」では2問出題され、全チーム正解。総合の結果は、150ポイントで竹富小中学校が優勝、面白いクイズを作った白浜小には日高賞が送られました。

 

テクノロジーの進化により、場所が離れていても円滑にコミュニケーションが取れるようになりました。今回はクイズを通して訪れたことのない竹富町のことを楽しみながら深く知り交流することができました。今後もN高は“ネットの高校”としてインターネットを使った活動を通し、生きた学びを体験する機会を提供するとともに、地域交流や地域活性化にも取り組んでいきます。

 

 

<日高大介さんからのコメント>

クイズのプロでは作れない沖縄の竹富町ならではの発想で作られた問題が非常に多くて、これは新しい取り組みというか新しいクイズの企画にこれからなりそうだなと思いました。離島のシンポジウムがあるんでしたら新たな島も交えて沖縄でもできますし、他の県とかでやっても楽しいような気がします。3択だけでも楽しめるんだっという新しいクイズの楽しみ方を発信できたと思います。

 

<吉田尚記さんからのコメント>

本人たちが(沖縄に生息する)魚の種類を当たり前に知っているのって小中学生のころはそれがすごいことだって気づいていないかもしれないのですが、大人になってすごいことだってわかる瞬間がきっと来るのだと思います。それがとっても素朴で面白かった。(竹富島で)1200年代から続いている種取祭とかに加えてほしいですよね。

 

<当日参加したN高クイズ研究会のメンバーからのコメント>

ただ一言、楽しかったです。いろいろな小学生や中学生による個性たっぷりな問題で、自分も高校生だが勉強になりました。発想が面白かったなというのが一番強かったです。

 

クイズって人柄が出るんだなっていうのがわかってその「人」を表すというか知識から出ているのが目に見えて面白かったです。とても良い雰囲気だったのでまたこのような機会があったらぜひ参加したいなと思いました。

 

普段関東に住んでいるので、なかなか機会がない沖縄の離島の子供たちと交流ということでとても貴重な経験をさせてもらえて嬉しかったです。しかも私の好きなクイズで交流できたので本当によかったなと思います。

 

 

<「竹富町・ふるさと発見!小中学生クイズ選手権」の概要>

【日時】2019年1月20日(日)15:40~17:00

【参加者】日高大介さん(クイズ作家)、吉田尚記さん(ニッポン放送アナウンサー・N高クイズ研究会特別顧問)

白浜小学校、船浦中学校、竹富小中学校、小浜小学校、上原小学校、N高等学校クイズ研究会

 

■沖縄県の離島をクイズでつなぐ! 日高大介がクイズ作成を指導/Quiz JAPAN

http://quizjapan.com/?p=5828

■クイズ作家・日高大介も驚いた、沖縄・竹富町の小学生たちが作ったクイズ問題とは?/Quiz JAPAN

http://quizjapan.com/?p=5875

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