N高等学校・S高等学校ネットの高校ブログ

2023/11/29

通学コース

【福岡】絆が深まるレクリエーションを考え出す精鋭たち

こんにちは、福岡キャンパスです！
10月から新入生が加わり、より一層賑やかな日々を過ごしています。

さて、通学コースでは生徒間の交流を深めるため、学校行事や放課後のイベントなど多くのレクリエーションが存在します。
今回は福岡キャンパスでレクリエーションを企画・運営してくれている「レク委員」と、その活動を紹介します。
今回協力してくれたのはレク委員の内田詠人さん、安元太久さん、朱雀美保さんの3名です。

レク委員の仕事は、放課後や長期休暇中に実施するレクリエーションを考え、その企画から運営までを行うこと。
レクリエーションを通して交友関係を広げたり、他の人の価値観を知ったりするきっかけにしてほしいという想いでレクリエーションを考案しています。

例えば、夏休みにはキャンパスでの作品展示会を開催した内田さんと安元さん。
開催のきっかけは、キャンパスの1人の生徒の「写真の展示会とかあったら良いなぁ」という発言でした。
福岡キャンパスにはカメラやイラストが好きな生徒がたくさん在籍しています。
その生徒たちから作品を募って展示できたら素敵だなと思った内田さんと安元さんは、展示会を企画し作品を募集。最終的に12名、45点の作品が集まりました。

夏休みの実施で準備期間も短かったため、作品集めはメンターも協力し、一体となって取り組みました。

「展示するだけではなく感想フォームを用意してはどうか」という意見を取り入れ、実施した結果、「光の使い方や淡い編集の仕方がとても上手だと感じた」「夏特有の青と空の澄んだ夕暮れがとても懐かしさを感じた」といった感想が集まり、作者への嬉しいフィードバックができました。

また、同じ教室でボードゲームを行えるスペースをつくり、作品を見てすぐに帰るのではなくボードゲームにも参加を促して、空間そのものを楽しめるように工夫しました。

レク委員の得意分野を活かした企画も実施しました。
朱雀さんが提案したのは「放課後お菓子パーティー」。
参加者が自作のお菓子やおすすめのお菓子等を持ち寄って、食べながら交流するレクリエーションです。
朱雀さんがお菓子パーティーをしようと思った理由は「お菓子を食べることはもちろん、作ることが大好きだったので、それを活かしたレクリエーションをしたかったのが1番の理由です。
また他校の友だちが学校でお菓子パーティーを実施していて楽しそうだったので、N高でもやろうと思い企画しました」とのこと。
やってみたい！と思ったことをすぐ実現できるのもレク委員の特権です。

福岡キャンパスは生徒会企画で導入が決まった「オフィスグリコ（※）」も設置しているので、その利用推進も兼ねたイベントとして実施しました。
※ 江崎グリコ株式会社が提供する置き菓子サービス。

パーティ開始直後は少しぎこちない雰囲気でしたが、時間が経つにつれ賑やかな雰囲気になり、想像以上に盛り上がりました。
自作お菓子にも注目です。

生徒からは、「第2弾も開催してほしい」という声や、「話したことのない生徒と話すきっかけになってとても楽しかった」という声があり、好評でした。

他にも個人の得意を活かしたレクリエーションや、変わりダネ企画も実施しました。

「初心者向け3Dプリンタ講座」は3Dプリンタの得意な生徒が先生になって、実際に3Dプリンタで作品を作ってみようという企画です。

「卓球大会」では、くじで決めたチームに分かれてリーグ戦を行い、盛り上がりました！

「そういえばまだ話してなかったよねデー」というものもあり、お題の書かれたカードを数珠繋ぎで回しながら、まだ話したことのない人に話かけにいく企画です。
共通の趣味に気づいたり、交友関係を広げたりするきっかけになりました。

レクリエーションを通して趣味が合うことに気づいた生徒たちや、新たに仲良くなった生徒たちも多く、お互いに誘い合って放課後にボードゲームで遊ぶ様子も多く見かけるようになりました。

最後に、今後のレク委員の活動予定と抱負を教えてもらいました。
内田さんは「レクリエーションの回数をどんどん増やしていきたいです。予定が合わなくて参加出来ない人もいるので、たくさん実施することで参加できる人を増やしたいです」と、意気込んでいました。
安元さんは「今はまだ先輩に引っ張っていってもらっている状態なので、自分も負けないように意見を出していきたいです。アイデアを考える力や発想力もつけたいです」と向上心を語ってくれました。
「生徒同士の距離感をグンッと縮めることができるようなレクリエーションを実施していきたいです」と熱く話してくれたのは朱雀さん。
福岡キャンパスには頼もしいレク委員がいてくれることに感謝です。